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himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

開田高原でステファンの五つ子銀河とNGC7331

2022年10月22日 | 天体写真

秋もだいぶ深まり、天候も安定してきたようでやっと夜に晴れるようになってきました。

10月20日は高気圧の前面に覆われて、全国的に雲一つない快晴が期待できます。新月前で月の影響も少ない絶好のチャンスを逃すわけにはいきません。

前日から機材一式、食料、着替えなどはハイエースに積み込んで準備し、20日(木)は15時に仕事を終わりと同時に開田高原に向けて出発。

18時30分過ぎにはいつもの開田高原に到着しました。

開田高原は快晴、まだ薄明は終わっていませんが天の川が見えています。今晩は期待できそうです。

今晩は天候も良く、星景写真等を撮影に来られる方も多そうなので車のライトを避けるために、撮影場所は近くのヘリポート跡として機材を展開しました。

SXD2赤道儀にはFC100の屈折をセットし、まず鏡筒を向けたのはステファンの五つ子銀河です。焦点距離740mmでは短いのでQ1.6エクステンダーを組み込みましたが、それでも画角が広いので近くのNGC7331とコラボで撮影しました。

TITLE:ステファンの五つ子&NGC7331
DATE:2022-10-20
TIME:20:14..21:01
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:takahashi Q1.6(50.8)エクステンダー
焦点距離:740mm x 1.6 = 1184mm
F値:F11.8
露出時間:180s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:25600
気温:4℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9でコンポジット、Ps,NIC, Lrで仕上げ 、
     約50%トリミング    

右下がステファンの五つ子銀河、左上がNGC7331、その周りにも小さな銀河がいくつか見られます。
NGC7331は初めて撮影しましたが美しい銀河ですね。次回はじっくりと撮影したいものです。

鏡筒をEdge HD800と載せ替えて長焦点でステファンの五つ子銀河です。

TITLE:ステファンの五つ子銀河
DATE:2022-10-20
TIME:21:40..22:29
撮影場所:開田高原
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:セレストロン Edge HD800
コンバーションレンズ:Q1.6(50.8)エクステンダー
焦点距離:2032mm x 1.6 = 3251mm
F値:F16
露出時間:180s
撮影枚数:16コマ
フィルター:none
ISO:40000
気温:3℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9でコンポジット、Ps,NIC, Lrで仕上げ 、
     約50%トリミング    

今晩は大気の状態が良いようで期待できます。

つづく