昨年のゴールデンウイークに45kmの一人マラソン大会を実施しました。自宅からひたすら西に向かって走り、神戸を越えて須磨浦公園まで。
今年は東に向かいます。ただし、コロナの影響を考慮して、帰りもランニングという条件付きで。さらに妻が手縫いで作ってくれたマスクをたずさえて。
目的地はサントリー山崎蒸溜所です。復路に電車を使えるのであれば、京都を通過して滋賀県の大津辺りまで、行けるのですが、折り返すことを考えると、その中間点辺りまでか・・・と。「それはもう山崎蒸溜所やないか!」本当にすぐにそう思いました。とにかく山崎蒸溜所が大好きなので。
朝、5時前に自宅を出て、実働6時間。自宅に戻るころには、体力を使い果たし、気力も尽きていました。「もう限界」と、脳も体も思っているのですが、ここで思わぬことが頭に浮かびます。せっかく大阪の西から東まで横断し、京都の地を踏んだのだから、あと2キロ伸ばして、兵庫県に入ってはどうか。ここからは自分との戦いです。「目標の50kmをクリアしたのだから、もういいじゃないか」「いやこんな機会は滅多にないぞ」。
極限状態で激しい葛藤が続きましたが、最後は自分に勝ちました。やりきりました。お陰で、『思い出』と『実績』と話のネタを手に入れました。
○尊敬するサントリー創業者の鳥井信治郎さんと二代目社長の佐治敬三さん
○本邦という響きがいい
○おまけの兵庫県