髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「リップルアイランド」 レビュー (ファミコン)

2014-09-12 21:00:16 | ファミコンレビュー
コマンド選択型アドベンチャーゲーム
東海エンジニアリングが開発
サンソフトから発売
1988年1月23日発売


あらすじとしては…

 この世界にどこかに人間と動物が共生する小さな島『リップルアイランド』があり、
 ある日、闇の皇帝『ゲロゲール』が現れ、島の平和を脅かし
 そしてリップルアイランド王の『ドテーラ王』の一人娘『ナサレル姫』を連れ去ったのだ。
 『ドテーラ王』は

 「ゲロゲールを倒したものには褒美と姫との婚約を約束する」

 という御触れを出した。
 それを知った主人公『カイル』は一攫千金を夢見て
 『ゲロゲール』討伐の旅に出たのだった。

 

↑:『カイル』

この格好を見て後述する『キャル』は『ゲロゲール』討伐にいくのだと判断する。
武器を持っているようには見えんし
俺には『ムーミン』の『スナフキン』のような放浪の旅をしているようにしか見えんが…
まぁ、自然の調和が崩れて食べ物が取りにくくなっている時期に旅に出る物好きもいないか…


このゲームの特徴

・何かするときにコマンドで指定せず、画面上を自分でカーソルを合わせる。

 普通のアドベンチャーゲームだと

 ▶「調べる」
   「取る」
   「押す」

 →何を?

 ▶「Aさん」
  「Bさん」
  「Cさん」
  「その他のもの」

 と言った形でコマンドで指定するものだが
 この「リップルアイランド」だと

 <移動> ≪見る≫ <話す> <持ち物> 

 と文字ではなくアイコンが常時表示されており(横一列で点滅方式)

 画面上にカーソルが出現し、画面の中の人や物に合わせる事で
 そのコマンドをその対象に対して実行することが出来る。
 アイテムを使う場合も何か物を探すのも全部同じ方式となる。
 ただ、このゲーム、所持しているアイテムを調べるという事は出来ない。
 


点数は75点

良い点
・絵本のような温かい雰囲気
・若干のアニメーション
・カーソル位置の維持
・キャルゲー


悪い点
・謎解き
・アドベンチャー時の二人の口調

良い点の解説
・絵本のような温かい雰囲気

 パッケージを見ればわかるだろうが動物たちが豊富に出てきて話しかける事が出来る。
 メルヘンチックにさせてくれるのは「サラダの国のトマト姫」や「えりかとさとるの夢冒険」と似ている。
 髭人はそんな雰囲気が非常に好き。



・若干のアニメーション

 今のゲームとは違いヌルヌル動くなんてことは容量の都合上、ある訳はない。
 (テキストさえ省略しなければならないのがこの時代です)
 ファミコンなりに頑張っているものとして見守ってあげましょう。


・カーソル位置の維持

 ファミコンアドベンチャーゲームには
 珍しくコマンドのカーソル位置を記憶しているのである。
 普通のアドベンチャーゲームだと
 
   「移動」
   「話す」
 ▶「調べる」
   「持ち物」

 ↓
 画面上を調べる。
 ↓

 ▶「移動」
  「話す」
  「調べる」
  「持ち物」

 といった具合に
 カーソルが初期配置になってしまうのだがこの『リップルアイランド』では

 <移動> ≪見る≫ <話す> <持ち物> 

 ↓
 ≪見る≫を選択し
 画面上を調べる
 ↓

 <移動> ≪見る≫ <話す> <持ち物>  

 といった感じでコマンドの位置記憶している。
 しかも、このゲームは画面上を指定したカ-ソル位置を維持しているのである。

 普通のアドベンチャーゲームは大抵画面中央部がカーソルの初期固定位置で
 毎回、中央部にあるカーソルを画面端にもっていかなければならないのは非常に面倒である。
 だから画面上を隈なく調べなければならない状況なら

 ①「移動」のコマンドにあるカーソルを「調べる」に合わせて…
 ②中央にあるカーソルを動かし、調べたい部分を指定する。(何もなければ①に戻る)

 これを調べ終わるまで何度も繰り返すのである。鬱陶しい事このうえない!
 そう考えるとこの方式は画面を探索するこのゲームに即しているといえる。


・キャルゲー

 え?上記の良い点が間違っているって?
 「キャラゲー」の誤字?違うね!!
 「ギャルゲー」の誤字?違うね!!

 まぁ、髭人の誤字脱字率は異常に高いが(苦笑)
 今回は誤字ではなくマジである。(しょ~もなッ!!)
 『キャル』とは序盤に出会う主人公と行動を共にする女の子である。




 ↑
 箱絵の「キャル」
 左が表のパッケージ、右が裏のゲーム画面
 (画像がやや汚いのは中古で買った箱が汚れていたから)



悪い点の解説

・謎解き

 コレは他のアドベンチャーゲームで言う「謎解き」に当たるものだが、髭人は敢えて

 「製作者の気分当てクイズ」

 と言おう。

 髭人「んなもんノーヒントでわかるかッッ!」

 ってのがそのエリア2である。

 上記のとおり、マップの探索の操作に関しては
 他のアドベンチャーゲームと比べて非常に楽ではあるのだが
 それ前提とした「製作者の気分当てクイズ」が非常に多いのが難。
 このゲームは探す場所をコマンドやいくつかある場所を指定するのではなく
 表示された画面に対してカーソルで指定するタイプ。
 森の1本1本の木を隅から隅まで探したり、叩いたり、押したり…
 茂みのあらゆるところを隅から隅まで探したり、叩いたり、押したり…
 しかも移動は3Dダンジョン風
 方角の概念はないが、上下左右移動する。
 移動しても似たような風景が多くそこでもまた木の1本1本を隅から隅まで…
 またその繰り返し。

