GipsyDance～24の踊り手

お久しぶりです。秋と言えば食欲の秋の渡部です。
学園祭まであと僅かまで迫ってきました。来ていただいた方々に感動をお届けできるよう、全力で頑張ります。
…さて、今日は学園祭ではなく、また別の本番で演奏する曲のお話をしたいと思います。
曲のジャンルは民族音楽です。民族音楽と言えば、今年報徳がコンクールの自由曲に選んだバルトークも民族音楽の作曲者ですが、バルトークではありません。
その曲のテーマとなっているのが「GipsyDance」です。
「ジプシー」は、ヨーロッパを中心とした移動型民族のことを言い、この曲ではそのジプシーの最大勢力、「ロマ」を主に指しています。
民族音楽というと、あまり親しみのない感じがしますが、意外と有名な曲が多いです。
例えば、モンティのチャルダーシュも立派な民族音楽の一つです。
この曲における大まかな個人的イメージとしては、広大なヨーロッパを放浪する民族の宴で踊られるGipsyDance…という印象があります。常に共に行動しているので、強い絆で結ばれています。その彼らの喜びを分かち合う宴で踊られていると思っています。
つまり、全員が主役なのです。全員で踊ってこそのGipsyDanceと考えています。伴奏にしても、ベースにしても、全てが主役なのです。旋律というダンスを横から引き立てるダンスが伴奏やリズム群なのです。だれ一人として欠けてはGipsyDanceは完成しません。完成形のGipsyDance目指して、明日も24の踊り手は踊り続けます……
と、ついつい熱くなってしまいました。それでは今日はこの辺で。

高校1年 Percパート
渡部 颯太