狂人レンツ、分裂症。 2011-12-18 | 思想 一切は機械をなしている。 天空諸機械。 天の星々や空の虹。 アルプス諸機械。 これらの機械は、 レンツの身体のさまざまの機械と 連結している。 ここにあるのは 機械のたえまなく唸る音。 (ドゥルーズ『アンチ・オイディプス』より) 自然は、機械みたいに、 人間の意志とは関係なしに動いている。 分裂し、狂ってくレンツの体は、 部品みたいに、 自然の中に組み込まれていく。 関連記事: 自動機械としての身体とその名前。(2011年12月29日) « ブルレちゃん。2 | トップ | 不良の文学。 »