 当然カーソルは任意に移動可能ということもあって、
 どこをどの範囲ぐらい見たという判定がされたのかプレイヤー側が見当を付けづらい。
 似たような場所を探し続ける羽目となる。
 そうすることで木の実を発見したり、落ちてきたりする。
 その全てがノーヒントである。
 誰も何も言わないし、グラフィックも1ドットも変わりがないなんの変哲もない木である。

 製作者「ここに木の実、置くか」

 っていう気分でしかない。そんなものが「謎解き」な訳がない。
 謎解きってのは例えば

 部屋の中で何かあるってことで
 怪しそうに見える額や本棚なんかがあってそれを調べる。

 「ボタン発見!」

 ってもんだろう。
 外の木や茂みを探すって何だよ。しかもその場所は1ヶ所じゃないからね。
 外である以上、行ける森などは複数、存在する。
 で、そんな謎解きが1つや2つならそういうのも我慢出来るけど次から次へとそんな感じだからね。
 例えるなら、

 「公園にコンタクトレンズ落としたから探す」っていうような感じだろうか?

 血眼になって地面見つめて探し出すしかない…
 砂場、ブランコ、ジャングルジム等…
 または

 「プチプチを大量に渡されて1個だけ『当たり』のプチプチがあってそれを潰す」

 って行為か?
 もちろん、色や形などに差はない。
 近道などはなく1個ずつ潰して確認していくほかない。

 こんなのは製作者の気分やさじ加減の問題である。
 プレイヤーに解かせる物であるわけがない!!

 「オホーツクに消ゆ」とか「さんまの名探偵」のようにミニゲームやるとヒントくれる仕様ならなぁ…

 そんな仕様にしたら手間がかかる上に一々メッセージ作るのに容量食うってのもあるからな…
 まぁ、鬼門なのは個人的にはエリア2。それ以降は軟化する。
 というかエリア2がそんな感じだからエリア3以降は

 「製作者はそういう悪質な謎解きをさせんのか…」

 警戒した結果、アイテムなど細かく使用する羽目になっていて
 すんなり解けたって感じだけど(笑)

 これ、かなりの減点である。
 謎解きがもう少し分かり易くしていれば90点はあげていた。




このゲームの感想として…
ちなみに髭人このゲーム。初見じゃないんだよね…
前にゲームショップで1500円ぐらいで売っていて

髭人「高いな…今日はやめておくか」

貧乏性の自分が憎い!!
それで暫くして同じ店に行くと無くなっていた。
悔しいと思ったが

髭人「売ってないし…どーせあっても高いからプレイせんだろ」

って諦め、プレイ動画で全エンディング見ちゃったんだよね…
当時の俺を殴りたい!!(苦笑)
が…動画見ていたらさ…

髭人「ええな。マジでええなぁ…(しみじみ)」

と、自然とニヤニヤしてしまっている自分に気づく。
今まで髭人は「ポポロクロイス物語」とか何気にニヤニヤしてしまうような描写が好きで
その手のゲームとかプレイしたり妄想していてそこそこ強化されていたつもりなんだけど
このゲームは髭人の幾重にも重ねられたガードをぶち抜いて
直に叩き込んでくるので防ぐ術がない。

例えるなら
映画「機動戦士ガンダムF91」の劇中
「デナン・ゲー」が「ビームライフル」を「ビームシールド」で弾くのに対して
「F91」に乗る「シーブック」は自機の「ヴェスバー」を使用した時
「デナン・ゲー」の「ビームシールド」を撃ち抜いて撃墜したのであった。

シーブック「コイツは強力すぎる…」

まさに、コレ。(ただ、これは撃った側の心境なんだけど…)
動画を見ていたときはそんな感じだった。ただまぁ…
そのプレイ動画って基本的に無駄を省いたものだし
プレイ動画を見たのは結構前だったので謎解きを一切、覚えていなかった。
謎解きに関しては完全に初見プレイと同様の気分だった。
その為、詰まった時に憤ったなぁ…

髭人「てんで進まねぇ…
 ヒントぐらい言えよ」

あれこれ画面内を文字通り、くまなく調べまくっているときに
『キャル』が

「カイル、なにやってるのよ」

と、言って来るのはいくら『キャル』と言ってもちと悲しくなった。


髭人「いやいや、誰もヒントとかくれなず
 何やっていいかわからんから何もかもを調べてんだよ…
 だから『キャル』ちゃんよ。
 そんな言い方せんでもええやん」



さて、まとめるとこのゲームは攻略サイトを見てプレイするのが賢い。
意固地になって

「自力でクリアするんだ!」

なんてこだわって製作者の気分に振り回されるのは完全に時間の無駄と言える。
絵本を読んでいるような感覚にさせてくれるゲームなのだからすんなり進めていくのが望ましい。
意固地になって画面の隅々まで虫眼鏡を当てていくようなプレイは不健全だと髭人は思う。



ちなみにこの「リップルアイランド」
ドラゴンクエストIII ~そして伝説へ~」の発売18日前ということもあって話題にあまりならなかったらしい。
そのせいか逆にマニア人気を高めているのかもしれない…


公式としては『キャル』に愛着があるらしく『ナゾラーランド』というディスクシステムの
ディスクマガジンというやつで『第3号』の『ナゾラーBOX ミス・ナゾラーコンテスト』というコーナーで
『デッドゾーン』の『キャリー』と共に司会進行を務めているとのこと。(あれ?『カイル』は?)

