晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

低血糖による救急車搬送(Part2) 2010.01.28

2011年01月29日 23時12分51秒 | 1型糖尿病

昨夜、4年ぶりの低血糖による救急車搬送を経験しました。
金曜日に鬱状態から躁状態に躁転したばかりの出来事でした。
前回同様、躁状態での低血糖による救急車搬送でした。

昨夜は午後19:30に夕食を頂き
お風呂に入った後、パソコンにかじりついていました。

ちょっと低血糖になっているかなと思い
午後21:00、川上製菓 豆飴を1粒、なめました。
でもこれだけの糖分ではまだ不足していたのです。

デスクトップでのパソコンに疲れてきたので
午後23:00に寝室のノートパソコンを使い始めました。

私の投稿したYouTube動画に対して
ある視聴者が辛辣なコメントを投稿したメールが届きました。

そのコメントや他の好意的なコメントに対し
ナイス、イマイチ、評価するなどをしようとしましたが
何度やっても出来ず、だんだんと意識が朦朧としてきて
ヒゲを電気カミソリでそったりしていました。

YouTube動画ではナイス、イマイチ、評価するのは
他人の動画でしか出来なかったのに気づきませんでした。

午後23:30、私の異変に気づいた妻は
私に充実野菜をコップ一杯、飲ませてくれました。

それでも私の意識は回復せず
私は寒い、寒いと言った後、寝転んでしまいました。

妻は私を起こして
充実野菜をもうコップ一杯飲ませようとしましたが
もう口を開けず、飲もうとしませんでした。

妻は私の意識が朦朧としていて危ないと思い
午後23:40、119番通報で救急車を要請しました。

午後23:50、救急車が自宅に到着し
救急隊員3人がかりで、私を救急車まで運びました。

今回は時刻が遅かったので
前回とは違い、あまり地域住民の見物はありませんでした。

前回と同様に、救急車内で吐き戻しました。
このような状態では充実野菜の効果も限られてしまうと思います。

午前0:00、済生会病院に到着し
血糖値を測定した結果、23mg/mLでした。
すぐにグルコースの点滴が始まりました。

午前0:40、私の意識は回復しました。
血糖値は116mg/mLまで上昇しました。
この意識の回復の様子が面白かったです。

少しづつ、ゆっくり、じわじわと身体が動くようになっていきました。
あの世から生き返るという感じでもあり
生まれ変わるという感じでもありました。

私は自分が誰なのかも分からず
とっさに生まれ変わる方を選びました。
私の話した言葉は以下のようなものでした。

「ES細胞」
「いや違う、iPS細胞」
「山仲先生」
「Japanese」
「Nippon」
「kyoto University」

ここで先生から、ここは済生会病院だよと言われ
なんだまた低血糖で救急搬送されたのかと気がつきました。
私はiPS細胞成功の第一被験者になったと思ったのです。

先生からの質問に対し、インスリンの注射単位数や
躁うつ病を患っていることなどを言いました。

躁状態ではインスリンの単位数が多いと考えられるので
かかりつけの内科医と良く話しあって下さいと言われました。

先生からグルコースの点滴をしていますが
普通ものを食べた方がいいでしょうと言われました。
午前1:00、妻から餡パンと野菜生活ジュースが届き
食べながら、妻から事の顛末を聞きました。

午前1:30、血糖値は238mg/mLまで上昇しました。
グルコースの点滴から生理食塩水の点滴に代え
救急治療室から救急用病棟に移されました。

午前3:30、血糖値は256mg/mLと高いままだったので
帰宅許可が出ました。

先生にかかりつけの内科医への
治療経過報告を書いてもらったので
今日行ってくると伝えました。

会計(保険証を忘れたため自己負担100%で26420円)を済ませ
タクシーに乗り、自宅に着いたのが午前4:00でした。
妻はぐったり疲れていたようで、すぐに寝ました。

私は就寝前のインスリン量を24単位まで下げ、注射し
躁状態用のちょっと多めの睡眠薬を服用しました。

パソコンで内科医用の血糖値と
躁うつ病の状態の資料を作成しているうちに眠たくなり
午前4:30に眠ることができました。

午前8:30にすっきり目覚めました。
血糖値は220mg/mLでした。
午前9:00に妻も目が覚め、食事をしてから
内科医に行き、先生と相談しました。

夕食前のインスリンと
就寝前のインスリンは4-8単位減らすように指導されました。
私も4単位減らそうと思っていました。

先々月から先月のモグロビンA1C値は
8.0から7.2まで減少しているので血糖コントロールは
上手くいっているようです。

4年前、躁状態の時の低血糖による救急車搬送を経験して以来
妻には低血糖時での充実野菜で何回も救われてきたのでしたが
今回は上手くいきませんでした。

そこで10mLガラススクリュー菅に入った
グルコース粉末を妻に渡し
私の口に入れるようにお願いしました。

これで上手く行かない場合には
豆飴を口に入れることもお願いしました。

低血糖による救急車搬送(Part3)を報告しないために
私もインスリン量に気を付けていきたいと思っています。

追記
月曜日の午前中に内科、皮膚科で診察しても
12月中旬からなかなか治らない口内炎の治療のため
済生会病院の皮膚科に行くので
この時、救急治療を保険適用にしてもらいます。

そして午後から躁鬱病に関して
会社の産業医の面談し、火曜日から復職する予定です。






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