保健室コーチングは「保健室」という名称がついているので、保健室の先生向けのものだと思われがちなのですが
実際には、子育て中のママの受講も多いのです。
これまでにも、すでに6名の子育てママの保健室アドバンスコーチが誕生しています。
(全体数では、ベーシック資格者104名 アドバンスコーチ資格者51名)
そして、最近は、保健室コーチングや脳科学コーチングを学びながら、心のアプローチグッズを子育てに積極的に活用されている
ママさんが多いのです。
8月1日 2日に京都で開催される 「全国保健室コーチング研究大会」の実践発表には、3名のお母さんが
保健室コーチングの概念や心のアプローチグッズを活用した実践事例を発表してくださいます。
お子さんの登校のいきしぶりや不登校への対応をされたり、日常の学校生活で起きる友達とのトラブルなどはもちろん、
思春期の娘さんへの恋愛やコミュニケーションのつまづきへの対応など
プロ顔負けの実践をされているのです。
当日は 4つの会場に分かれて、実践発表を聴くことができます。
赤文字にしてあるのが、子育てママの実践発表者です。
<実践発表> 8月1日 15:30~16:45 4つの会場に分かれて、発表します。
A会場
●千葉県市立柏高校 養護教諭:豊野幸子 「保健室での生徒への対応について」
●浜松日体高等学校 養護教諭:鳥居公実子 「養護教諭間の連携について 他」
愛知県豊田市 イトオテルミー温熱刺激療法療術師(高校生の保護者):伊藤千登美 「自分自身との付き合い方と、他者との関わりについて」
B会場
●愛知県岡崎市立小学校 主任養護教諭:鈴木かをる 「現職研修を生かして、子どもと接する教師」
●愛知県一宮市 主婦(小学生の保護者):安藤晴美 「子どもと私、時々アプローチカード」
●山口県下関市立小学校 養護教諭:和田美代子 「楽しい授業実践の提案~アプローチカードを活用して~」
C会場
●石川県金沢市立中学校 養護教諭:谷口美永子 「焦点を変えるコーチングを中心に」
●長野県安曇野市立中学校 養護教諭:藤岡智江 「リフレーミングアプローチを中心に」
●岐阜県多治見市(幼児、小学生の保護者):川島しほ 「低学年のわが子へのアプローチグッズの活用」
D会場
●神奈川県横浜市中学校 養護教諭:加賀谷 孝子 「イラストと4コマ漫画で伝える 生徒指導と保健室コーチング」
●愛知県碧南市中学校 養護教諭/碧南市指導員:小笠原香葉 「学校保健室委員会、身体測定時の保健指導と保健室での子どもの対応より」
A会場で発表される伊藤さんは、思春期の娘さんとのかかわりにおける実践。
年頃の娘さんの揺れ動く感情や不安定な内面に 4年間しっかりと向き合ってこられたその実践は、心打たれるものがあります。
子どもに何をしてあげるかと言う視点だけでなく、親が親になっていくこと、心配を信頼に変えていくことなど、
書籍にはきれいにつづられていることばを、現実の子育てで本気で取り組まれたその姿には、学ぶものが多いと思います。
B会場で発表される安藤さんは、イラスト満載の楽しい資料を使って、実践を紹介してくださいます。
内容は、普段のコミュニケーションにおける活用、登校しぶりが起きた際のアプローチグッズの活用の実際、ママ友とのコミュニケーション、などなど、
こんな風につかうのか!が具体的にわかります。
C会場で発表される川島さんは、まだお子さんが幼児さんと小学校低学年です。
多治見わくわくスクールの毛利恭枝先生から、保健室コーチングを学びながら、
「子育てとは自分向き合うことを痛感している」という素敵なママ。
今回の発表では、主に、小3の長男さんの友だちトラブルからの登校行きしぶりへの対応などを中心に、
効果的なアプローチグッズの活用方法などをお話してくださいます。
当日配布する大会冊子の作成のため、すでに私のところに、3名の方の発表要項が届いていますが、本当に素晴らしいのです。
これは、子育てママさんだけでなく、教師の立場で聞いても、とても参考になると思います。
大会の参加はどなたでもできます。
1日目だけでも 参加OKです。
ぜひ、すてきな実践を、聴きにいらっしゃいませんか?
各会場に、3名ずつの発表者がいて、当日配布のスペシャル資料などがもらえたり、
一方的に発表されるというスタイルではなく、実際に体験したり
現場で活用された授業案をもとに、生徒役になって再現授業を体験できたり、
アプローチカードを体験したり。
とにかく 新しいスタイルの 実践発表です
多くの方にご参加いただきたいと思っています。
◆研究大会への申し込みはどなたでもOK! (終了しました)
開催要項はこちら
→ http://hoken-coa-joint.net/zenkokuhokencoachtaikai2015/