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愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

海外駐在妻の醍醐味

2009-07-15 20:37:43 | 生活 ~上海~
「海外駐在妻の醍醐味」なんてタイトルから想像するに、ホテルでのランチ巡りだったり、スパ三昧だったり、ショッピング、習いごとだったりする。

まあ、そういうのは他の奥様ブログでたくさん取り上げられてるので、そちらに譲るとして・・・。(ま、そもそもまだ上海事情に疎いのでネタがない・・・)

私が思う「海外駐在妻の醍醐味」というのは、夫の働く姿または現地での仕事に取り組む姿を間近に感じられることかな。

昨日の夜、夫くんの後輩さんが、話したいから一緒に晩御飯を・・・と言ってこられた。どうやら私も一緒に行ってよいそうなので、一緒にくっついて行った。

家の近所(ってか前)のイタリアンレストランのDaMarcoで晩御飯を食べながら、仕事の相談が始まった。

「中国で駐在員として働く日本人はどうあるべきか?」

というような、真っ向勝負で熱いトークが3時間以上にわたって繰り広げられた。
日本人が真剣に取り組む姿を見せて、社内改革をしようみたいな内容。
熱かった~

うちの夫くんは、一見とてもクールに見える。
言うこともズバッと核心を突くので、冷たい、ととられることもしばしば。
でも、熱いのです、内面は。相当。。。

こういった夫くんの仕事の話を聞くのは、私はとても好き。
日本にいてると、夫くんの会社の集まりに私が一緒に行くなんてこともなく、ましてや、こういった話をすることもそうそうない。

バンコク駐在時代も、出張で会社の方が来られるたびに、私もちょこっと混ぜてもらって、こういう話を聞いてきた。

こういう夫の姿って、実は世の奥さん方はあまり知らないことが多いのでは?と思う。日本にいると、夫たちの中での「会社」「家(プライベート)」の区別がきっかりとあるのに対して、駐在で海外にいると、その境界線がぐっと緩くなる。
会社での他愛ないことも、家庭内の話題になることも多いと思う。

こんな風に海外で経験するいろいろな事を乗り越える姿を、見守り、時には支えるっていうことも、海外駐在妻の醍醐味やな~っと思った夜でした




おいしい和食屋さん@上海

2009-07-15 20:28:16 | 生活 ~上海~
同じマンションに住む友人が、おいしい和食屋さんに連れてってくれた。
ホテルオークラから歩いて10分くらいのところにある、「こ熊や」さん。

お昼のランチは80元(だいたい1,200円くらい)か、120元(1,680円くらい)。
お重に入った和食弁当の形で出てくる。

日本にあっても絶対美味しいわ~!と思えるお店だった!
久々のヒット
前日に行った、超有名日本料理屋さんのランチよりも相当美味しいぞ。

ネットで調べてみると、


日本で、展開されてるお店だったのねー。
それに、器もなるほど、凝ってました

こちらの、手作りお豆腐は、まるでクリームチーズのよう!
それから、デザートとして出される生チョコ!
相当美味しいです

次回は、夜のコースに行ってみようっと。

バブリー上海!

2009-07-12 11:36:48 | 生活 ~上海~
土曜日の午後、夫くんとともに、我が家から程近い東湖路にあるel willy でブランチ

実は、先週の水曜日も友人とランチに来たんだけど、そのときに「スパニッシュバーガー」なるメニュがあるのを見つけて、気になっていたので土曜日にもまた来てしまったという具合。

でも、土曜日は普段のランチメニュはないらしく、150元のコースメニュのみ。
ここのお料理のポーションはとても可愛らしい・・・。男性だとこれで足りますか??って感じの量かも。

普段のランチメニュはともかくとして、土曜日のブランチメニュはちょっとイマイチですなあ。残念。
しかも隣のテーブルに座ってた西洋人グループめっちゃうるさかったし

たぶん、あれはロ○アあたりの新興国の「金は持ってまっせ」人種に違いないほんと、マナーめちゃ悪し

私たち以外に日本人は見当たらず、中国人の若者グループがワイン片手にランチを楽しんるのが、印象的。みんなとってもお洒落

そこを出たあと、恒隆広場のプラザ66へ。
ここはすごい
ほとんどあらゆるメジャーブランドが揃っていて、しかも、ヴィトンやシャネルは列をなす大盛況ぶり
すっごいですねー。上海マネー。
色んなもの転がしてお金稼いでまっせーって感じでギラギラしてる人多し。

圧巻は、モンブランのお店。アジア最大級という店舗の中には2000万円する万年筆がゴロゴロと並んでいる。いったい誰が買うんやろ?と思いきや、店員さんいわく、「売れてますよ」だとか

