ダッフィーのトートバッグ修理 本革の持ち手へ

　長女が数年前に「千葉の夢の国」で購入したダッフィーのトートバッグを修理しました。
　夢の国公認だけあって、しっかりした作りなのですが、残念ながら持ち手のカバーがぼろぼろになってしまいました。合皮から本革に、レベルアップです。

before






after

レザーのアタッシュケース修理 完了

　2～3日かかると思っていたアタッシュケースの修理が1日で完了しました。注文通り、強度優先でがっちり補強しました。部分補修ですので、どうしてもバッグの表面にも縫い目が出てしまいますが、それも味になるように縫い目の長さを色々考えました。
　結果、かなりいい感じに仕上がったと思います。

スレなどで色が落ちてしるところは靴墨でケアします。




内側には、当て革をして縫いつけます。




大胆に縫い目を見せます。縫い目は直線ではなく、バッグのたわみや歪みに合わせて気持ち曲げたりしています。あくまで趣味ですが、15年やってきたからそういうこともできるようになったと思います。


自分で使っているブラウン、キャメルの小物と合わせてみます。カッコいいです。

レザーのアタッシュケース修理

　使い込まれたレザーのアタッシュケース。持ち主の方は、学会などで出張するときは必ずこのバッグを使っているそうで、実働30年ということです。
　強度のある革も、さすがに限界を超えて、結構な重症です。この大切な相棒を修理してほしいというとんでもない依頼を受けました。これを完璧に直すには、革を全て張り替えるぐらいの大がかりな修理になります。「これはちょっと無理ですよ」と一旦は断りましたが、「修理方法は一任するので頼む」と。
　年末に預かり、年末年始の間も、仕事の合間も、ずっと修理のことを考えてました。そしていざ、修理開始です。

実は７年ほど前にこのバッグを見たことがあります。当時のバッグ