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あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ふわふわと餌追うくらげ終わりなし  あきオジ

2011-12-02 06:07:56 | 日記
江ノ島水族館です。
水族館に独りで出かけるのもいいかもしれませんね。

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舟遊ぶ飛騨古川や夕蜻蛉  碧梧桐

(常識的で節度があり教養的な俳句は苦手です。「美は乱調にあり」ですね。ですから、現代の大多数の俳句は好きではありません。その食わず嫌いに挑戦したいですね。)

稲妻や芝滑らかに牧場雨  碧梧桐

芥子散るや瓜もむ時の夕風に  碧梧桐

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落語聞くぜいたく笑いの炬燵かな  あきオジ

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江ノ電が冬のトンネル抜けだして  あきオジ

2011-12-02 05:58:29 | 日記
極楽寺に入る江ノ電です。

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雪散るや穂屋の薄の刈り残し  芭蕉

(芭蕉の余韻がいいですね。言葉の選び方も言葉の響きも余韻があります。その魅力が段々深くなっていくのですかね。)

いかめしき音や霰の檜木笠  芭蕉

いざこども走ありかむ玉霰  芭蕉

(一茶は素直な表現が難しい人のようですが、芭蕉は子どもを素材にしたとき、傍観的な「いいおじさん」になれるのですね。それが資質なのでしょうかね。)

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だらだらの冬俳句する難しさ  あきオジ

地蔵様虚空をみつめ微動せず  あきオジ

2011-12-02 05:46:52 | 日記
長谷寺の石仏です。
いかにも現代的という顔をしていますね。

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あるけばかつこういそげばかつこう  山頭火

(私にとっての名句とは、何度もブログにのせた句です。なんとなく選んでいるうちに自分の好みが見えてくるものですね。好き嫌いなどの判断は余計なことですね。)

月のあかるい水汲んでおく  山頭火

寝たり起きたり落葉する  山頭火

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山頭火は教養人としてあるいは俳人としての格調高い言葉や言い回しを自在にできたはずなのに、どのようにして抜けだしたのでしょうかね。
素人には分かりませんが、俳句語というか俳句文法というか、そんなことから抜け出して自分の表現形式を切り開いただけでも、存在感がありますね。

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山頭火追ってみたい北の風  あきオジ

座頭市ご都合主義に冬の風邪  あきオジ

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