そうそう。
「PS」のサンソフトゲーム集の1つ(Vol.4)に
この「リップルアイランド」が収録されています。(メモリアル★シリーズ サンソフト
後、3DSでバーチャルコンソールで「リップルアイランド」のダウンロードが可能。
3DS バーチャルコンソール
興味がある方は中古屋で買ったり、ダウンロードされてはいかがだろうか?
勿論、謎解きが厳しいので攻略サイトを見ながらが推奨されます。
ただ、PS版、3DS版、両作ともに、音楽に難があるそうなので、
ファミコンをプレイできる環境にあれば
こちらのプレイをした方がいいのかもしれません。
(中古屋ならどこでも見かけるような数がたくさんあるソフトではないが…)


PS)そういえば個人経営の中古本屋にこの「リップルアイランド」のマンガが売っていた。
 4000~5000円で…
 少し前に見たら無くなっていた…
 クリア直後に見かけていたのなら買っていたな。割と本気で…

PS2)これをクリアしたのは2014年2月8日。
 ニヤニヤの日とも言える日にこんなニヤニヤ作品をクリアできるとは…
 運命的なものを大いに感じた。(アホか…)

PS3)ちょっと調べていたら「リップルアイランド」の
 キャラクターデザインを手がけた「もりけん」氏が

 「リッ○ルアイランドちょっとつづき」

 と題して同人作品を作っていたのを知った。
 ちなみに伏字の『〇』はゲームタイトルそのままね。
 髭人が故意に伏せたわけではない。
 キャラクターデザインを携わったとはいえ勝手に続編を作ってはいけないという
 大人の事情をひしひしと感じた一幕でありました…



ここからがネタバレ























そう言えば『リップルアイランド』で検索したら

「リップルアイランド キャルのパンチラ」

なんて動画が「You Tube」にあって
見てみると確かにパンチラしているのだが…
実際はできないみたいなんだよね。
動画はあってもその見る方法について触れているサイトが一切ない。
誰かドットを打てる人がそのように改造したのではないだろうか?
全く…
検証の為に5分ぐらい「エリア3」で画面に出て来る「キャル」を舐めまわすかのように
あちこち触りまくっていたぞ。
我に返って

「何やってんねん。俺は…」
「ごめんよ。『キャル』…」

一罪悪感などがいっぱいで一瞬、死にたくなったぞ(苦笑)

と、しみじみと思ったけど、ポインタ指定タイプのアドベンチャーゲームの宿命だわな。
表示された女子キャラをひたすら触りまくるなんてのは(笑)

「スカートめくれるんじゃねーのか?」
「胸触ったらリアクションするんじゃねーの?」

なんてね…
まぁ、製作側もそれを織り込み済みだから女子キャラに色々と仕掛けを入れるなんて
ゲームもあったからプレイヤーはますますおさわりをしてしまう(笑)

ちなみにこのゲームの「キャル」の体のどの部分を
「見よう(目アイコン)」が「話しかけよう(口アイコン)」が「取ろう(手アイコン)」が
「入ろう(足アイコン)」が「アイテムを使おう(持ち物アイコン)」が「押そう(上矢印アイコン)」が
「叩こう(下矢印アイコン)」が

キャル:カイル。何するのよー

と、同じリアクションをするだけで何も起こらないという事はしっかりとお伝えしておこう。
(何、冷静に検証結果を伝えとんねん)


コホン…
最初に大分、横道に逸れておいて髭人の悪い膿を出し切っておきましょう。
(髭人自身、膿そのものって気もせんでもないが…)



主なゲーム内での展開を書いていくとしよう。



・エリア1 

 『平原』が主な舞台。
 主にやることは3つ。
 『リトナ』村で姉が病気の姉妹がいてフルーツがあればいいというので
 『いちご』探してくることで助ける。
 『キャル』に会う。
 『オコジョ』を眠らせてからしびれさせて素通りする事である。

 城に行くと『ドテーラ王』からこの国の神器について話を聞く。


・エリア2

 『森』が舞台
 森を抜ける事が目的だがブヨブヨしていて先に進めない。
 森の中であれこれ探していると
 物知り爺さんに会えって事になり、
 森の中で見つけた
 『フクロウ』にあれこれ『どんぐり』や『コクノミ』などを与えていると
 爺さんの居場所を教えてもらい
 爺さんに会うと

 じじい「海岸の 崖沿いに 咲いておる
  赤い花が 欲しいんじゃがなー」

 言われた通り崖に行くと『赤い花』が咲いているが取ることができない。
 そんな最中
 洞窟のキツネのカップルに草笛を吹いて『白い花』もらい
 森で生っている『赤い実』で白い花を赤く染めて
 爺さんに渡すとそれでOKとなり
 神器の1つがある場所などを教えてくれ。
 その場所に行き、

