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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

あざとさが気になる俳句の冬景色  あきオジ

2011-12-04 06:28:52 | 日記
寒くなりましたね。
俳句も作ればいい。
そんな気持ちが続いています。
続けていれば新しいものが湧いてくるでしょう。

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「朝日のように爽やかに」でアップした絵を利用しました。
手抜きが多くなりましたが
気力も体力も落ちて来るのですからしかたありません。

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寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき  芭蕉

水寒く寝入かねたるかもめかな  芭蕉

面白し雪にやならん冬の雨  芭蕉

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芭蕉は「浮世絵師」と同じような存在でコピーライターのような役割をもっていたのではないでしょうか。
そんな気がします。ありそうだけどありえない。そんな表現が多くあります。過剰なまでに自然を凝視することを重視する
現代俳句の方向性に「それは違うのじゃありませんか」と言いたい素人は多いのではないでしょうか。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。

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眼鏡して九番うたう年の暮  あきオジ

古書店をめぐる師走の温かさ

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雨ふれば賢治童話が踊り出す  あきオジ

2011-12-04 06:11:26 | 日記
ブラームスの「どいつ・レキュレム」をアンドレ・トレビンで聞きました。
いい日曜日の始まりです。

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冬ごもり燈明虱の眼を射る  蕪村

信濃なる僕置けり冬ごもり  蕪村

炉開や雪中庵のあられ酒  蕪村

(この辺りの句は背景やそれなりの知識がないと理解できませんね。とりあえずこんな句もありましたということにしましょう。といっても再読しても覚えていないでしょう。)

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あれこれ年を取るとしておきたいことが出て来るものです。
今日は、宮澤賢治の童話集を読みなおしたいと思いました。

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赤不動まだまだ耐えよと雪積もる  あきオジ  

2011-12-04 06:01:18 | 日記
解説上手があれこれテレビでしゃべっています。
存在が影響を与える人が少ない時代なのでしょうか。
それとも必要としない時代なのでしょうか。

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はるかに夕立空がふるさとの空  山頭火

昼寝さめてどちらをみても山  山頭火

なかなか夕飯がおそい山の朝  山頭火

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「こころの時代」で山折哲雄が宮澤賢治を論じていました。
宮澤賢治が読みなおされていますね。
私もそうしましょう。

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