濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

ミニ四駆の改造~パーツ交換など

2019-09-03 19:48:17 | おもちゃ病院
ミニ四駆にハマッてはや半月。幾分勝手が判ってきました!

そもそもミニ四駆はおもちゃとラジコンの中間点にあり、使う部品は多くのおもちゃと共通です。FA-130モーターや8Tギア・車軸などは使い回しができます。
しかもおもちゃドクターとミニ四駆取扱者のスキルも大差なく、モーターの慣らし方が共通ですww実際走らなくなったプラレール動力車のモーターに7.2Vを印加して慣らしたら高確率で復調しましたので。

そのおもちゃドクターのスキルを手に、おもちゃドクター道具箱を持参しながら可児のミニ四駆コース設置店舗(XYZ可児店)へ走らせに行きました。
…案の定、ノーマルモーターではスーパー2シャーシのパンダ2は坂で停止。
想定の範囲内だったのでトルクチューンモーターへ交換、何とか走りましたがどうみてもジャンプが不安定でコースアウト寸前…まだモーターの慣らしが済んでおらずやや遅かったのが救いでした。

念のため慣らす前にトランジスタテスターで抵抗値とリアクトル値を確認…1.6Ω/0.05mH。このあと7.2Vで10秒慣らした後は1.0Ω/0.05mH。ずいぶん変わったからか!?モーター音が甲高くなりました。明らかに高回転を実感。
当然コースアウト・クラッシュの危険も高く、ここはファーストトライパーツセットを取付けました…まずはFRPワイドステー・大型プラローラーをセット。これだけでも安定度は増しましたが、ジャンプが不安定なのでリアにマスダンパーを設置。これで滅多にコースアウトしなくなりました。
ただやはり軽量なのか!?たまに浮き上がってコースアウトしない程度で引っかかります。ブレーキをつけるかどうかですね。
あとどうしても締め付けが甘いとボルトが緩んできます…走らせたあとはマシ締め確認しないとダメですね。特にマスダンパーのボルトが緩むと不安定になりコースアウトの恐れが出てくるので何度かやり直しました。
※なんだかフライトごとに機体を整備する飛行機みたいww

とりあえず店内大会に出られそうなマシンが一台完成しました。
スーパー2でざっとこんなところですが、まだ未着手のMAシャーシ・両軸トルクチューン2モーター・パーツセットがあるので大会で様子を見てから組み立てるかもしれません。
おもちゃドクターのスキルがミニ四駆に生き、逆もまた然り…当面両者の世界を行き来して知見を広めていきますよ。これがプロフィールになるくらいに。
当然おもちゃドクター養成講座の生贄というか教材にもします。これで目を輝かせるお父さんは長きに亙りおもちゃ病院を牽引してくれるはず。

おもちゃ病院は公的機関と民意の一致が必要!?

2019-09-03 19:18:19 | おもちゃ病院
最近岐阜県のみならず他県からもおもちゃ病院設立相談やおもちゃドクター養成講座実施のオファーが舞い込んできます。

しかーし!実際設立に至った地域は幾らか手間や苦労を重ねており条件も整っていましたが、そうでない地域は簡単には設立できませんでした。
実際複数の成功談を持つ僕でさえ4地域のおもちゃ病院設立に失敗しました…郡上・美濃白川・飛騨金山など、先細りで立ち消えたところも数知れず。
いずれの地域も背景に「おもちゃ修理の文化がない」「年数回で住民に存在を覚えてもらえない」「児童と触れ合う公的機関との接触がない」が共通項目に挙げられます。
逆に小さな町村でも無事成立しているケースがあり、八百津・川辺など「児童館と連係している」「年2~3回でも公的機関の後援があり一定の需要がある」「おもちゃ修理の文化が少なからずある」が共通項目。下呂市も飛騨萩原が保育園運営NPO法人が密接に関わっているため街の規模に比べて比較的多く依頼が発生しています。

