あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

秋なのだから

2008-09-26 05:32:37 | 日記
巾着田のみやげ物

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その気があるのかないのか

わからないけれど、それでいいのだ。

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昨日、茨木のり子の詩を取り上げたら

ファンだという人からメールが届いた。

あちこちでとりあげられているのでファンが多いとは思いましたが・・・・

ひらがな言葉で輪郭がしっかりした言葉

意味不明の迷路に入った詩は私にはわかりません。

でも、この詩ならはっきり見えます。

目力が強いですね。

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          ■汲む■

    大人になるというのは
    すれっからしになることだと
    思い込んでいた少女の頃
    立居振舞の美しい
    発音の正確な
    素敵な女の人と会いました
    そのひとは私の背のびを見すかしたように
    なにげない話に言いました

    初々しさが大切なの
    人に対しても世の中に対しても
    人を人とも思わなくなったとき
    堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
    隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

    私はどきんとし
    そして深く悟りました

    大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
    ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
    失語症 なめらかでないしぐさ
    子供の悪態にさえ傷ついてしまう
    頼りない生牡蠣のような感受性
    それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
    年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
    外にむかってひらかれるのこそ難しい
    あらゆる仕事
    すべてのいい仕事の核には
    震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・・・
    わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
    たちかえり
    今もときどきその意味を
    ひっそり汲むことがあるのです

茨木のり子の詩のファンなのです。

2008-09-25 18:54:24 | 日記
昭和記念公園

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自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

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凛とした姿

いいですね。


空が高い

2008-09-25 06:27:00 | 日記
昭和記念公園

抜けるような空に感動している。

そんな自分にも感動している。

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オリンピックが終わりしばらくすると

話題もなくなっている。

でも、オリンピック選手くらいになると

その生き方しかないと気づくのですね。

やりたいことがいっぱいある。

でも、本当にやりたいことをやってきたから

二番目のものには興味が湧かないのですね。

そんな葛藤をもちながら引退するタイミングを逸する。

そして、どうしようもない故障が起きたとき

「諦める」

何か、気の毒のような、それでいいような・・・

自分で決めることなのですね。

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これはオリンピック選手だけでなく

あたりまえのオジサンの定年退職も同じですね。

系列会社で同じような仕事をする人

思い切って転身する人

何もかも捨ててしまう人

その潔さでその後が決まるような気もします。




どうでもいいけど、気になること。

2008-09-24 20:38:02 | 日記
日高市のコスモス

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「他人と深く関らずに生きるには」(池田清彦著)

暇だったので、おさらいで読みました。

「ボランティアはしない方がカッコいい」とか
「おせっかいはなるべき焼かない」とか

ちょっと刺激的

でも、読んでみると「なるほど」

最近の本の売り方ですね。

生きるのが下手な人が読むと安心が得られるとはいえないですね。

心に余裕がある少々横着な人が読んで納得する。

そんな感じの本。

この本で次の予定までの暇つぶしができました。

考えてみれば、どんな本も暇つぶし。

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「図説・江戸おもしろ雑学知識」(稲垣史生著)

「剣客商売」での不思議

① 岡っ引きの四谷の弥七の給料は誰が出しているか?

② デイトの約束をしたとき、時間はどのようにして知ったか?

③ 秋山小平兵はどのようにして収入を得ていたか?

そのほか、いっぱい。

そんなことを知りたくて手に入れました。

青梅で写真を撮った帰りに読みました。

当たり前の疑問がそのままになっている。

とりあえず「剣客商売」

以前は、「寅さん」だったけど

方向転換です。

少々お疲れ

2008-09-24 06:40:45 | 日記
青梅の路地裏

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昭和記念公園に出かけましたが

白コスモスは咲いていますが

「わあ!」という量感ありませんでした。

まあ、偵察という感じでしょうか?

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というわけで、頑張って青梅の猫に再会

いつもの路地裏とバス停の猫に再会

そして、新たに何匹かの猫を発見しました。

どこかに仕掛け人がいるのでしょうか、面白いですね。

このような企画なら参加したいですね。

白いコスモス

2008-09-23 17:46:05 | 日記
昭和記念公園

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コスモスが開花を始めたとの情報

初物食い

そんなお仲間がカメラ担いで右往左往

カメラの値段では相当に負けているけれど

昭和記念公園年間パスポート使用率で勝っているかもしれない。

どうでもいいけど

ちょっとだけ負け惜しみ

「重いカメラだと移動に不自由、それととっさに取り出せない」・・・・

それはそれ

「彼岸花はどこに咲いていますか?」との問いかけに

しったかぶりをはじめて、少々自己嫌悪

さらに「巾着田が見ごろですよ」と付け加えて

最悪・・・・・残念!!!

コスモスは10月に入ってからでしょう。

群生しないとコスモスは絵にならない。

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そんなことで気を取り直して

西立川から青梅線で青梅に向かう。

例のごとく、猫看板を撮り

猫の公園で同じオブジェを撮り

ついでに猫づくしの街でちょっとしたものを発見

ご機嫌気分で帰宅

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「ハリー・ポッター」を見ました。

980円で購入したのですが、どうも好きになれません。

これまでも流したのですが、途中からパソコンに移ってしまいました。

今日も同じでした。

どうして、好きになれないのでしょうか?

