「Nさん、石原慎太郎元都知事の『雑誌が発売されて小池都知事と一対一で会談したら面白い事が起きるよ』この発言どう思う」
Nの仲間がNにこう聞いた。
「脅しだなあ。あれが石原慎太郎の本性だと思うと情けないよなあ。おれ石原慎太郎の作品が好きで全部読んでいるんだよ。でもあの発言であの人終わったね。もう誰も支持しないだろう。残念だ」
Nは顔を曇らせる。
「ところでNさん、あなたが広島に帰ったら駅の階段で後ろから足を引っ掛けたり、暴言を吐いたり、物凄い事が起こっているが大丈夫かい」
Nの仲間が心配そうにNの顔を見る。
「おれが怖いんだろう。こんなの日常茶飯事だ。いちいち気にしてられない」
Nは平然と答えた。
「広島の自民党は『東京のようにNさんに自民党を壊されたらどうしよう』この恐怖にかられているのでは」
「それはあるかもしれない」
「警察に言えばいい」
「そんな必要はないだろう。広島には良識が有る」
Nは平然としている。
*この物語はフィクションです。