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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

師走空スカイツリーに手を合わせ  あきオジ

2011-12-09 05:37:14 | 日記
スカイツリーだけでは面白くない。
何かが欲しい。
そんな季節になりましたね。

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言葉なく夕暮れとなる白き杖  あきオジ

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京まではまだ半空や雪の雲  芭蕉

秋深きとなりは何をする人ぞ  芭蕉

折々に伊吹を見ては冬籠り  芭蕉

(芭蕉の句は品格があるのが最大の特徴でしょうか。その品格はどこから生まれてきたのでしょうか。)

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じっとするそれだけでいい冬の雨  あきオジ

マフラーをくるりと巻きし退社どき  あきオジ

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スカイツリー解禁の夏待ちかねて  あきオジ   

2011-12-09 05:24:20 | 日記
浅草寺から見えるスカイツリーです。
昇る日が待ち遠しいですね。

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雪空の最後の一つをもぐ  山頭火

落葉ふる奥ふかく御仏を観る  山頭火

茶の木にかこまれそこはかとないくらし  山頭火

(「しみじみ」が日本人の美意識の一つの形なのですね。そんなことを感じる句ですね。山頭火の酒臭いしみじみもいいですね。)

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色も落ち中途半端な寒さ哉  あきオジ

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銀杏散り空は青く地は黄金  あきオジ

2011-12-09 05:14:50 | 日記
昭和記念公園です。
これで寡黙な冬が続きますね。
それもいいですね。

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舟は皆出てしまひ雪の山山なり  放哉

皆働きに出てしまひ障子あけた儘の家  放哉

静かなるかげを動かし客に茶をつぐ  放哉

(これらの句は放哉の句の中ではお気に入りです。一人ぼっちの寂しさと境涯の惨めさが映し出されているように思えます。間合いの面白さもありいいですね。確かに俳句も素晴らしいのでしょうが、その句に出会ったときの気分が大きいですね。)

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あたりまえそれを楽しむ冬景色  あきオジ

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