三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020_現地生活:リブアイ1.2kgを食べまくり

2020-08-08 | ドイツ赴任_現地料理
 この前のイベリコ豚のSecretoは脂が多すぎた。もうちょっと脂と赤身のバランスのいい部位がないかと物色しにKOSMIDISへ。しかしながら、ちょうどいい大きさのものが無いので断念。体がすでに肉を食べるモードになっているので、イベリコ豚コーナーから牛肉コーナーへ。
 そこで目をとめたのがリブアイ 26EUR/kg(生肉)。一番小さそうな塊をお買い上げ。1.2kg 。300gのステーキで4回分だ。

 家に帰って早速、小分け。いい感じに脂が入っている。一部は冷凍庫へ。

まずはステーキ
 購入初日はまずはステーキ。300gで約3cm厚。すぐに焼くと中心に火が入りにくいので、室温に戻してから焼く。焼き過ぎないように最後は予熱調理。適当に両面を焼いたところで、フライパンから取り出してアルミホイルでくるんでしばらく放置。
 数分経ったところで包丁で食べやすい大きさに切り分ける。いい感じの色に仕上がった。霜降りの柔らかい肉ではなく、赤身が多いが結構柔らかくて美味しい。脂がしつこくないので、あっと言う間に完食。これはいける。また今度買ってもいい味だ。

翌日は中華風の炒め物
 フランクフルトでは普通に中華の調味料が買える。李錦記の物も売っている。そこで在庫の野菜と適当に牛肉を細切りにして炒めて、豆板醤、オイスターソース、中華スープの素醤油と砂糖と白ワインで味付け。仕上げは水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。
 どこにでもありそうな中華料理のお味。非常に食べやすい。ピリ辛でビールのつまみにとてもいい。

その次の日は牛肉麺
 前日に余分に作っておいた炒め物を有効活用。乾麺と中華スープの素を使って醤油ラーメンを作る。その具材として前日の残りをドバっと載せてお仕舞。
 これもまた非常に美味しい。

 これでやっと約600g消費。残りはステーキで楽しもう。と思ったものの、小さく切って焼肉のタレに漬けこみ。こうすれば日持ちする。

 4日目のブランチ。

焼肉のほかは
✔ナスの炒め物
✔生ガキ(フランス産)
✔トマト&チーズ
✔焼肉を包むためのサニーレタス

 肉に白ワイン(Riesling)という感じかもしれないが、サニーレタスで包んで食べると、さっぱりしているので、そんなに違和感ない。冷房の無い家に住んでるので冷やした飲み物を体が欲しているから、寧ろ美味しく感じる。

ドイツ赴任2020_現地生活:秘密(Secreto)と言う名のイベリコ豚を食べまくり その②ナスと豚肉の炒め物

2020-08-03 | ドイツ赴任_現地料理
 一人暮らしの食事の最大の欠点。連続で同じ食材を食べねばならないこと。昨日に続いてイベリコ豚をやっつける。Secreto(スペイン語で秘密)と言う名の希少部位。冷蔵庫から取り出して切り始めたが、表面が真っ白。今日取り出した奴は赤身<<<<<<脂身な奴。これは50近い親爺には危険だ。食べきれるわけない。包丁で極力、脂身をこそげ落とす。更に脂を抜くためにさっと湯通し。

 そのあとでナスと炒めて豆板醤と甜面醤と中華の素と醤油とワインと砂糖と醤油を振りかけて、最後に強火にしてアルコールを飛ばして完成。

 味を比べるために塩胡椒とネギのみで炒めたやつをつまみに早速一杯。

 なんだか脂っこい。全く箸が進まない。昨日は脂身と赤身がいいバランスであったが、今日の部位は脂がどぎつい。二口ほど食べたところで、お腹いっぱいな感じ。猛烈な後悔。本日、一番おいしいのは生のトマトだ!
 勿体ないので炒め物の中からナスだけ選んで、あとのお肉はさようなら。
 脂っこさが非常につらい。口直しにうどんを茹でる。
 大量にネギを放り込んでサッパリ感増強。無茶苦茶おいしい!!!

 次回は普通にロースにしよう。

ドイツ赴任2020_現地生活:秘密(Secreto)と言う名のイベリコ豚を食べまくり その①焼肉

2020-08-02 | ドイツ赴任_現地料理
 先週末に購入した鮟鱇2kgとムール貝2kgをようやく消費完了。鮟鱇は焼き物、唐揚げもどき(ニンニク+出汁醤油に漬けこんでから油を放り込んで片栗粉をまぶしてグリル)、鮟鱇汁&雑炊、鮟鱇チゲ&雑炊で消費。ムール貝はワイン蒸しとその汁でパスタ、あとは鮟鱇汁への追加投入等で消費。
 魚介類を連続で食べまくったので、今度は肉を食べたい。肉だと毎回ステーキと言う流れだったので、それを断ち切るべくKOSMIDISでイベリコ豚を物色。
 冷凍ものであるが、いろんな部位がある。壁面にお値段と豚の絵(部位の説明)があり、それを参考にしつつ物色しているとSECRETO(スペイン語で秘密)という部位を発見。余りの旨さに、昔、肉屋が自分用に持って帰って食べていた内緒の部位と言うことだ。普通にロースを買うよりも面白そうなので、これを選択。単価は10.95EUR/kg。一番小さいのを選んだのであるが885g。鮟鱇パーティーと同様に、暫くはイベリコ豚が続きそうだ。一緒に買ったのは枝豆。170gで2.45EURとお安い!

 冷凍なのですぐには食べられない。冷蔵庫で一晩かけて解凍して、まな板の上へ。
 一塊の大きい肉と思っていたら、1~1.5cmくらいの厚さの肉が折りたたまれて入っていた。食べやすいサイズに切っていく。
 油に包まれたトントロと言った感じ。早速、焼いて食べようということでホットプレートを出そうと思ったが、独り焼肉で普通のホットプレートは大げさだ。そこでフライパンと卓上IH調理器の出番。1400Wなので、全日空でもらった大きい方の変圧器で十分使用可能。既に我が家では鍋もので活躍。
 油が飛ぶので新聞紙を敷き詰めて焼肉開始。
 付け合わせはチーズ(モッツァレラの出汁醤油・黒コショウ漬けとOld Amsterdam)とドライトマトのオリーブオイル漬け(酒のつまみに最高!)。後はサラダ(トマト+サニーレタス)と焼き物用にネギとジャガイモ(予めレンジでチン)を追加。
 ワインはPfalzのワイナリーのBärenhofで買ってきたRiesling Spätlese trocken。酸味が立ったワインが嫌いな自分好みの味。このワインはここのワイナリーで一番上のライン(JB selection)ではあるが、僅か9.5EUR/本。 

 
 程よく焼けたところで岩塩+ライムを絞って一口。

 プリプリでジューシー。脂が強いので柑橘系との相性最高!欲を言えば、網焼きだともっと美味しいだろう。あっという間に約300g完食。そういえば、枝豆を食べるの忘れてた。まあ、冷凍物だから後日の楽しみにとっておこう。