ひからびろ 3.0

密かに輝くラクダとビロード、ロバ。お願いだから、ひからびてほしい。

「分かる気持ち良さ」と分からない自分の怖さ。

2011-10-27 | 常々

子どもの頃に読むものは
たいてい「分からない」。
後になってから
「あぁ、あれにはそうゆう意味があったのか」
と気付いて、
そうゆう「分かる気持ち良さ」に味を占めるようになる。

そして仕舞いには
自分に「分かる」ものしか読まなくなる。
そのくせ

「昔のように〈純粋に〉本を楽しめなくなった」

なんてほざくわけだ。
ホントにそう思ってるんなら
今の自分には理解が及ばないような、
難しいものを読むようにすればいい。

けどそこには、

「今の自分なら分かる」

とゆう過信があるから、たちが悪い。

「分かる」っていったい何が?

*****

いやむしろそこには、

「この自分に分からないものがあるなんて・・・」

とゆうことが露呈することの怖さが、
あるのかもしれない。

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