現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない:第114回:フィクション

2017-02-15 07:25:31 | 日記

「Nさん、石原慎太郎元東京都知事は開き直ったね。腹をくくったんだろうね」

 Nの仲間がNにこう言うと、

「百条委員会じゃないと東京都民や日本国民は収まらないよ」

 Nは強くこう言って仲間を見た。

「受けるかな・・・・・・・」

 Nの仲間が心配そうにこう言う。

「息子の伸晃氏を総理にしたければ受ける以外に道はない」

「だよね、親父が息子の総理の座を潰したんじゃあシャレにならない」

 Nとその仲間も必死だ。

「小池百合子都知事には新しい東京いや日本をつくってもらいたい」

「期待は大きいよね」

「世界のユリコ・コイケだもんねえ」

 Nとその仲間は小池都知事の手腕に大きなる期待を持っている。