日本アカデミー賞最優秀作品賞を「パッチギ!」と
競っている、2005年キネマ旬報 読者選出ベスト1位の、
「ALWAYS 三丁目の夕日」を、やっと、観れた。
周りの座席から啜り泣きが聞こえてくる。
なかには、声を出してウゥウッと、泣いている人もいる。
こんなに泣ける映画は、初めてだった。
見ず知らずの観客たちと、何かを共感し、共有しあう。
西岸良平の原作漫画がいいのだろうか・・・。
山崎 貴監督、吉岡秀隆、小雪、堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、
そして子役が素晴らしい。
この作品は、日本人の、いや、人間のこころを優しくしてくれる。
観たあとで、こころが、“浄化”される。
人に対して、もっと優しくなろうと思う。
「THE 有頂天ホテル」の瞬間芸的な笑いも必要だが、
「男はつらいよ」の寅さんシリーズに代表される、松竹大船調の、
古典的泣き笑いは、これからはもっと必要だ。
構造改革、競争社会と
世の中は、もっともっと、世知辛くなる。
こんな世だからこそ、「ALWAYS 三丁目の夕日」に、
みんなが感動する。
PS、
予告編で、「力道山」が流れていた。
そして、本編でも“力道山”に会う。
昭和33年、 鈴木オートに、待ちにまったテレビが入ってきて、
そして、近所のみんなが集まって見ているのが、
力道山の空手チョップだ。
“戦後は、終わった”といいながらも、
力道山が、空手チョップで、
大柄なアメリカ人を、バッタバッタと倒すと、拍手喝さいだ。
戦後日本を元気にした「力道山」の映画が
近く上映される。
コメントありがとうございました。
“浄化作用”ありますね~。
見てるだけで心が優しくなる映画でした。
「力道山」とても楽しみにしているんです。
早く観たいです。