夫くんは、ここの文房具と時計を愛用してるんだけれども、いずれも2000万の万年筆や数百万の時計からしたら、オマケのようですね

そういや、先週の香港でも週末を利用してブランド物を買いにきたらしく大陸の人がたくさんいたっけ・・・。

上海のこういうバブリーな場所にくるたび、「金がすべてや」的な人を見かける。都市開発で一気にお金を掴んだ人もたくさんいるとか。

バンコク時代も桁違いのお金持ちさんはたくさんいたけれども、種類が違うような気がする。タイは筋金入りの「格差社会」なので、成金ってあまり存在しない。
だからお金持ちの人って、ゆったりと優雅な風情があったなあ。

上海の中心にいてると、こうしたバブリーな人がたくさん。
こんな中で、会社への忠誠心を持ち同胞で固まってコツコツと働く日本人がとても異色に見えるような気がする。。。

日本に帰るたびに、日本の停滞ムードにびっくりする。
上海のこのイケイケムードとはほんとに対照的です、ほんとに。



結婚記念日

2009-06-17 11:15:05 | 生活 ~上海~
6月16日は夫くんとの結婚記念日
今年は、13回目の記念日を上海で迎えることになった。

13年前の結婚式の日には、まさか13回目の結婚記念日を中国で迎えるとは思いもしなかったこと。

13年間、ずっと二人でいるというのに、いわゆるマンネリという言葉はあまりあてはまらない。13年の間に、生活環境が変化してることもあって、適当に刺激があるからかな。

海外でこうして暮らすことによって、二人の関係は結束が固くなっていくように思う。周囲に親兄弟・友人もいないので、お互いが夫・妻の役割に加えて、友達・親の役割までもこなし、それぞれの嬉しかったこととか悩んでることとかをぶっちゃけるからやろねえ。(特に私はそう・・・)

13年たっても、家族を増やせてないことが、目下二人の暗黙の懸念事項。
年齢のこともあるし、気持ちは年々焦るばかり。
夫くんは、とても優しい人なので、そのことには触れない。
でも、とても欲しいみたいで、これまでトライしたどんな治療にも、拒否せず積極的に参加してくれている。

彼に原因がないだけにものすごーく申し訳ない。
でも、仕方がない。
人生って、がんばって力技でどうにかなることと、そうじゃないことがあるな。
でも、諦めてるわけじゃないので、私に出来ることはなんでもやるつもり。

ともあれ、二人とも健康でこうして結婚記念日を迎えられたのは嬉しい限り

来年もこうして、上海で幸せな結婚記念日を迎えることができますように。
願わくば、もう一人増えてますように・・・

今年の結婚記念日はこのレストランにて↓
http://www.elwilly.com.cn/

雰囲気ばっちし、お料理も美味しかった

新しい出会い

2009-06-11 19:30:11 | 生活 ~上海~
今日は、同じ会社の「奥さん」とランチに出かけることになった。
先月のゴルフコンペで初めてお目にかかり、今日会うのが2回目。

ケーキ作りの名人の彼女は、上海駐在員奥さんの中ではちょっとした有名人らしい。少ない(ホントに少ない)私の知り合いもほぼみんな一度は彼女主催のケーキ教室に行っていたとか。すごい!特技があるっていいなあ~

その彼女は、とてもざっくばらんな方で、いきなり意気投合!
うーん、なんかいい感じ
ようやく友達の輪が広がり始めた予感・・・

次回は彼女のケーキで、中国人のお友達も呼んで、ティパーティしましょうということになった。
久々だよ、こういうのって~。
日本にいてると、皆無だしね
タイのときは、よく、ポットラックパーティという持ち寄りパーティはしたもんですが。

あれやこれやと3時間ほどランチして、帰宅すると、会社の中国人の方から「出張のお土産」だという「ヤマモモ(中国名・楊梅)」がてんこ盛り届いた


甘酸っぱくてビタミンタップリそう~

嬉しいな、こういう気遣いって




今日はすっかり楽しく過ごしたので、明日の授業の準備が全くできてない

明日は朝イチから必死でやらねば

明日もがんばろっと

病原体か・・・?

