
隅田川・吾妻橋
雨の東京日帰り旅に思ったこと。
前回行った時もそうでしたが鉄道路線が多いことに驚いて、スマホの乗換案内が便利なことに驚いて・・・
東京駅を降りてからスマホで検索しては東京メトロ丸の内線、東西線、半蔵門線、千代田線・・・JR山手線、常磐線と色々乗りました。東京駅が広いことは知っていましたが大手町駅や北千住駅、上野駅など乗り換えるのにあれほどの距離があるとは思っていなくて頭上の表示を頼りにひたすら上ったり降りたり曲がったりしてこれで着けるのだろうかと不安を抱えてテクテクでした。2度目なら「乗り換え最短」などの検索もできたでしょうが、最短よりはまず無事に乗り換えできることが優先で、随分余計に歩いただろうと思います。でも、ほぼ予定時間通りに乗ったり降りたりできたのはスマホのおかげ、本当にありがたかったです。家に帰ると歩数は18,759歩!これは歩き過ぎです。駅でエレベーターなどを見つけられずに上った階数も7階、下った階数は計測されないので不明、膝に来るわけです。
前回も今回も思うことはやっぱり東京は人が多いこと。東京駅もごった返していましたし靖国神社へ行こうと東京メトロを九段下で降りると駅も通りも若い人でいっぱい。この日は日大の卒業式が日本武道館で行われる日だったことを後で知りました。華やかな袴姿の女子学生が目立ちました。

靖国神社の神門の内は桜満開
靖国神社でお参りした後、お御籤売り場の軒下で一休みしていると掲示板の前で長いあいだ男性が直立不動、何があるのだろうと私も見に行くと30歳で戦死された方の「南方に転進」するにあたり書かれたという手紙の内容の掲示でした。30歳はお舅さんが戦死されたと同じ歳・・・その後のお姑さんと残された子供たちの暮らしがどんなに大変だったか。幸せそうに卒業式に向かう学生たちがずっと平和な時代を生きて行かれることを祈らずにはおられませんでした。
厳粛な気持ちになった境内を出れば傘を差しながらも浮き浮きと桜の撮影、お上りさんを楽しんでたらふく食べたのも私です。
今回は人が多かったのはのは浅草が1番。仲見世などは歩けないほどの人・人・人、花の見ごろの土曜日でしたからでしょう。

浅草仲見世は歩くのを躊躇するほどの人人
それからスカイツリーも川沿いの風景も写真で見るのと実際とは大きさ迫力が全く違う。隅田川沿いに建つアサヒビールのビルは写真では見ていてもこれも実際に見るとやっぱり不思議な形。今では街の景観といっても「泡のあふれるビールジョッキ」と「炎のオブジェ」斬新?な形で造られた当時の反応はどんなだったのだろうと想像しながら雨の止み間にちょっとスケッチ。
時代小説で登場する「大川」がこの辺りから下流なのだとか、今度小説を読む時には大川のイメージが変わりそうです。

浅草二丁目

次回はこんな隅田川水上バスにも乗ってみたい
新幹線はJR東海のジパング割引を利用するので「のぞみ」には乗れず本数が少ない「ひかり」に乗車です。前日に予約しておいた往きの東京行きは満席。帰りに東京駅でチケットの時間変更時に「窓際を」と言うと「あっ、E席が1つだけ空いてました」と。帰りも空席はわずかな感じでした。コロナの頃は1両にほんの数人の乗客だった気がしますから、これもコロナが終息してきて皆さんが動き出したのだと思えました。
スマホ片手にウロウロしながらの旅は刺激いっぱい、また晴れた日に行けたらいいなと思った東京旅でした。

Kさん宅のsuiちゃん
種類はマンチカン
18年一緒に暮らしたミーちゃんにお顔がそっくりでした
※今日の絵は写真からハガキサイズで
※「桜雨の東京へ 2023・3」は終わります。