あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

とりあえず食べてみるか豆大福  あきオジ

2012-02-21 05:47:04 | 日記
ランの展示会の出品作です。

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先日、どんなつもりで作っているのかと問われました。
深い意味ではなく、社交的な挨拶だったようですが
とりあえず、書いておきます。

深い意味はない、ちょっとしたこだわりです。

素人の俳句(もどき)ですから俳句などと言わない。
とりあえず5・7・5で作るけれど、とりあえず程度でいい。
季語は自分の表現を横着にさせ、イメージが限定されてしまうのでできるだけ避ける。
ひらがな文字を多用し、軽快な擬態語を取り込む工夫をする。
古典的な教養を下敷にしない。
深読みしない。
裏返して読まない。

句を取りあげるのはストレッチ運動のようなものです。

そんなことでやっています。

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「朝の挨拶代わり」と受け止められるのが一番嬉しいです。

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自分だけわかればいいとひとり言  あきオジ

分かることそれさえ投げ出す春の川  あきオジ

菜の花が咲きだすニュースも懐かしき  あきオジ



小雪散る駅にちらほら帰省客  あきオジ

2012-02-21 05:35:59 | 日記
ランも強烈な香りがしますね。
鈍感なわたしには香りに世界があることに気づきませんでしたね。

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笑ふ山より流れ出て水光る 今瀬剛一

良き知らせあり真っすぐの山笑ふ  森岡正作

今死ならば瞼がつつむ春の山  斎藤玄

(「旅の歳時記」を読むことがあります。旅の句には、観念操作で創り出す句が少ないのがいいですね。)

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ハナ肇演じるドラマに雪が降る   あきオジ

疲れても歩くしかない時雨かな  あきオジ

気楽なる暮らしもあるかと思う春  あきオジ

恨みごとあるわけでもなく春の雪  あきオジ

菜畑に夕日落ちる甲州路  あきオジ

2012-02-21 05:21:29 | 日記
ランの展示会の出品作です。
ここにも自分の世界があるのですね。

この写真はグランプリのランです。
どこがどういいのかは素人の私には分かりません。
でも、副賞は外車ということだけは分かりました。

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霜柱どうにかなるかと思いたり  あきオジ

申告の手間暇もあり年終わる  あきオジ

山門に雪積もりたる深大寺  あきオジ

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まつたく雲がない笠をぬぎ  山頭火

墓がならんでそこまで波がおしよせて  山頭火

雨だれの音も年をとつた  山頭火

(語調がぴったりの日もあれば、それなりの日もあります。感情や体調によって微妙に違うことを感じることがあります。言葉の怖さって、こんなところにもあるのかと思いましたね。)

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確定申告もしたし、水泳もしてきたし、それなりの一週間の段取りができました。

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