2009-05-27 23:40:40 | 生活 ~上海~
昨日、大阪から無事上海へ戻ってきた。

関西空港から上海へ向かう便は、いつもと様子が明らかに違う。
いや、まず関西空港の様子からしていつもと違った。

空いてる・・・。

搭乗口に行っても、人はまばら。

たぶん、30人も乗ってなかったのでは・・・??
客室乗務員の人も「少ないです~」と言って、余裕あるからかサービスも更にきめ細やか。何回も「お飲物・・・」といって回ってきてくれるので、せっかくやし、とお茶飲みすぎて、お腹チャポチャポになってもた

上海まで2時間半飛んで、浦東空港に着陸

着陸後、「感染地域」からやってきた私たちは「重点的検査対象」として、
全身防護服に身を包んだ検査官に検温されました。。。

検査は当然で、仕方ないけど、ものすごい装備に身を包んだ彼らと「丸腰(?)」で相対する私たちは明らかに「病原体予備軍」として扱われ、なんだかな~って感じ

まあ、乗客があまりにも少なかったこともあり、その検査も10分もかからず終了。そのあとは、普通に入国審査して、入国完了。あ、健康チェックシートは書かされたけれど。

心配していた「隔離措置」もなく、ほっとしたわ
ほんと、インフル騒ぎ、どうなることやら・・・。

中国の人たちは、「中国は感染した人が10人以下!」と胸を張ってるそうだけど、うーーーん、どうなん?それって。。。
感染に気付いてないとか、病院行ってないだけ、とかそんなことってないん??

ビミョー・・・。

根っこのない生活。

2009-05-12 22:03:57 | 生活 ~上海~
明日から2週間ほど日本に帰る。
毎月20日から月末は仕事で日本に帰るため、毎月結構忙しくなりそうだ。

4月は荷物の整理もあるだろうということで月末には戻らなかった。
1ヵ月半ほど上海で暮らして、生活には慣れたが、この人の多さ、埃っぽさ、何よりも、「我先に」が信条のここんちの人たちにもまれて結構疲れたかも

これって、お歳との関係も大いにあるかもね~。
そりゃ、そうだわ。仕方あるまいなあ。

しばし、日本の綺麗な空気と綺麗なお水のお風呂に入って、リフレッシュしてこよう。こうして、行ったり来たりは忙しいものの、互いの「いいとこ取り」をできるという風に考えれば、楽しいもんだわ

こんな風に、海外で生活することを望んでいた私にとって、この数年間はまさしく希望通りの生活。
でも実際のところは、なかなか自分の「根っこ」を一か所に、もしくは一つのことに張れないで、ここまできた来たことに、少なからずの焦りを感じる私。。。

新しい言葉を学び、新しい友人を作り、新しい生活を作っていく。
でも、これはいずれ終わりのくる期限付きのもの。
また違う場所に行けば、もしくは日本に帰れば、また一からそれが始まる。
走り続けてるときは良いけれども、果たして自分の目標とする場所に自分を運べているのか?と思った時に、ふと、ぞっとすることもあったりする。
これは、最近の私のまじめな「要検討事項」の一つ。。。

さてと、日本での2週間は予定テンコ盛りになる予定なので、体調崩さないように気をつけなければ。
中国に帰ってくる飛行機で熱でも出てたら、えらいこっちゃ
隔離措置は困ります。。。

それでは荷造りしようっと。

おっと、パスポートはお忘れなく・・・

ごく普通の夕方の風景。

2009-05-07 23:32:41 | 生活 ~上海~
今日は、学校から帰ったあと、近所のローカル市場へ買出しに出かけた。

うちの家のあたりは大型百貨店が立ち並び、都会風な場所なんだけど、一旦裏とおりに出れば、そこは上海の人たちの普段着の生活の匂いが充満するエリア。

バス停では、バスが到着するや先を争ってバスに乗ろうとする人と降りたい人とのガチンコ勝負が繰り広げられてるし、横断歩道では赤信号でも隙あらば渡ろうとする人に、容赦なくクラクションが鳴らされるが、これに大声で応酬する歩行者。。
ほんまに、ここの人たちって、いつでも臨戦態勢です。
その感情むき出しのバイタリティに感服。
声は腹の底からが基本なのか、常に大声だしなー。

と、まあいつもの夕方の風景を横目で見ながら、いつもの市場へ。
こちら上海では、男性もフツーに食事を作ることが多いらしく、男性買物客も結構いて品定めに余念がない。

ここ市場の野菜は向いのデパ地下で買うよりも新鮮だし、なにより自分の手にとって野菜を選べるので、私は断然市場派 

でも、ここでは野菜しか買わない。
肉や魚は冷蔵庫を使ってるわけではなく、台にぶつ切りの各部位が並べてあるだけなので、とても買う気にはなれない・・・

でも、聞くところによると、ある日本人奥さんは市場で生きた鶏さんをその場で絞めてもらって、お買い上げされてるそうな。
内臓は別っこに包んでくれるらしいので、まあ、新鮮レバーも食べれるということか。
それにしても、ホッカホカでしょうなあ~。
ウズラなんかも売ってるので、ウズラのローストなんか良さげかも 1年後くらいには私もこうやって新鮮地鶏を買ってたりして。

