ひまわりつうしん

雑記で~す。愛犬ミニチュアシュナウザーのヒメとの日々が中心のブログになりました。
 

夏の読書

2010-09-01 09:00:27 | 本のこと
しばらくは、海岸ドライブの写真をしますね

今年の夏、本を3冊読みました

実家に帰った時に、弟の本棚をあさります

まず、以前、ちょっと気になっていた「半落ち」の文庫本を発見!

半落ち (講談社文庫)
横山 秀夫
講談社


とてもりっぱな、いい人だった警察官が、アルツハイマーの奥さんに頼まれて奥さんを殺した後、自首するまでの空白の1日について自白しないんですよね。

なぜ?何をしていたのか?

これが単純に気になって、読み進みます。
いろいろな立場の人が、立場のしがらみによって、気になりながらも、追及できないんです。
(本当に、それぞれの職業の方、大変です。単純に正義は、勝つ!という世界ではない大人の社会です

後半は、薄々わかってきました

なるほど…。

大変納得できるオチ?でした。
納得できて、意外性は全くないのでこのオチにたどり着くまでのそれぞれの方の生き様を読むのが面白い本だと思います。それぞれが、苦くて濃厚な生き様なのですが、現実は、本当にこんな感じでみんな生きていくんだな~なんて、しみじみ共感?というか噛みしめるというか…。

一晩で読み終わりまして…さらにあさる私

東野圭吾さんの「さまよう刃」の文庫本発見!

さまよう刃 (角川文庫)
東野 圭吾
角川グループパブリッシング


1泊2日だったので、これは、借りてきました。
実家から戻った夜には読んでしまいましたが

昨年映画化されて、本屋さんで寺尾聡さんの写真入りの帯を見て、興味は持っていました。

でも、娘を少年達にレイプと覚せい剤の注射を打たれたショックで殺された父の復讐のお話で…読んでいてつらい本だったです。
少年なので、数年で釈放されてしまう矛盾。
本当にひどい少年達なんで、父が復讐できるのか…いや是非復讐して欲しいと願いながら、読み進んでしまいます。

最後、「怨みや本舗」の少年達の犯罪のお話を思い出しました…。
「怨みや」は、ずいぶん前にこの少年犯罪の問題を提起していたんですよね…。
先駆的だ…

この前、映画化された「告白」も少年犯罪の問題がかかわっていました。

たくさん声が上がって、変わっていくといいな~~~と思いました。
今のままでは、被害者の家族が悲しすぎますね…。

で、実家で「さまよう刃」を読んでいたら、妹が、今暇を見つけて読書をするようにしているそうで、「これも面白かったよ」と…

東野圭吾さんの「眠りの森」を貸してくれました。

眠りの森 (講談社文庫)
東野 圭吾
講談社


これは、面白かったです
私は3冊の中では一番好きなタイプで…

重くないです。
普通の謎解きものです。

で、謎を追いかける刑事さんと(新参者の主役の刑事さんです)バレリーナさんのラブストーリーも楽しめて、好きです

最後の終わり方も好きです

この後も、ますます本を読みたくなったのですが、読み始めると止まらない人なので(3冊を3日で読みました)自粛しています

買ってまで(たった1日で読んじゃうのに)読むのもな~と思っちゃう自分もいます。

で、今日は、久しぶりに図書館へ行ってみたのですが、人気がある本はあるはずもなく…
今度、読みたい本をピックアップして、予約して借りないと…と思いました。

さて、竹財くんの雑誌の話なのですが…

CanCamが、立ち読みできる本屋さんに遭遇しまして…(見本がおいてあるんです)みることができました。

ストーリー気にして見たりして
そっちの子とくっつくのねなんて楽しく見ました。
24歳設定なんだ~とか突っ込んでみたり…。
「スタッフの女性達をメロメロにしていました」的なことを最後に書かれていて、CanCamのお仕事がまたあるかもしれないな~~~私がスタッフだったらまたお願いするでしょうと思ったり~。

9月発売の映画雑誌は、中身によっては買いたいな~と思っています
映画情報はいろいろ楽しめるので

                              
コメント
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