バイクでキャンプ備忘録日記

キャンプ・ハーレー・ベスパ・落語・映画大好き

映画 グリーンブック

2019年10月25日 | 映画



人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞、助演男優賞を受賞した。映画コム

かつて(と言っても私は生まれている程度の過去)アメリカにあった黒人や他民族に対する差別の話し。

イタ公トニーのあっけらかんとした下品な振る舞いが物語を明るくしている。

エンディングのクリスマスシーンで泣きそうになった。

星5

見て欲しい。


映画 バイス

2019年10月24日 | 映画




「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスタッフ&キャストが再結集し、ジョージ・W・ブッシュ政権でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われ、9・11後のアメリカをイラク戦争へと導いたとされるディック・チェイニーを描いた社会派エンタテインメントドラマ。1960年代半ば、酒癖の悪い青年だったチェイニーは、後に妻となる恋人リンに叱責されたことをきっかけに政界の道へと進み、型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルドの下で政治の裏表を学んでいく。やがて権力の虜になり、頭角を現すチェイニーは、大統領首席補佐官、国務長官を歴任し、ジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領の座に就くが……。これまでも数々の作品で肉体改造を行ってきたクリスチャン・ベールが、今作でも体重を20キロ増力し、髪を剃り、眉毛を脱色するなどしてチェイニーを熱演した。妻リン役に「メッセージ」「アメリカン・ハッスル」のエイミー・アダムス、ラムズフェルド役に「フォックスキャッチャー」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」のスティーブ・カレル、ブッシュ役に「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルとアカデミー賞常連の豪華キャストが共演。第91回アカデミー賞で作品賞ほか8部門にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。映画コム

アメリカの裏側を垣間見せる。
民主主義の悪い部分だけど…。

面白く見れた。

星2

クリスチャン・ベールってすごいな。
だけど話し方がバットマンぽかった。

映画 ギルティ

2019年10月23日 | 映画


電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するという、シンプルながらも予測不可能な展開で注目され、第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど話題を呼んだデンマーク製の異色サスペンス。過去のある事件をきっかけに警察官として一線を退いたアスガーは、いまは緊急通報指令室のオペレーターとして、交通事故の搬送を遠隔手配するなど、電話越しに小さな事件に応対する日々を送っている。そんなある日、アスガーは、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受ける。車の発進音や女性の声、そして犯人の息づかいなど、電話から聞こえるかすかな音だけを頼りに、アスガーは事件に対処しなければならず……。
映画コム

救急司令室での話し。
どんでん返しが面白かった。

誘拐犯は夫で被害者は妻だと思っていたら…
子供を殺したのは夫だと思っていたら…

夫が妻を無理矢理連れて向かって先は精神病院…

題名のギルティ(有罪)の意味も面白い。

星3

登場人物はごく僅かでこれだけ面白いのは脚本の見事さ。
是非見て。

字幕に愛を込めて

2019年10月22日 | 日記



著者について
小川政弘  1961年9月~2008年3月ワーナー・ブラザース映画会社在職。約40 年にわたって、2,000 本を超える字幕・吹替 版製作に従事。「ハリー・ポッター」「マトリックス」「リーサル・ウェポン」シリーズ、「JFK」「ラスト・サムライ」「硫黄島からの手紙」二部作等を監修。自身も「偉大な生涯の物語」「ソロモンとシバの女王」「イングリッシュ・ペイシェント」「老人と海」など、45 本の作品を字幕翻訳。1995年~ 字幕翻訳者養成学校「映像テクノアカデミー」講師として字幕クラス、聖書・キリスト教、法律専科クラスで教える。Amazonから

この本を読むとやはり洋画はキリスト教というバックボーンがあった方が楽しめるという事がよく分かる。

一読の価値あり。