17年目にしてファミコン裏技大暴露

そっち方面の方は既にご存知だとは思うが、1988年にナムコから発売された「えりかとさとるの夢冒険」で、とんでもない隠し技が発見された。

数日前から複数の筋から情報が寄せらたので興味をもったのだが、どうやら6月頃から2chで噂になっていたようで、8月下旬にその全容が明らかとなっていた。

経緯としては、このソフトをバイナリソフトで覗いていたハッカーによって、ゲーム中には出てこないふしぎな文章がある事が発見されて騒動に。実際に何名かがその文章の存在を確認するも、ゲーム中には出てこない隠しメッセージであると思われていたのだが、関係者により文章が実在する事とゲームのエンディングでコマンド入力により表示させられるという事が暴露された。この関係者によるとコマンドまでは覚えていなかったようだが、説明を元に難解なコマンドまでもが明るみになってしまったのだ。

で、何故そんなに騒ぎになるのかというとその内容が強烈だった。恐らくプログラマーによって仕込まれたと思われるのだが、開発陣へ対する恨みと感謝が、BGM付きで表示されてしまうというもの。個人が行ったのか、複数の関係者が冗談のつもりで仕込んだのかは不明だが、17年も前に発売されたソフトでこのような大掛かりな隠し技が発見されるとは驚きだった。

ソフトの内容そのものは、ほんわかファンタジーという感じなのだが、開発陣はドロドロだったという事で、当時楽しんだユーザーにはショックが大きかったようだ。


ちなみに画像は何年か前に入手した完品で、個人的には発売当時に全くプレイしていないので、なんの思い入れも無かったりする。
しかし、ここまで大胆な仕込みをして、今まで気づかれなかったというのも凄いな。或いは一部では気づいていたが、公開出来ないとして黙殺されていた可能性も否定できないだろう。