三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

ドイツ赴任2020:フランクフルト近郊ドライブ~鱒の燻製調達と古城見学~

2020-09-14 | ドイツ赴任_現地でお出かけ
 コロナによる入国制限で予期せぬ強制単身赴任。こんなことになるのであれば、釣りやスノボの道具を持ってくればよかった。非常に後悔。毎週末、飲んでばかりの生活も飽きてきた。古城見学でも行こうということで、ググってみると自宅から1時間圏内に発見。お気に入りのマスの養殖場で酒の肴を買うついでに行くことに決定。

 最初の目的地はOberurselの鱒の養殖場 Forellengut Herzberger。
 自宅から約30分の距離。最後に狭い林道を通るのが厄介。ハイキングやサイクリングの人がボチボチいるのに加え、対向車も来るので運転しにくい。

 売店には数人の待ち人。コロナ対策で当然、間隔をあけて待つ。

 お目当ての鱒の薫製(Räucherforelle)は15EUR/kg。因みにウナギの薫製も売っている。生の鱒の場合には、内臓を取ってくれる。


 薫製を2匹調達して車に戻る。お次は Königstein im Taunusの古城。ここから約20分チョット。途中に動物園があるので、家族連れならそこに寄るのも良さそうだ。

 車を駐車場に止めて徒歩5分。小高い丘にあるKönigstein城
 売店で入場料EUR3を支払って中に入る。秋晴れを背景にしたお城がとても綺麗。


 朽ちた感じが何とも言えない。折角なので日本の家族にSkypeで生中継。コロナの入国制限で来られないからドイツの雰囲気を味わってもらう。便利な世の中になったものだ。

 お城から街を眺める。これまた綺麗だ。久々の非日常を満喫。さて、あとは家に帰って昼食兼夕食だ。

 本日のメインの一品は薫製の鱒。もう一つはMaggiのRustikales Filet-Pfännchen。材料はコレ。
 豚ヒレをベーコンで巻いたものを炒めて、玉ねぎとマッシュルームを炒めたものと合わせて、水と生クリームを加えて調味料を放り込んで、約30分で完成。非常に簡単。

 Pfalzで買ってきたChardonnayで早速一杯。
 白ワインと鱒の薫製の組み合わせが絶妙だ。薫製によって旨味が濃縮。鱒がとても美味しい。焼き魚と違って冷めていても美味しいので、だらだら飲みの良い相棒だ。豚ヒレの方は温かいうちに食べる。豚ヒレソテーにシチューをかけたような感じ。こっちも美味しい。時代劇を見ながら約3時間かけてお食事完了。
 本日も満足!