あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ひたすらに雪降るみちを歩くなり  あきオジ

2012-02-10 05:33:11 | 日記
祈りこそ唯一のものですね。
そんな気がします。

・・・・・

仏様機嫌はいかが雪積もる  あきオジ

節分も過ぎて不動の門ひろし  あきオジ

・・・・・・・

梅が香に昔の一字あはれ也  芭蕉

むめが香に追いもどさるる寒さかな  芭蕉

(芭蕉の句にも技巧が過ぎたり、いじりすぎているのでしょうか、響いてこない句がありますね。私のようなまったくの素人で学究的な姿勢などさらさらなないなら、なおさらです。)

・・・・・

はじまりはいつも白き手帳かな  あきオジ

・・・・・・

投げやりに歩いてみても冬の中  あきオジ

2012-02-10 05:12:26 | 日記
神代植物公園の冬です。
今は水仙ですかね。
蝋梅は咲き始めましたが
白梅、紅梅はまだ蕾です。
でも、「楽しみ」を「楽しむ」のもいいものです。

・・・・・

足のうら洗へば白くなる  放哉

傘さしかけて心よりそえる  放哉

(こんな心象風景、きれいでいいですね。あまりに孤高が過ぎたり、リアルであると、素人の私には負いきれなくなります。ほどほどでいいのです。)

藁屋根草はへれば花さく  放哉

・・・・・・

何もない風景をありのまま描写する。それだけでも、俳句なのですね。ご苦労様です。

・・・・・

余裕などなくて今朝の雨あがる  あきオジ

どうなるとそれも分からず霧氷なり  あきオジ

案じてもどうにもならぬ雪続く  あきオジ

・・・・・・