 「トモヨノダイピンポン」

 と、叫ぶことで神器の遺跡に入ることが出来て
 1つ目の神器を入手する。
 ブヨブヨのあるところで探しているとそこにいた
 『ムササビ』が神器を見てこの2人なら『ゲロゲール』を何とかしてくれるかもと
 2人を背に乗せて森の外まで運んでくれる。


・エリア3

 『雪原』が舞台。
 真っ白い雪の上では迷いやすいということで
 生えていたススキを刺して目印にしておくことにする。
 先に進もうとするが地割れが起きておいて進めない。

 仕方ないので雪原に戻って
 大岩の所に子ウサギがいて親ウサギに言うと連れてきてくれという。
 しかし子ウサギは遊ぶと言って言う事を聞いてくれない。
 途中にいた『イタチ』が『アザラシ』の髭をくれたらいいことを教えてくれるということで
 寝ていた『アザラシ』を髭を抜いて持っていくと『人参』をくれ
 子ウサギに与えると親ウサギの所に帰ってくれた。

 他の場所で木が生えていてそれにいたずらしていると
 雪の塊が落ち真下にいた『キャル』にかかり

 「キャー」

 と、悲鳴を上げた『キャル』のせいで雪崩が発生しそうになる。
 逃げていると『親ウサギ』がここに隠れろと穴の中に入れてくれ
 事なきを得た。雪崩がが落ちたところには遺跡があり、そこで神器の1つを入手。
 雪崩の雪で地割れが埋まって通れることになっていてその先に進む。


・エリア4

 『退廃した村』と『洞窟』が舞台
 壊れた村に不機嫌な爺さんがいる。
 その先に行くと井戸があり、町に残された廃材を取り井戸に入ると真っ暗
 戻ってあちことを探していると亀の下に『ヒカリゴケ』を見つけ
 洞窟の明かりとすることにする。
 洞窟は枝分かれしており、細かくさがしていると
 穴が開いた船があり、廃材の中にあった瓶を割り、そのコルクで穴をふさぐことで
 『ゲロゲール』の城塞に乗り込むことができるようになる。

 『キャル』が突然、もうやめようなんて言い出すけども…
 気を取り直してゲロゲールのもとへ…


・エリア5

 『ゲロゲールの城塞』

 城の前に女の子が立っている。
 兄がゲロゲールに捕まっているから助けてくれと言う。
 これを見せれば兄が気付くと彼女が持っている髪飾りを渡してくれる。
 海岸に散らばっているゴミを片付けていると
 それに感心したネズミの爺さんが『イカアシ』をくれる。
 城に入り、酔っ払いのたぬきに『イカアシ』をあげたら槍をもらえる。
 最上階に行くと、捕まってしまい牢屋に入れられる。
 髪飾りをもらった少女の兄に会い、神器の石の使い方を知る。
 狭い穴から『カイル』と『キャル』だけ抜け出て
 『アルマジロ』の弱点のしっぽを槍でつくと
 『アルマジロ』は壁を壊して逃走。
 その壁の向こうに『ゲロゲール』がいる。
 『カイル』は石を使おうとするがその力を発さず
 逆に『ゲロゲール』に追い詰められる。
 絶体絶命のピンチの時に『カイル』を助けようと『キャル』がかばったのだ。
 傷つく『キャル』

 カイル:キャル・・・
  どうして 飛び出したりしたんだ

 キャル:だって カイルが・・・

 カイル:ちくしょー どうして こんなときに
  神器が 使えないんだ・・・

 ゲロゲール:ワハハ とーれー奴だなて! とんだ
  邪魔が 入ってしまったがや

  今度は カイルとやら おみゃーのばんだに!
  覚悟しやーて!

 カイル:何いっ!

  ナサレル王女のさらい 島の人たちを
  苦しめて そのうえ 女のにまで 手を
  あげるなんて・・・

  ゆ る せ ん !

 ゲロゲール:うわーっ! なんだて これは!
  ワシの神器が 効かせんぎゃあ!
  やめてちょー やめてちょーて!

 『カイル』の怒りが爆発し、神器が効果を発し『ゲロゲール』に直撃する。
 食らった『ゲロゲール』はただの小さなカエルになってしまった。
 奥にはピンクの『カエル』がいて喋ってくる。
 神器が3つあることで元に戻れるのだという。
 道中で集めた2つの神器と『ゲロゲール』が持っていた神器を合わせて
 3つになり『ナサレル王女』は元の姿に戻る。


そしてエンディングに向かっていくわけである。
(後述するから待ってねん)




このゲームのネタバレ込みの感想としては
上記の悪い点の私的通り、謎解きが非常にキツイ。
特にキツイのはエリア2の物知り爺が『赤い花』もってこいって所


洞穴にカップルの狐がいて『オスキツネ』は苛立って

オスキツネ「出てってくれ」

と、懇願するのだがその画面に生えている草を取ると
『キャル』が草笛を吹いて『メスキツネ』が

メスキツネ「いい音色」

と言って『白い花』をくれる。

だが、全てノーヒントである。

「メスキツネは笛の音が好き」とか「キャルは草笛が得意」なんて事前情報などない。
全部調べたり、取ったりなどのコマンドを総当たりで実行するしかないのである。

そしてこの『リップルアイランド』の謎解きの最たるものもはや
「良い」とか「悪い」ではなく
「酷い」とか「悪質」と言えるレベルである。
その謎解きというのが…同じくエリア2。
漢字変換して抜き出すと…


 じじい「海岸の 崖沿いに 咲いておる
  赤い花が 欲しいんじゃがなー」


と言うので『赤い花』を崖に行く羽目になるのだが
『赤い花』は崖に咲いていて手が届かないという事で取ることは不可能。
普通のプレイヤーならこう考えるだろう。

髭人「崖があって手が届かないのならロープを調達してくるのか?
 画面に木が表示されているからそこに結び付けるって感じで…
 森ならツタとかあるだろうからそれをロープ代わりにするんだろう…」

と、血眼になってロープ代わりになるような物を
何も変わりが見られない森中の木々を散々探すがそんなものはない。
出てこない!

