ARASHI NOTE

どんな時でも笑っていよう
なにがあっても5人で乗り越えよう
そして
この先の未来もずっと5人でいよう リーダーより

とうもろこし

2011-08-10 20:23:18 | 日々是気付
「夏になって百合の花が咲くと、母を思い出します」
て、言ってた人がいましたが。
私は夏になってとうもろこしを食べると、祖父を思い出します。

年に1度か2度しか会わないおじいちゃん。
孫にベタベタしてくる人でもなかったので、ものすごく愛されてたって実感は正直ありませんでした。
小学校に上がるか上がらないかの頃、両親に用があって、半日くらい、一人でおじいちゃんの家に預けられたことがありました。
今思えば、相葉ちゃんと違って、たった半日なんですけどね。叔父や叔母も、従兄弟達もいたし。
でも自分の家からは遠い場所で、当時の私にしたらとーっても心細くて。
でも親戚の家なので子供心に気を遣って、泣いたりしちゃいけないって頑張ってた時。
急におじいちゃんが畑に連れてってくれて。
とうもろこしを獲らせてくれました。
帰って。茹でてくれたのも確かおじいちゃんだったと思う。
当時私が食べたことのある黄色いとうもろこしとは違って、ほぼ白いの。
だから「なにこれ;;;」と思って。でも食べたくないなんて言えなくて。不安。
そんな気持ちで口にしたとうもろこしが、
すごーくすごーく、
美味しかったんです。
その後のことは覚えてないの。たぶん美味しいものを食べて心細さなんて飛んじゃって、元気に従兄弟達と遊んだからだと思う。
おじいちゃんに何か言われた記憶も無い。あんまりお喋りする人でもなかったし。
でも、
不思議と時間が経つほど、
その出来事が私の中で大切なものになっている気がするんです。
胸の中がちょっと「きゅっ」ってなって、
あったかい優しい嬉しい気持ちになります。

おじいちゃん、ありがとう。
おばあちゃんも、ありがとう。



パチパチありがとうございます^^






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