あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

薄味の浅蜊と大根すするころ  あきオジ

2012-02-09 04:43:17 | 日記
納豆をぶかっけ食べる囲炉裏ばた  あきオジ

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しら梅に明るく夜ばかりとなりにけり  蕪村

肘白き僧のかり寝や宵の春  蕪村

草霞水に声なき日ぐれ哉  蕪村

(美しく完成されるとかえって魅力を感じないのは我がままでしょうかね。)

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鮭茶づけなによりうれし春近し  あきオジ

(食べ物だけを取りあげた俳句を作る人もいるかもしれませんね。それもいいかも。)

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雪ふれば水仙哀れに咲いており  あきオジ

2012-02-09 04:28:59 | 日記
梅園に水仙
この組み合わせで春が到来します。
嬉しいですね。

水仙、蝋梅、そして福寿草
そして、櫻になりますね。

そうそう、来週はラン展ですね。

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分別があれこれ言いだす梅の花  あきオジ

春の雨受験生の首筋に  あきオジ

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春雨や静かになづる破れふくべ  良寛

春雨や友を訪ねる想ひあり  良寛

水の面にあや織りみだる春の雨  良寛

(良寛には境涯を味わう余裕があるのでしょうか、どこかで、心の遊びが感じられます。どうなのでしょうかね。)

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通り抜けそしてあらわる冬の雲  あきオジ

2012-02-09 04:18:27 | 日記
神代植物公園のベコニアです。
美しい色合いがいいですね。

同じ植物は組み合わせても美しいですね。

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あることもないこともある門に入る  あきオジ

雪まじる雨に打たれて下調べ  あきオジ

(大学が決まり、下宿などの下調べなどをしているのでしょう。それと見える親子が駅周辺にいます。なぜか、分かるのですね。)

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鐘ついて去る鐘の余韻  放哉

赤いたすきをかけて台所がせまい  放哉

たつた一人になり切つて夕空  放哉

(下敷を準備したり、隠喩をつかったりするのではなく、そのまま放りだす。それが放哉の進みたかった俳句なのでしょうかね。)

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