何故なら存在しないのだから…

ではどうするのか?
上記のキツネから『白い花』をもらう。
森の中で『赤い実』が実っている所があるのでそこで『白い花』を使うことで赤く着色する事が出来る。
『白い花』を『赤い花』にして爺さんに渡して問題解決という運びとなる。

ハ?

詐欺じゃねぇか。
完全に爺さんを騙しているじゃないか。

爺さんもキチンと『海岸の崖沿いに咲いている赤い花』と指定しているのだから…
何、

「崖の花取れねぇわ。別物でOKだろ」

にしてんの?『カイル』くんと『キャル』ちゃん。ねぇ?

しかも色は合っていても姿形でバレないか?
『白い花と赤い花の姿形は同じである』なんてご丁寧な説明は劇中にはない。
繰り返すが全てノーヒントである。
という事で先ほど言った崖に咲いている『赤い花』は…

そう。
『ダミー』である。

プレイヤー心理を欺く巧妙な罠にほかならない。
しかも色違いの染められた別の花を渡されるというイカサマを受けた爺さんが可哀想だろう。

カイル:イカサマ?いいかい?イカサマを見抜けないのはその人間の敗北なんだよ
キャル:泣いた方の敗北なのよ

とでも言うのか?
『ジョジョ』みたいな理屈だな…
それ自体は確かに言える側面もあるから否定しないが…
頼むからそんな世界観を壊すような論理は『リップルアイランド』に持ち込まんでくれ…

ああ…悲しい…

仮にその部分を譲るにしても
完全にノーヒントなのはゲームとして擁護出来んわ。

取ってこいと言われた『赤い花』が崖に咲いているのなら
何とかそれを取ろうとするのが普通だろう。


髭人が考えるせめて、『エリア2』の許せる流れとしては…


 『崖』を調べても取れない赤い花に対して

 カイル:崖に咲いている赤い花は取れそうにないな。森の中を探してみるか…

 『赤い実』を見つけて

 カイル:この実、触ったら赤い汁が出る。何か染められるかも…

 キャル:染めちゃっていいの?
  崖に咲いている赤い花ってお爺さん言っていたよ。

 カイル:だって、崖の花はどうやっても取れないんだからしょうがないじゃないか…
  今は、『ゲロゲール』をやっつけに行くのが先決だよ。

 キャル:・・・。

 なんて流れになって
 花を渡す時に『カイル』が赤く染めた白い花を渡そうとして

 キャル:カイル、やっぱり良くないよ。これじゃおじいさん騙す事になるじゃない。
  おじいさん。ごめんなさい。これは崖にある『赤い花』じゃないの。
  『白い花』を赤く染めただけなの

 おじいさん:何だって?

 キャル:でも、本当は崖に咲いている赤い花を取ろうとしたんだけれどどうしても取ることが出来なくて…

 おじいさん:そうか…お前さんが正直に打ち明けてくれたのなら…いいだろう…


みたいな流れになっていればいくらか許容はしたかな?
蛇足だと?

「トモヨノダイピンポン!!」

取り敢えず言ってみました(バカか?)

「エリア2」に関してだけが特にひどいが他の謎解きについて言っておこうかな。

「エリア3」

雪のエリアである。
雪原が広がっていて似たような景色が広がっている。
道中にある『ススキ』を拾って雪原に差すことで目印となってくれて普通に移動する事が可能である。
刺さないと『カイル』と『キャル』は迷ってしまってこのゲーム唯一のゲームオーバーとなる。
(他の謎解きでは取り敢えず場は止まらず進行する)

次に
同じく「エリア3」
『親ウサギ』が『子ウサギ』を探していて『子ウサギ』を発見して声をかけるが
親の元に帰ってくれない。ニンジンを見つけて渡すことで素直に『親ウサギ』のもとに帰ってくれる。
『子ウサギ』を『親ウサギ』にもとに返すことでそののちの謎解きで雪崩を起こした際

親ウサギ「こっちに来なさい」

と言われて、ウサギの家に避難する事で難を逃れ
雪崩で崩れたところにある『神器』を発見する事になる。

『子ウサギ』を返さないと、雪崩が起こした後、雪に巻き込まれることはないが
単に雪崩から逃げきっただけで『神器』を発見することは出来ない。

すると、最後の最後で『ゲロゲール』を退治しても
神器が全て揃わない。
神器がそろえることでカエルの姿にされた『ナサレル』王女を元に戻すことが出来るので
神器が全て揃わないとカエルと『カイル』との結婚式という運びになる。

カエルとカイルなんか字が似てるからOKやね(←んな訳有るかッ!)


では、そろそろトゥルーエンドの話でもしてみようか。

『ドテーラ』王が言う。

 ドテーラ:ありがとう
  君たちの 活躍の おかげで この島に
  再び 平和が 戻った

  わしは そなたが ナサレルと 一緒
  になって この島を 治めて行ってくれる
  事を 望んでおるのじゃが どうじゃろう?