上海に来てからこっち、美味しい魚や肉にはありつけないので、我が家の食卓はもっぱら野菜料理のみ。
ちょっと、お腹の出てきた夫くんにはちょうど良い食事かも

今日の買い物はこんな感じ。しめて700円ほど。
奥の果物は、旬に入ったライチと枇杷、それからキウイフルーツ。
ソラマメもまたテンコ盛りで買ったので、明日はソラマメご飯にしよう



お裾分け

2009-04-24 21:11:01 | 生活 ~上海~
一昨日の朝、夫くんの会社の中国人理事長の方が、出勤前に奥さんお手製の「ワンタン」を大量に持ってきてくださった。
ちゃんと冷凍されたワンタンは、60個くらいは優にあったと思う。

ワンタンなど粉モノ大好きな私は、丁寧に包まれた大量のワンタンを見てニヤリ。
さっそく、今晩のごはんはワンタンスープに決定

ワンタンを受け取りながら、ふとなんだか懐かしい気持ちになった。

昔住んでいた家のご近所さんとは、よくおかずのお裾分けで互いの家のお皿やタッパーが行き交ってたっけ。おかずや、頂き物のお裾分けの果物やなんかを母に持たされて近所のお家にお遣いに行かされたもんだったよなあ・・・。


マンションに引っ越ししてからは、そんなお付き合いって皆無。
挨拶はしても、おかずの往き来はないなあ。

ここ上海に来て、お手製のワンタンをいただいて温かい気持ちになった私

さっそく、その晩はワンタンたっぷり入ったスープを晩御飯に頂きました。
これぞ、上海の母の味って感じで美味しかった



現地地元市場情報

2009-04-12 10:51:04 | 生活 ~上海~
上海生活も10日がスルスルと過ぎて行った。
すでに普通に生活が流れていってるように感じる。
たとえ、新しく来た土地でも、そこで、食材の買い出しをし、自分でご飯を作って食べると、一気にそこに「生活」が生まれる。

さて、今日は夫くんと一緒に地元の市場へ行ってみた。
アパートの裏手通りに出て歩くこと10分ほどのとこにあるらしい。

アパートの裏手通りには、週末の朝を楽しむ人たちでいっぱい。
歩道に、なぜか麻雀卓を出して麻雀を楽しむ老人グループがいくつかあり、
また公園の中では、太極拳を楽しむ人たち、さらには朝から口角泡を飛ばして議論する老人グループなどなど。みなさん、ほんとうに元気!

そんな風景を見ながら私たちはこちらの市場へ。




肉屋では、台の上にだーっと肉の色々な部位が並べられていて、さながら「解剖体」の様相。鶏肉ももちろんそうして売られているが、こんなコーナーもあったりして。


この鶏舎のようなケースの中から一羽を選び、すぐさまそこで「解剖」してくれるらしい。まあ、美味しいには違いないだろうが、
絶対の絶対に無理

他の野菜コーナーは、ほぼ日本の市場と同じ感じだ。
昔、よく母に連れられて行った「中央市場」に似てるなあ。



いーっぱい野菜屋ばかりが並んでいて、一体どの店で買うのが良いのかわからない。売ってるものもほぼ同じだし。ここは、おなじみの店を早く発掘せねば。
向いのデパ地下スーパーで見る野菜とは違って、新鮮で種類も多くて、いきなり私のテンションは一気に上がりまくり
ソラマメを見つけては大喜びし、真赤な完熟トマトを見つけては大興奮。
大根も太ーくて皮の薄そうなプリップリのやつを見つけて安心する。

そのほか、手打ち麺や、餃子・シュウマイの皮の店や、中華料理には欠かせない乾物屋も多数。魚屋に行けば、太刀魚やマナガツオ、烏賊や鰺、色んな魚が並べられ、まあまあ新鮮そうかも。そうそう、カエルさんも売ってました。網袋に何十匹もぎゅううっと一緒くたに詰め込まれて・・・。
いったいどないして食べるんでしょうね。。。

今日のお買いものはこちら。



これで、しめて750円ほど

中国野菜の敬遠が日本では顕著な今日この頃、私は、ここ上海の地元市場で中国野菜市場で嬉々としてお買いもの。うーん、これってどうか?と考え出すと生活できないので、まあ、良しとしよう

今日の市場巡りで、これからの上海生活での「食」について明るい兆しを見つけて大満足の土曜日の朝だったのでした