![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d7/52d8d463b8db28dfc7f06fd23a3ea2a1.jpg)
こんなものを落札した。今回は落札失敗。もっと金額が少なくなるのを待てばよかった。銭をどぶに捨てたようなものだ。
FDは金属ゴミへ、RDはパーツ交換と補修塗装すれば長くは使えないがまだ再利用できる。
目利きのポイントは
①掃除がされたないものは、まず手を出さない。画像で商品の良悪が判断できないためだ。
②全景がわからない、全部を写して無いものはまずは疑う。
っていうのが基本だな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8d/121b78565911914abb598a874dc010af.jpg)
表側はきれいだが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2f/53577d39f4eec4e4847763b4c7a925e6.jpg)
裏側がこんな感じ。FDガイドの部分の疵はこの画像から見ても、随分と深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/18/db5f50a9163cc14932b9caab8f6842c7.jpg)
疵の部分こんな感じ。ガイドは1mmほどあるのだが、キズの部分はなんと、0.3mmと1/3ほどもない。これでは変速時にチェーンが変形で噛み込み、落車につながるかもしれない。
このガイドは交換はできないので、フロントディレラーは金属ゴミの袋へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/53/5e03d82e8bab83aa9c4fcfca2f7170f7.jpg)
リアディレラーを見ると、プーリーガイドの端にキズがある。ここにキズがあるという事は、ホイールのスポークかスポークプロテクターに何度か接触したことがあるという事なので、ユガミが出てるかもしれない。
仮に取り付けてみてゆがみの測定をしてみたが、おかしなゆがみは無いので、致命的な破損がない。これは手を入れたら再利用できる。
でもなあ、軸にガタがあるから、摩耗がそうとうに進んでいる。あまり長くは使えそうにない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/96/0c29b8c7dea09259e41c821b08d8aaa9.jpg)
プーリーの歯が摩耗しきっている。
これは交換。純正で7・800円ぐらい。べアリング入りのになると2000円とか5000円。
ケージも本体もキズが多いので、キズを紙やすりでならしたうえに補修塗装。
手間考えると、もっと安く手に入れるべきだった。
手入れしながらメンテしながら使っていれば、5万キロ相当はもつ。いやもっと持つ。
パーツは使用方法によってはその最中に壊れる。その場合はパーツ交換になる。
これほどの摩耗は20万キロ、地球5周は使われているだろう。
そこまで走ってないとしたら、この出品者、メンテナンス全くしない人なのな。
ここまで使い込まれたパーツは相当なもの。
そんな跡が掃除をするとあちこちに見受けられる。ここまで使い込まれたものは感心する。だまされたとか怒り心頭とかはないが、こんなパーツ出品する段階で評価はどうしても低くなってしまうな。
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