戦車なんかには興味のない妻と娘を残して、フランクフルトからオランダ南東部のOverloonの戦争博物館までドライブ。片道約300km。途中カーナビに嵌められて遠回りさせられた結果、約3.5hのドライブで到着。静かな村という感じ。
車を止めて森の中を歩いて博物館へ向かう。
途中にはT34/85。ここを通る子供は一様に戦車に登る。
博物館内部。いきなり総統の写真。
乳母車の展示。何故?
レジスタンスの偽装に使ったということです。
ユダヤ人の当時の歴史も展示。史実の知識を元に展示物を見る。
パンターG型。ここに入る前に見たT-34/85よりも大きくて迫力ある。無傷のように見えるが、反対側の転輪が1個無い。博物館の説明によると第107 装甲旅団 所属で、英軍のPIAT(対戦車擲弾)で破壊されたらしい。
自転車展示。それぞれに武器が付属。ドイツ軍のパンツァーファーストとパンツァーシュレック。
80cm列車砲のドーラの模型。模型とはいえ凄いでかい。取り回し悪そうなのがよくわかる。電撃戦以前の発想の産物。
マーケットガーデン作戦に使ったのと同じグライダー。バカな上層部の判断で現場が無駄死にという作戦の典型。会社勤めをしてると、でかい組織はどこも同じなのねという感じ。遠すぎた橋は名作だ。
フンメル(自走榴弾砲)整備中。ミリトラック(展示走行イベント)の時には、乗れるのかな?
ここの博物館でビックリしたのは単なる車両展示ではなく、ジオラマが多いこと。しかも支援・後方部隊をしっかり表現。
電柱敷設。通信は非常に重要。
野戦炊飯
エンジン整備。他にも多数の支援・後方部隊の展示。
ドイツ軍の兵器だけであればドイツのMuseum Sinsheimとか Munsterの戦車博物館の方がイイかも。後方部隊の展示という視点では、ココが圧倒的。
ざっと見るのであれば2時間で十分。
最後に売店でお土産を買っておしまい。
展示されてたパンター222号車のTシャツ。約20EUR。バルクマンの424号車の方がマニア受けするだろうが、ここの博物館には関係ないので仕方ない。
3号突撃砲G型は約15EURだったので、それも買ってくればよかったと後悔。