ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

大川慎太郎著『不屈の棋士』 千田翔太がすごすぎる!

2016-08-11 15:00:45 | 将棋
 タイトルの新書、もう1週間以上前に読み終えていたのですが、38.8℃の高熱やら、きっぐり腰やら(←マジです泣笑)で書けませんでした…。
 久しぶりに将棋の本読んで衝撃受けました。千田翔太先生の章のみですが。

「公式戦で勝つことではなく、棋力向上を第一にしている。」とか、
「ソフトをすべて正しいと思ったほうが強くなるんじゃないか。」とか。

 特に後者の発言は、ほかの棋士が「コンピュータを信じすぎると云々」とか言っている中で、唯我独尊孤高の発言。
 でも、人間はコンピュータに勝てないんだから、千田せんせーの言うとおりコンピュータの思考を徹底的に取り入れ「棋力向上」、R3600目指すのが本筋だよねー。
 コンピュータ将棋の悪口言ってる棋士を倒して、ぜひタイトル取っていただきたい!

 棋士の存在意義、という話がこの本にはたくさん出てくるけど、棋士に限らず「存在意義」って「何かがよくなるように努めること」だとひげめがねは思っている。
 強くなるように研鑽していれば、自然と良い将棋、鑑賞に堪えうる将棋になるのはわかりやすい。ここ2~3年の天彦名人が良い例。
 仮に強くなることを諦めても棋士としての存在感を強く放っている棋士は多数。そういう人たちを応援するために、ひげめがねは将棋ペンクラブに入会しているのさ。
 でも、そういうことせず、新聞社からもらった給料だけもらえれば良いやという人が、棋士の存在意義を脅かされているのでは?
 ということで、大川慎太郎先生には、そういう棋士に恐怖を語っていただき、続編にしていただきたい!(←無理?)。

 千田先生がこれで人間を超える存在になれるか、真っ白な灰になるか(←不謹慎)、本当に興味があります。 


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