2つの選択肢が出る。

・『はい』
・『断る』


『はい』を選んだ場合

普通に『ナサレル』と『カイル』が結婚衣装に着替えて
教会で、『ナサレル』が『カイル』の頬にキスをするなんて感じで終わる。
その際、『キャル』は一切出てこない。
そりゃ…出たくはないわな…うん。


『断る』を選んだ場合

平原での『カイル』と『キャル』の会話となる。
座っている『キャル』と立っている『カイル』

 キャル:どうして 断ったの?

 カイル:ナサレルのことか?

 キャル:うん・・・
  あんな いい話 もうないわよ。

 カイル:うん そうだな

 キャル:何考えてんのよ

 カイル:好きでもないやつと 一緒になるなんか
  なれるかよ

 キャル:・・・・・・

平原で寝そべて空を眺める『カイル』

 キャル:ナサレルさん あたしたちより ふたつ
  年上なんだって

 カイル:ふ~~ん

 キャル:綺麗な人 だったね

 カイル:うん

 キャル:・・・・・・

 カイル:・・・ お前 これからどうすんだよ

 キャル:うん・・・
  とりあえず 住むとこ見つけて それから・・・

キャルの顔のアップになる。

 カイル:俺の 村に 来いよ

 キャル:え?

 カイル:そ、そりゃ お前さえ 良けりゃって
  話だけど…

 驚きから表情が変わるキャル

 キャル:・・・・・・!

立ち上がった『キャル』は寝そべっている『カイル』に飛び込むのであった。


スタッフロールという運びになる。
その後の二人がどうなったかは描かれない。
まぁ…詳しく描いたり説明せずともプレイヤーにお任せで十分だわな。


ちなみに、トゥルーエンディングを先に書いたけど2回目、通しでプレイしたら
より『キャル』の心境が分かってエンディングのニヤつき度が増したわ(笑)
それは『エリア4』の最後、
船に乗り『ゲロゲール』の城塞を前にしたときの『キャル』突然の豹変である。


 キャル:本気で ゲロゲールを 倒すつもり
  なの?

 カイル:何だよ 急に

 キャル:もう やめましょう
  カイルがやらなくても 他の誰かが
  あいつを 倒すわ

 カイル:・・・・・・

 キャル:カイルより ずっつ強い人たちが
  戻ってこないのよ

  あなたに ゲロゲールを 倒すことなんて
  できっこないわ

 カイル:そんなこと やってみなけりゃ・・・

 キャル:この船で ゲロゲールの 手の届かない
  ところを 探しましょう。 そして 二人で
  静かに 暮らしていこうよ! ね?

選択肢が出てプレイヤーが選ぶことになる。

・[ゲロゲールと戦う]
・[キャルと逃げる]


[ゲロゲールと戦う]を選択する。

 カイル:何言ってんだよ ここまで来て やめる
  わけには いかないぜ

 キャル:そうね・・・ ごめんなさい
  私 どうかしてたわ
  さあ 先を急ぎましょう


普通の選択と言える。
当然、物語も通常通り進む。


一方、
[キャルと逃げる]を選択すると

 カイル:分かったよ キャル・・・
  よ~~し それじゃ 俺たちだけの 島を
  探しに行こう!

と、『リップルアイランド』の危機を放棄し、島を後にして船出してしまうのである。
それで軽くその後の説明となる。

 「こうして カイルとキャルは リップルアイランド
 から 遠く離れた 小島を発見し そこで
 それなりに 幸せな人生を 送りました」

という普通にハッピーエンドにはなる。
こういう身勝手な選択をしたら本来、嵐にでも巻き込まれて大変なことになったというようなバッドエンドになりそうだから
結構、意外である。

しかし、「もうやめましょう」と言ったときの『キャル』の心境はこうだったたかもしれない。

 キャル:何だかここまでうまくいっている。神器なんかも手に入れているし…
  もし、このまま上手くいって『ゲロゲール』やっつけちゃったら…
  『カイル』は『ナサレル』姫と結婚しちゃうのよね…
  そんなの…そんなの…

  嫌ッ!!

  だったら『リップルアイランド』の事なんてどうだっていい!!
  誰の手の届かない知らない所へ二人で行こう!!

これは勿論、髭人の推測というか妄想である。
この時点で『神器』の1つか2つは2人がもっていて
『カイル』は『キャル』に神器を持たせている。
ひょっとしたら無意識の間に神器の力を使っていたのかもしれない。
『ゲロゲール』曰く神器は所持者の欲望を増幅し、力にする事が出来るのだから…
そのおかげで2人は別の島でそれなりの暮らしをすることが出来た…のかもしれない。

そのような『キャル』の心境を独自に妄想しているからこそ
通常の選択肢である
『カイル』から「今更やめられない」と言われて冷静になる『キャル』。
そういう気持ちを持っていながら『キャル』は
『エリア5』で『ゲロゲール』から苛烈な攻撃を受ける『カイル』を想って飛び出して庇ってしまう。
ええやないですか…実にええ…
あれこれ考えてニヤつきまくりですよ。プレイするたびに毎回(苦笑)

キメェって思ってくれてええで…
言いたいので我慢できませんぜ。俺の妄想は止まらない!!


