愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

いつもどおりの生活。

2012-09-17 18:34:45 | 中国茶レッスン
昨日の上海でのデモは、計画されていたほど参加者がなかったようで、500人ほどの規模のデモ行進だったようです。

こちらのメディアでは、週末の青島のパナソニックやキャノンの工場への攻撃などを報道しているものの、窓ガラスが割られたりしてる映像とか割とライトなものばかり。
さっき、you tubeで日本の番組で報道された映像を見ると、テロリストに破壊されたかのような映像に絶句。
あくまでも、こちらでは、今回の日本政府による国有化が両国に与える経済損失の大きさを伝えるに留まっていて、そういった「犯罪行為」についての言及がないのはまったく残念なところ。

ただ、少し前の扇動的ともいえる報道とは違ってきて、専門家の口から「理性的に行動するべきだ」とか、「两败俱伤」(争いの結果、共倒れになる)といったコメントが聞かれるようになった。

本当、こういった犯罪行為ともいえる日系工場への攻撃や、不買行動なんかは、結局、その工場で働く中国人など、自国の人たちの生活を苦しめるだけなので、まったく発展的じゃなし、文明的でないですね。

さて、今日の大阪太太は。

毎月恒例の日本人の先生による中国茶のレッスンへ行ってきました

今日のお茶は3種。
・炭焙文山包種(烏龍茶の半発酵茶を焙煎したもの:台湾文山区)
・木柵鉄観音(清時代に福建省から台湾へ移植した鉄観音の焙煎茶:台北木柵)
・下関销法沱茶(雲南省大理下関茶場の普耳熟茶を碗形に固めたもの:雲南省大理下関)

今月は、中秋の名月
月餅が街中で売られていますね。
レッスンでは、先生がこんな可愛いパッケージに月餅を入れて、お茶受けで用意して下さいました



レッスンを主催するA先生もこの状況にとても困惑気味。
何せ、生徒さんのほとんどが、駐在の奥さんですから・・・。
この騒動で家族の一時帰国をさせる会社もそろそろ出てきたので、彼女のレッスンに確実に影響してしまいますからね

安順路にある先生のお家から、自宅まで散歩がてら歩いて帰ることに。

帰り路には、いつもの野菜市場に寄って、夕食の買い物
市場のいつものおばちゃんたちは、「買物に来るの久しぶりやん!」「こないだ来てた友達は帰ったんかいな」とかなんとか言って話しかけてくれる。
市井の人々はいつも通りです

本当、一日も早くこの騒動が収束することを願うばかりです


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