現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない:第104回:フィクション

2017-02-05 07:31:44 | 日記

 今日本の政局は大きく動き始めた。

「次の総裁選」

 これに向けて次の総裁候補の動きが目立つようになったのだ。

「派閥の動き」

 これも目立つ。

小池百合子都知事はこの総裁選の渦に巻き込まれず都知事の仕事に邁進して欲しい。

「Nさん、小池都知事に対して何かリクエストは」

 Nの仲間がNに尋ねた。

「東京オリンピックに向けて東京のイメージアップを心がけて欲しい」

 Nがこう言うと仲間が、

「具体的には」

 こう言葉を返した。

「東京都のサポーター芸能人を結成して、昔からの東京の歌を歌ってもらう」

「それはいい考えだ」

 みんなこの考えに拍手をするのだった。