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愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

80後的結婚式

2012-09-17 20:38:21 | 生活 ~上海~
この日中騒動過熱してる最中、昨日は夫と共に、夫の会社の方の結婚式に参列してきました

日本人はもちろん私たちだけ

私たちが行くことで迷惑にならないか?とちょっとはそういったことも頭をよぎったけれど、そうなったら終わりやな、と思い直して参列することに

中華系の結婚式(台湾・タイ)は、それこそ1000人とか数百人規模の結婚式が結構ありますね。普通の人でも、たくさんの人を呼ぶことがステイタスのようで、末席のゲストなんかは、知らない通りかかりの人ってこともよくあること
一転して、中国の上海のような都市部では、最近はもう「量より質」的な傾向になってきているよう。

昨日の新郎新婦は1980代生まれのいわゆる「80後(パーリンホウ)」と呼ばれる30代前半の世代のカップル。しかも、2人とも上海人。
こうなると、ますます昔ながらのスタイルは古くくさいようで、市内ホテルの宴会場で10テーブルx10人くらいの規模の結婚式でした

宴会場の入り口で新郎新婦がゲストを迎えて、カメラマンが記念撮影をしてくれます。
そこから指定されたテーブルに着くのですが、そこからがわりと長い
17時半開始とはあったけれど、始まったのは、18時18分。
みんな割とカジュアルな感じで、ぞろぞろと集まるスタイル。
それも、「末広がり」がいいということで、「8」が着く時間にスタート

プロの司会者が開始の挨拶をしたあと、新婦が親御さんと入場して、新郎が迎えるスタイル。日本の教会式のような感じかな。

誓いのキス、誓いの言葉、指輪交換、ケーキカット、お色直しと一通りあったけど、日本みたいに皆がしーーーんと注目してるわけでもなく、日本のようにロマンティックな音楽がなって、ムードたっぷり~って感じでもなかったのであっというまに終わっちゃった

一通り終わると、余興タイム!って感じで一気飲みゲームや抽選があって、実はこれが一番盛り上がってて時間もたっぷりかけてた感じ(笑)
みんな、リラックスして本当に楽しんでた様子が印象的でした。

国が違うから比べても意味ないけど、日本の結婚式ってよく作り込まれてると思うけど、なーんかみんなよそ行きの顔して座ってて、疲れるよね

披露宴の〆は、新郎側のお母さんがゲストにお礼のご挨拶

披露宴の最中も、新郎新婦両側のご両親が私たちの席にご挨拶に来て下さって、何度も何度も「謝謝、謝謝」と言って下さったのが、とても嬉しかったです

どうぞ末永くお幸せに


いつもどおりの生活。

2012-09-17 18:34:45 | 中国茶レッスン
昨日の上海でのデモは、計画されていたほど参加者がなかったようで、500人ほどの規模のデモ行進だったようです。

こちらのメディアでは、週末の青島のパナソニックやキャノンの工場への攻撃などを報道しているものの、窓ガラスが割られたりしてる映像とか割とライトなものばかり。
さっき、you tubeで日本の番組で報道された映像を見ると、テロリストに破壊されたかのような映像に絶句。
あくまでも、こちらでは、今回の日本政府による国有化が両国に与える経済損失の大きさを伝えるに留まっていて、そういった「犯罪行為」についての言及がないのはまったく残念なところ。

ただ、少し前の扇動的ともいえる報道とは違ってきて、専門家の口から「理性的に行動するべきだ」とか、「两败俱伤」(争いの結果、共倒れになる)といったコメントが聞かれるようになった。

本当、こういった犯罪行為ともいえる日系工場への攻撃や、不買行動なんかは、結局、その工場で働く中国人など、自国の人たちの生活を苦しめるだけなので、まったく発展的じゃなし、文明的でないですね。

さて、今日の大阪太太は。

毎月恒例の日本人の先生による中国茶のレッスンへ行ってきました

今日のお茶は3種。
・炭焙文山包種(烏龍茶の半発酵茶を焙煎したもの:台湾文山区)
・木柵鉄観音(清時代に福建省から台湾へ移植した鉄観音の焙煎茶:台北木柵)
・下関销法沱茶(雲南省大理下関茶場の普耳熟茶を碗形に固めたもの:雲南省大理下関)

今月は、中秋の名月
月餅が街中で売られていますね。
レッスンでは、先生がこんな可愛いパッケージに月餅を入れて、お茶受けで用意して下さいました



レッスンを主催するA先生もこの状況にとても困惑気味。
何せ、生徒さんのほとんどが、駐在の奥さんですから・・・。
この騒動で家族の一時帰国をさせる会社もそろそろ出てきたので、彼女のレッスンに確実に影響してしまいますからね

安順路にある先生のお家から、自宅まで散歩がてら歩いて帰ることに。

帰り路には、いつもの野菜市場に寄って、夕食の買い物
市場のいつものおばちゃんたちは、「買物に来るの久しぶりやん!」「こないだ来てた友達は帰ったんかいな」とかなんとか言って話しかけてくれる。
市井の人々はいつも通りです

本当、一日も早くこの騒動が収束することを願うばかりです