昨日の夜に汽車の予約が出来たので一安心。
ココインドネシアでは、ボロブドールでもそうでしたが、日の出前の5時前からイスラム教のモスクから大音量で拝礼のお祈り(subuh)が、あちこちから聞こえてきて嫌でも起こされてしまいます。都会ではモスクのお祈りとか無いのかなと思っていましたが、ジョクジャカルタでも毎日確実にこれで起こされてしまいます。やはりアルコール類は一切飲まない方が二日酔いに悩まされずに良いですね。
このホテルは朝ごはんが付いてないのですが、近くにも良さげなお店が見当たらず、1階のコンビニでの朝食です。
コンビニ朝食
今日は、ジョグジャカルタのもう一つの世界遺産であるプランバナン寺院群の見学に行って来ました。移動は前日覚えたGrobタクシーで、簡単につかまります。値段は89000ルピア。普通のタクシーだと大体1000円位だとの情報があったので、円安が進んでいるにも関わらず890円程度なので、こんなもんだと納得しています。
約45分程で到着してチケット売場を探すも、ここにも外国人は案外と少なくほとんどがインドネシア人で、みんな事前に入場料を支払っていてデータで入場券を受け取っている様な感じです。これはヤバいと思いながら、うろうろしていると外国人は右へどうぞみたいな案内板があり、インドネシア人から離された場所にチケット売り場がありました。そこでは1人当たり375,000ルピアの入場料が表示され2人だと75万ルピアで7,500円程度。勿論、反論や値引きの交渉など出来るはずもなくニッコリ笑って現金払いです。
外国人の入場料
いざ入場するとそこには威風堂々とした、世界で一番高いヒンズー教寺院でシバ神を東向きの祠に、北はドゥルガ(シバ神の妃)、西にはガネーシャ、南にはアガスティア像が納められています。他にも大きなお堂が沢山ありますが、周りの何百とあった祠堂は地震国であるインドネシアもその殆どが崩壊したまま放置されており、その壊れた姿さえも何か歴史を感じるものが有りました。このプランバナン寺院群は広大な敷地なので途中で歩きを諦め、レンタル電動バイクを2台60000ルピアで借りて、一気に見てまわりました。因みにココの世界遺産もまだ外国人観光客は少数派で、欧米人がチラホラと見えるだけで、日本人も韓国・中国人も見かけませんでした。
入口
見えて来ました。
沢山の人達がいました。
中も見学できます
立派でした。
世界一高いヒンズー教寺院
ヴィシュヌ神殿
仏教寺院とは神様のお顔が違っています。
昼食
途中からバイクで周りました。
セウー寺院
出口から外の道まで行くにはココもお土産屋さんの中を通るルートを作ってあります。お土産は娘達からリクエストはもらっていますが、残念ながら街のデパートでしか買えない様な奇麗な物ばかり。ココにはとても売っていない様です。
街に帰る方法を、帰りはローカルのバスでと考えていたんですが神さんの体調もあまり良くなくて帰りもタクシーにしようと、Grobタクシーと待ち合わせられる場所まで移動していたら、道に止まっていたタクシーのおっちゃんから声かけられ、街まで行くなら乗せてくよと。どうせまたぼるつもりだろうと思いながら幾らか聞いたら60000ルピアと言うじゃないですか。言い値で乗りましたが、普通のタクシーの方がGrobタクシーよりも値段も安いとなると、今まで信じていた色んな価値観が壊れてしまいました。
一体全体、何が物価の平均値なのか未だ本当に分かりません。
明後日の汽車に乗る為の下見にジョグジャカルタ駅に行って、予約して返信が来たメールのデータで本当に切符に変更できそうなのかを確認して、どれくらいの大きさの駅なのかを実際に知りたかったからです。結果、切符に交換する発行機も直ぐに分かりましたし駅もこぢんまりした感じで間違えようが無い大きさです。
ジョグジャカルタ駅