おもちゃ病院運営に関わる主な公的機関は社会福祉協議会、次いで市町村の児童課・児童館運営者など。環境課が関わる事例は少ないですが高山・春日井など自管轄外ではそれなりにあるようです。
それ以上におもちゃドクターのテンションを挙げる方法は、やはり広報しておもちゃをかき集めること。関が最も成功した部類で可児もそれに準じますが、月複数回実施し市報あるいは広報誌をうまく活用して依頼件数を稼いできました。民意と公的機関をうまく活用した例ですね。
美濃加茂は今一歩乗り切れていませんが、そこは顧問としてSNS広報にも勤めた結果前美濃加茂市長のSNS拡散があったおかげで今でも一定の需要を確保できています。ある意味公的支援を得られた形。

おもちゃ病院の運営主導権は運営任意団体にありますが、公的機関をうまく使って民意に反映させるテクニックがどれだけあるかに関わっています。
逆にそれができない・うまくいかない地域におもちゃ病院を設立しようとしても永続は困難。そう考えると好条件の市町村はそう残ってないです。
あとはおもちゃドクターの供給も課題。社会福祉協議会や市民活動センターなどの公的機関が動いていれば認知症予防と銘打ってそれなりに集められますが市民講座に乗せるだけでは集団にならないです。実際可児・八百津・川辺は社協が、美濃加茂・関は市民活動センターが、飛騨萩原は地元NPO団体が動いてくれたから成立したのであって。

いくら政財官に反感を持つ自分でも、志ある人間がいれば認めますよ。

住宅ソーラー2019年問題に対応できるEVは!?

2019-09-03 18:52:31 | 電気・化学
ソーラー発電2019年問題(固定買取終了に伴う売電価格下落)を真摯に考えると行き着く先は自宅消費の拡大になります。
折りしも当家は軽自動車を買換え、この問題を念頭に世界初の量産電気自動車にして軽規格自動車であるアイミーブMを導入。ガソリン代を浮かせる上に自宅消費負荷として走る蓄電池を手に入れたことになります。
ただし充電に使われる電力は最大でも12kWh。当家ソーラーの最大発電量22kWhには及びません…電気自動車充電を午前中に、エコキュートを午後に稼動しても余ってしまいます。夜間使用できる電力もMiEVpowerBOXの制約から最大5.6kWh。
…正直アイミーブMより容量の大きい電気自動車を導入したくなります。

そこで考えたのが次期愛車購入計画。日産セレナの代替は同じ日産車とするとリーフかe-NV200になります。
1.リーフ初代後期型。30kWhあるので仮に20%まで放電できるようにしても24kWhなのでVtoH(Vehicle to Home)導入でギリギリ賄えますが容量劣化に不安あり。ただVtoH導入しなくともLEAFto100V導入でアウトドアや非常停電対策は可能です。
2.リーフ現行型/e-NV200。40kWhあるので二日かかるかもしれませんが経年劣化しても何とかまかなえそうです。e-NV200ならVtoHがなくても自宅へ100V供給可能だからイイかも。
3.リーフe+。62kWhもあれば充電に2~3日かかりますが、VtoHと組み合わせればもう非常停電災害への備えはバッチリ。しかもロングドライブでも充電待ちに遭遇する可能性は低いし。高いですが言うことナシです。

しかし必ず日産に固執するとは限りません。他社の場合も想定。
4.ホンダe。2020年発売予定、容量不明ですが小型自動車枠に入ると噂されており維持費も安く小回りが利いて運転しやすいと思われます。
5.三菱eK-MiEV!?(i-MiEV後継)。これも容量不明ですが25kWh前後と予想。軽自動車最大のメリットである維持費の安さが魅力、電池経年劣化がなければ最高の選択肢!(実は本命?)これでMiEVpowerBOXが使えれば文句なしです。
※もしそれが発売されればMinicab-MiEVも大容量化するでしょう。

なんか電気自動車を蓄電池としか見ていない自分が恥ずかしいッス!!(爆)
しかし固定型蓄電池は工事費が高いからVtoHと連系して可動型にしたほうが劣化時の交換も楽でイイかなと思ったり。