それはそうと
2人が去った後の『リップルアイランド』に関してはどうなっていたんだろうか?
『カイル』達が神器を2つ持っていたら『リップルアイランド』は完全に終わりだろうな。
『ゲロゲール』を止める方法がないに等しいのだから…
神器を1つだけ所持していただけならまだ雪山の所にある1個の神器が残っていることになるので
『カイル』達以外の『リップルアイランド』以外の住人が何とかその神器を1つ見つけ出すことにより
何とか『ゲロゲール』は倒せるかもしれないが…

その際、カエルの『ナサレル』は元に戻せないから倒した奴が男なら
強制カエル結婚エンドになる…
カエル好きならワンチャンあるか?(ねぇよ)




そうそう。良い動画を見つけましたのでご紹介。





↑:オープニングとエンディングをピアノで弾いております。


個人的に『リメイク』してほしいね。
『続編』はいらん。
綺麗にまとまった作品に対して
更に物語を作ろうとすると余計な設定などを足されるのが常だから。

『リメイク』に関しては
「リップルアイランド」は上記の通り移植されているけど
素のままだと今ではかなりツライと思うからな。
せめてちょっとばかり手直しすればマジ神ゲーになると思うのだがな。

ではどうすればいいのかな?
そうだな…

『キャルとの会話』

コマンドの追加してはどうだろうか?
話しかけると雑談。

キャル:カイル、前はどういう生活していたの?
 好きなものは何?
 川があるし一緒に水遊びしよっか?

なんて他愛の無い事だ。それだけで十分!
訳わからんものを足したり引いたりする必要はない。
ほんわか出来る。
後は、ゲームのヒントを入れる事。
ヒント入れすぎてヌルゲーになるって意見もあるかもしれない。
いいじゃないか?ヌルゲーで。何がいけないのか。
だって、絵本みたいな世界観なのだから、対象年齢は低いはずだ。
小学生の男児女児がクリアできるぐらいでいいんだよ。

子供「お父さん、お母さん。『リップルアイランド』クリアしたよ!」
父「本当か?そりゃ凄いな」
母「それじゃ、お母さんやお父さんにも見せてくれる?」
子供「いいよ」

って子供がプレイしてエンディングを家族全員で見てホッコリする。
非常にいい絵じゃないか?
うんうん…

ハッ!?
非常に長くなったな。髭人のこのゲームに対してのに想いが強すぎる!!
正直自分でも引くけど(笑)

だからこの辺でレビューの締めとしよう。
この『リップルアイランド』という作った皆様には感謝!
暖かな雰囲気、『キャル』というヒロイン。そして展開。
それにより髭人をどれだけ楽しい気分にさせてくれたことか…
キャラデザインやクライマックスエンディング辺りのシナリオを考えた方は本当に感謝いたしますわ。
会ったら握手したいほどに!!
ありがとう!本当にありがとう!!

製作者のみなさん、俺のウチに来いよ!

但し、エリア2の謎解き考えた奴、テメーはダメだ。





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9 コメント

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こんばんは (Dotama)
2014-09-13 01:08:37
『リップルアイランド』ついに 投稿されましたね。

このゲームは、自力で解かなくても、
攻略チャートとか見ながらやった方が
味わうことができると思うのです。

バーチャルコンソールで遊び直して
トゥルーエンドでクリアした際には
嬉しくなっちゃって 絵とか描いちゃったなー(笑)
予想が外れた (グフ大尉)
2014-09-13 03:46:49
てっきり、閣下「ご苦労であった」の
せいきまⅡがでてくるのかと思ってた・・・。(予想が外れた)

ま、それはおいといて

キャル可愛くていいと思います。
ナサレルも出番少ないけどいいと思います。
私的に蛙ナサレルと結婚するバッドエンドの続編として
今度はその蛙と共に残った欠片探す冒険に出て
「何としても元の人間の姿に戻してやるから心配するな」
みたいな主人公の気持ちに惹かれていく姫様
・・・のような演出の入った
アナザーストーリーがあっても
面白かったかも・・・とか思った次第でござる。
(所謂ナサレル姫ルート)

そしてさらにその後にどうしても諦めきれないキャルが乱入してきて
どろどろの三角関係になっていくストーリー展開も
それはそれで
君が望む永遠シリーズとかスクールデイズみたいで面白い。

ゲーム本編以外で色々なアナザーストーリーが妄想できると言う点において
中々面白い作品だった・・・と思う。

(でも2面の赤い花フェイント=『悪質な罠』は髭さん同様イタダケナイでござる。)
来ました。来ましたよ~ (髭人)
2014-09-13 20:08:53
Dotama殿
コメントさんきゅーです。

遂に来ましたよ~。
書き上げて即挙げたかったんですけどね。
溜めに溜めましたよ(笑)

トゥルー見て嬉しくなるって気持ちはすっごいよくわかるッッ!

グフ大尉殿
コメントさんきゅーです。

予想が外れましたかー。
一応日記で
http://blog.goo.ne.jp/higejin/preview?eid=1147aa068353d42c5d0fdfcec90bce14&t=29632787054142452893eb?0.2773843893605233

↑で、クリアしたことを記事にしたぐらいですから分かるんじゃないかって思いましたけど。
半年も前の話ですからね。忘れますわ。
お、ナサレルに補足を入れておりますな。そういった事をしたくなる良作ですよね。
これがクソだと思い出したくもなくなりますもん(笑)

エリア2は…うん。酷いですよね。本当に。
生まれ変わり (グフ大尉)
2014-09-13 22:32:44
上記URL、マイPCでは見れないでござる。

それはおいといて、
ふと、気づいた事は
まどマギの『さやか』は『キャル』の生まれ変わりで
『ひとみ』が『ナサレル』の生まれ変わりかも知れないでござるな・・・。
(言われてみれば・・・と気付く人も多いかも?!)

