ひからびろ 3.0

密かに輝くラクダとビロード、ロバ。お願いだから、ひからびてほしい。

プラトン(めっちゃ非リア)とディオゲネス(めっちゃリア充)。

2011-11-15 | 思想
ディオゲネスってソクラテスの弟子だったんか! プラトン(前428年生まれ)、 ディオゲネス(前400年生まれ)。 まさかの同時代人。。。 ということは、 プラトンが部屋にこもってソクラテスに関する妄想を膨らましてる間に、 ディオゲネスは公衆の面前で性行為をしてたわけか・・・ 同じ師匠からこんだけ極端なリア充と非リアが生まれるってすごいな。 . . . 本文を読む

「名」を乗り越える。

2011-11-15 | 思想
一方で「成熟」は、名を引き受けて、 名との葛藤を耐えていくことである。 他方で「変身」は、 名の枠組みから少なくとも半歩離れて、 自分のイメージが変わるたびに その都度のイメージを肯定することである。 (宇野常寛+千葉雅也《対談》「成熟から変身へ」より) たとえば「同志社大学の学部生」とか。 たとえば「23歳の男」とか。 たとえば「関西人」とか。 ぼくらはいろんな「名前」を持ってる。 . . . 本文を読む

「邪悪」と「自分の過去」

2011-11-11 | 思想
「社会は、邪悪である方が好都合であるような状況のなかに たえず私たちをおく。 虚栄心によって、私たちは、 自分たちが生まれつき邪悪であると信じようとする。 しかし真実はもっと手におえない。 私たちは、それと知らずに、 それに気づきさえしないうちに、邪悪になる。」 ドゥルーズの論考 「カフカ、セリーヌ、ポンジュの先駆者、ジャン=ジャック・ルソー」 からの引用でした。 自分の過去について話したが . . . 本文を読む

建物=建築=構造。

2011-11-08 | 思想
2011年のセンター国語の現代文を、 たまたま見てみたら、 現代文に鷲田清一の文章が載ってた。 ***** 軽い「認知症」を患っているその女性は、 お菓子を前におしゃべりに興じている老人たちの輪に すぐには入れず、呆然と立ちつくす。 が、なんとなくいたたまれず腰を折ってしゃがみかける。 とっさに「どうぞ」と、いざりながら、 自分で使っていた座布団を差しだす手が伸びる。 「おかまいなく」と座布 . . . 本文を読む