酔いどれ堕天使の映画日記

劇場やテレビでみた映画の鑑賞記。原則ネタばれなし!

『Dear フランキー』(2004・英)

2008年11月27日 16時52分18秒 | TV鑑賞作品
昨夜BS2の放送を録画してみました。

今回はじめて名前を知ったアンドレア・ギブという人の脚本うまいです。

耳に障害をもつ9歳の少年フランキーは母親と祖母との三人暮らし
スコットランドを転々としながら
幼少時に離れたまま航海中の父親と文通しながら父の軌跡を世界地図で追う毎日。
ある日、転校先の教室で父の船が近くのグラスゴーの港に寄航することを級友から知らされます。

エミリー・モーティマーがひとり息子に心をくだく母親を好演します。
渋い魅力のジェラルド・バトラーは文字通り心優しき理想の父親を演じきります。

やがて明らかになる断じて許すべからざる真実

厳しい境遇にも気丈で賢いフランキーが“父”に甘える姿は実にいとおしいです。
彼をとりまく人々のあたたかさも心に沁みます。

撮影監督でもあるこのショーナ・オーバックという監督
実にいい画をとります。
なんでもない海辺の情景をはじめ、素敵な写真の数々!

それに加え、彼の独特の“間”も好きです。

さすがシネカノン、いい作品みつけてきますね~。

オススメです・・・。

☆☆☆☆




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