で、バイオリンの少年(キョウスケだっけ?)がカイルだとすると
なんとシチュエーションも性格もキャラも見た目も髪の色も皆酷似している・・・
という事に!! Σ@@

キャルの生まれ変わりがかなり酷い扱いになっているでござるが・・・
髭殿的にあの作品をどう思われるでござる?

拙者はあれはあれで良いと思うでござるが、
それだと問答無用でナサレルとの結婚ルート一直線みたいなもので
もしかしてあの作品自体髭殿に説教でござるかっ?! Σ@@;
髭人ってホント、バカ (髭人)
2014-09-13 22:44:28
グフ大尉殿
http://blog.goo.ne.jp/higejin/e/1147aa068353d42c5d0fdfcec90bce14

↑なら見られるはず。

しかし、「まどマギ」のキャラの生まれ変わり?
それはちと飛躍しすぎでしょー。
言われてみても

「ただの偶然でしょ」

という心境にしかなりませんね~。私は。

ちなみに髭人は「まどマギ」に関してはテレビと映画も見ましたがこれは「リップルアイランド」の記事のコメントですから感想をここで語るのは控えさせていただきます。
あしからず。
あ...ぁあ... (KUBOKEN)
2015-10-28 01:03:04
どうもはじめまして。
KUBOKENと申します。
何を思ったか先日リップルアイランドをプレイし始めて...
『崖に咲いている赤い花』で完全に手詰まり。
2日経ってGiveUp...攻略サイト的なモロ的なとこじゃなく...ヒント的な...で、ここに辿り着きました。
もぅ何もかも同感。
名作と呼ばれてはいるけど、完全にしらみつぶしゲー...しかもヒント無さ杉。
おかげでクリアしましたが...
何かこぅ...惜しい所ばかりが目立つタイトルだなーと。
自分もレビュー的なのまとめようと思いましたが、髭人さんとかなり被るなと。www
という訳でいろいろありがとうございました。
赤い花 (髭人)
2015-10-28 21:45:37
KUBOKEN殿
コメントさんきゅーです。

赤い花は本当酷い謎解きですよね(苦笑)
共感して頂いて本当に嬉しい限りですわ!
プレイされた方に

「そうそう!それそれ!」

ってのを出来るだけ感じられるようなレビューにするのが私の狙いですから…
そりゃ、キャルのスカートいじりまくってパンチラ見たいと思いますよね?(そこじゃない――――!!)
懐かしき思い出 (どり)
2016-04-09 15:54:29
リップルアイランドという単語でつらつらと検索してたら、ここに迷い込みました。
おじゃまします。

実はこのリップルアイランド、ファミコン雑誌で発表された当初から注目してたんですよね。
動物と話せる童話チックな世界で、少年少女の冒険!ってのに強く惹かれて。
で、発売当日速攻で買いに行って、あっさり買えたはいいけど、俺の他はみんな違うソフト買ってて、リップルの注目度の低さと売れてなさ加減に妙に腹が立ったのを覚えてます。実際、それからワゴンセールの代表格だったし。

ですが、プレイしてみても期待は覆らずに、むしろ自分の望んでた世界観に非常に近く、
そして真のエンディングの強烈な破壊力に、本当に買ってよかったと、心の底から思って、何度も何度も繰り返しプレイしました。

攻略に関しては詰まらずにできた・・・というのも、実はソフトとほぼ同時に発行された雑誌
(確かハイスコアだったと思う)に丸々回答が載ってたので、本屋との往復で1日で終わらせてしまいました。
それに謎の難易度は不親切極まりないですが、当時のパソコンのアドベンチャーゲームではコマンド選択どころか自分で単語を探すコマンド入力方式だったので、まだリップルの方が親切に感じたものです。
パソコン版ポートピアでは最初の殺人現場の「ほんたて しらべる」で正解の場所を「ほんだな しらべる」と入力すると、ここには何も無いと言われるだけで、そこで詰まって1か月はサッパリ進まなかったとか、
スターアーサー伝説では、エリア22×22の砂漠で、その1エリアもまるまる砂の絵の中を、リップルの赤い実を求めるが如く1マスずつ調べて8つものシークレットカードを探すゲームなんてのが名作として蔓延してましたから、リップルはそれに比べりゃ超親切だったんです。

話逸れましたが、キャルは自分にとってのヒロイン原体験の原点の一つと言ってもいいくらい大きな存在です。
髭人さんの熱い語りっぷりには大いに共感しました。
旅再び (髭人)
2016-04-09 18:35:26
どり殿
コメントさんきゅーです。

真エンディングの破壊力は早々越えられるものはありませんよね(苦笑)
いいですよね。キャル。

リップルはPCアドベンチャーと比べたら超親切ですと!?
当時プレイされていた方はどれだけMだったのだろうか?(苦笑)

共感頂き誠にありがとうございます!
というよりこの長文を読んで頂いただけでも恐悦至極に存じますよ。

何かどり殿のコメントを読んでいたら
また1プレイしたくなりました~。
ちょっくらリップルアイランドに迷い込んできま~す!!

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