「バックツザフーチャー」

「タイタニック」

宮崎駿作品も駄目ですね。

自分でもよく分かりません。

今日で連休は終わります。

2008-09-23 06:10:39 | 日記
巾着田の少女

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今、朝五時

この時間が楽しい。

8時に散歩に出かけるまでの時間

ブログを更新する時間です。

何となく、間に合わせなくてはいけない。

そんな意味のわからないことを気にして

焦ってしまう。

午後からなら時間がいっぱいあり余裕が在るのですが

それではだめなのですね

やはり、朝がいいのですね。

ブログを作ることで

暇つぶしができるようになりました。

ときどき、仕事

そして写真を撮りに出かける。

時間があるときはゲームセンターに寄ります。

というより、道路のむかえが、ゲームセンターが入っているショッピングモール

夕方からは、放送大学の講義を聞いたりするおまけをつけて

映画を見る。

そして、一日が終わります。

このパターンが崩れるとパニックになります。

年寄りとはそんなものです。

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「他人と深く関らずに生きるには」池田清彦著

電車の中で読みました。

最近、老子思想と岸田秀の「ものぐさ精神分析」を合わせたような

本が出回っていますね。

時代がそこまで寄ってきたのですね。

「母性本能」な学習に過ぎない。

面白いですね。

そこから幻想論が展開される。

あらゆることが説明できてしまう。

この本を読んだら

常識の歪みを受け入れることができるでしょう。

そんな気がしました。

でも、休日の電車の中で読むに相応しい本であることは

間違いありません。

私は難しい本を読みたくありません。

説明ができるようになっても

何もツッカエ棒にもなりませんし

そんなもの役に立ちません。

何事もなく何もせず

2008-09-22 21:14:50 | 日記
巾着田の彼岸花

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巾着田の彼岸花そしてコスモス

ちょと興奮状態と言うか

「ごちそうさま」という感じ

そんなことで今日は、近所のゲームセンターで

知り合いのじいさんと楽しみました。

そんな遊び場も最近は老人が占拠しています。

まあ、何事もなく、何もせず

それが年寄りの日々です。


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雨が降り続いています

2008-09-22 06:45:32 | 日記
巾着田の「飾り茄子」

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幼い頃、梅雨の季節

何日も雨の日が続いた記憶がありますが

最近はあまり続かないような気がします。

今日は仕事にない日

何をしましょうか?

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カメラの充電池が不足して写真が取れなかったので

再度出かけました。

そのことを昨日書きましたが

足りないものをそのままにせず

補うと、そのこだわりから抜けるものですね。

でも、それがなかなかできないから

すっきりしないのですね。

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「十二人の怒れる男」(シドニー・ルメット監督・ヘンリー・フォンダ主演)

昨日、二度繰り返し見てしまいました。

よくできた脚本ですね。

陪審員室から一歩も出ない

そんな密室での議論だけで最後まで押し通しますが

登場人物がはっきりした人生をもっていることまで

しっかり描き出しています。

内容は、少年が父親を殺害したという裁判に

参加した陪審員の男達(なぜ、男だけなのでしょうかね?)が

少年の犯罪を検証しながら、展開する。

映画の時間経過と実時間が同じという手法が話題になりましたね。

演じる役者がいいし演出もいいので

嘘なのに嘘を感じない緊迫感があります。

とくに、蒸し暑い夏の日の設定が

室内の雰囲気、汗、小道具を鮮明に印象つけます。

アメリカ映画の一つの形式での代表作ですね。

巾着田に出かけました。

2008-09-21 17:24:59 | 日記
巾着田の彼岸花

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昨日、カメラの充電池の失敗があったので出直しました。

八高線は単線なので、列車交換に時間がかかります。

でも10分停車の間にトイレに行ったり

ペットボトルを手に入れたりできます。

それもいいですね。

東飯能で西武線に乗り換え

高麗で下車して15分ほど

昨日に比べて人が多いですね。

列車から降りてきた人が行列してます。

観光バスも押し寄せますから、相当の数

幸い、早い時間帯に到着していましたので

大挙して押し寄せた人とは帰り際の行き違いですみました。

さすがの観光地

彼岸花の群生は見事ですね。

圧倒的な量感です。

興味のある方は

「あきオジのひとりごと」に

明日、アップしますからごらんください。

川べりに咲いていますし、松林の中ですから

赤が鮮やかです。

でも、赤とわずかな白しか色がありませんし

姿かたちが同じですので

変化はありませんね。

写真もあまり変化があるものは撮れませんでした。

高級機を抱えているおじさんの中で

3万円のカメラを堂々と使うのには、ちょっと勇気が必要でした。

人が多いので、その列から早々に抜けだし

コスモスの写真を撮って、退散しました。

昼前には家に戻ってきました。

これで、昨日の失敗は悔しくなくなりました。

でも、お気に入りの写真が少ないだけでなく

アップできるような写真もあまりありませんでした。

また、どこかに出かけなくてはいけません。