後は、手持ちの現金がまた少なくなったので、今日もATMでお金をキャッシングする必要が有るんで、ホテルのマネージャーに信用できるATMの場所を聞いてトライしました。2回も間違ってしまって焦りましたが、3回目になんとか現金が出来て約2万円分の200万ルピアをキャッシングしました。実はお金はクレジットカードでキャッシングすると約1ヶ月分の利子も加算されるので(それでも現金の交換よりも率が良い)銀行デビットカードのVISAが有る三井住友銀行か千葉銀行でデビットカードを発行してもらおうと思っていたんですが、出発前のゴタゴタで手続きに間に合わずで、本来ならこの方法が1番換金率が良いと思います。次の機会ですね。
晩御飯はホテルの近くにはいわゆる綺麗なレストランは無いので、隣にあるおっちゃん達の溜まり場的なお店で食べてみました。誰も英語は全く出来ず、何も通じないので、食べるジェスチャーで食事したい旨を伝えると、厨房へ引っ張られ「これだが良いか?」みたいな感じ。スープカレーみたいな物で、きったないなぁと思うも、それを承知で入った手前「ニッコリ笑ってOKマークで答えます」するとそこにいたおっちゃん達もみんな笑顔になって、我らは注目の的。店のおばちゃんはサービスのつもりか、更にちょっと酸っぱい感じの豆腐揚げみたいなオカズを出して来て、取って食べろと言います。出て来た料理も正直美味しいとは言えないけど、そこは人の親切は有難く受け取らなくてはと思い、一個だけ貰いましたがコレも挑戦的な味のものでした。水も1本買ったので合計25000ルピアでした。
神さんとは店を出てから、ココはもう来なくて良いかなと珍しくも意見が一致しました。
夜にはジャカルタからメダンへの飛行機予約を進めましたが、どう言うわけか日本で確認していた時には大体6000円から8000円程度の運賃だったのに、どれもが11000円から14000円程度に価格が上がっています。インドネシアもコロナから開放されてか、人の往来が増えて航空運賃も上昇始めたんでしょうか。値上げしたからと、行かない選択は無かったのでそれでも比較的に安いライオンエアを予約して支払いしようと思ったら、またまたカードが使えません。今回も娘のカードを使わせてもらいました。購入してから分かったのですが、この会社は何回も墜落しているんですよね。神さんからニュース見せられビックリ⁉️結局この旅でも、これまで色々問題発生しても何とかなっているので、何事も挑戦だと思い悪い事は考えず(もしも落ちたら子供たちに海外旅行保険でしっかり保険金が支払われるからそれでもいいや)、そして初めて使う航空会社の場合は事前にその航空会社の事を調べて予約しようと思いました。言われれば何故かチケット予約の画面で「保険に入りますか?」の表示が何回も出てくる変わった会社だとは思ったんですけどね。
メダンから先の交通手段が分かりません。公共バスはある様ですがハイエースのバスで大体20名以上のスシ詰め状態の様です。メダン(インドネシアで第5の都市で人口も200万人を超えている)のバス停付近は治安が悪く現地人も勧めないとも情報出てますが、車で3時間かかる様なのでまさかタクシーと言うわけにはいかないと思い、一先ずメダンの空港から直接は向かわず、メダン市内に1泊して情報を仕入れるしか無いかなと思っています。
今回の旅も、段々先が見えて来ました。
やはり、日本で考えていた最初の予定とは大幅に変わって来ているので、現地で都度変更しながら進めるスタイルはこれ迄のところ正解のようです。
PS.私もどうも寝冷えしたようです。
こっちに来てから下痢は予定通り?スタートしましたが、今回クーラーの風がお腹にあたって完全にやられました。日本ででも夏の暑い日でも寝る時は扇風機の方を好む私が、今回は神さん好みのクーラー温度を26度に設定しているからだと思います。明日からは27度に上げてもらいます。神さんの体調は何だか悪くなってきたみたいです。
コンビニ朝食 28300
Grob 100000
入場料 750000
昼食 75000
レンタバイク 60000
タクシー 60000
コンビニジュース 19000
夕食 25000
コンビニお菓子 28500
宿泊費 275000
合計 14163円
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