妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

いつも私一人の墓参り

2014-08-14 16:23:37 | 日記

雑草の中 負けじと顔を出していた

 

昨日 墓参りに行ってきました (墓は家から車で10分位のところ)

 

ここ8年間 墓参りはいつも私1人です。

8年前はグループホームに入所した年だった。

この年の盆に一時帰宅して墓参りに連れて行ったが、仏さんは誰だか分らなかったようで、

家の仏壇を拝むこともなかった。

それ以来一度も一時帰宅したことはない。

 

私たちの墓参りは、ご先祖様の供養ではなく、仏様は平成13年に亡くなった長男だけです。

 

妻が認知症発症の引き金になったのは間違いなく長男の死からです。

突然の死亡の知らせを聞いたその時から異常行動が始まった。

 

平成15年12月には要介護2で特養のデイサービスの利用が始まった。

 

アルツハイマー病発症から13年 今日の昼食介助いつもと変わらず、目は瞑ったまゝ、声は

発せず ただ黙々と私がスプーンで口に運んだミキサー食を時間をかけてマイペースで完食

したが、私だと認識しているのかは判らない・・・??

 

アルツハイマー病に破壊された脳なので判らなくてもいいのです。

ただし、だけは健在だと信じています。

いつか共に墓に入ったとき「あんた誰?」と言われるはずはない。

今日も無事に昼食介助完了!! 


今日思い浮かんだことは妄想か?

2014-08-11 17:36:04 | 日記

名前は判りませんが逞しさを感じます

本日の昼食介助は

当地は台風11号の影響はなく、連日の雨も大した雨量でなかった

 

今日は曇りで異常に蒸し暑い

施設に向かう途中 雑木林から蝉の大合唱が締め切った車内に響いてきます

雨上がりで蒸し暑いこの時期は、セミには最高の天気なのかな!?

ほとんどがアブラゼミとミンミンゼミ・・・

こちらにはあの喧しいクマゼミはいません

 

丘の上の施設に着いても鳴き声は大音量でセミと言う蝉が、全部が一斉に狂ったようだ!!

鳴くのはオスかメスか、どっちか疑問がわいた

調べてみるとオスだった

雄雌の比率は判らなかった

 

常に認知症のことが頭にあるせいか人に言うのが恥ずかしいことがまた頭に浮かんだ

セミの寿命は1年なのでセミに認知症はありえない?・・・こんなバカげたこと・・・

犬は高齢になると認知症になると聞いてます

 

日本人の平均寿命が50年の時代と現在の80年の時代とでは比較のしようがない

 

認知症は人類の進歩が必然的にもたらした病か!?

 

私は今、自分の予防を勉強しているが アルツハイマー病の発症は25年も前から〇〇と言う

発生因子が脳に発生していると言われているので、予防は果たして出来るのかと疑問を

抱かされます。

 

しかし、頭をつかわなければたちまち恍惚の人になるのは確かだと思う。

 

今日の昼食介助

一度も目は開かない、声も発しない

定食以外に冷やし中華そばが出ました

好物の中華そばを先に全部食べたので、ごはんは半分にひかえた

 

まだまだ食べる気十分だった

この猛暑続きに 何と食欲旺盛

今日はこれで一安心  


終の棲家

2014-08-08 19:33:12 | 日記

名前不詳5日のケイトウと同じところです

3日振りの昼食介助

 

団地を出たところに 小さなアイスクリームの製造兼小売店があります。

3時のおやつに食べさせてもらうのに カップのバニラ2個購入。

コチン・コチンに凍っていてタオルに包んで15分 施設に到着してもまだコチン・コチン石のよう。

おやつにと職員さんにお願いしました。

 

家から施設まで9.5㎞ですが 商店はこの店と次のに昔ながらの酒店があるのみです。

ほとんど車の交叉のない道路 両側は 緑の濃さを増した稲田 木々に囲まれた小さなアップダウン

を過ぎると リンゴ畑の頂上に道路から見えないように施設があります。

 

18年前 当地に移り住んでから何回となく このコースを妻とドライブしたがこの施設が分かったの

は数年後だった。

このコース 妻とぶらっと出かけるお気に入りのコースだった。

 

一度なんとなく道なりに走ってみた。

山道がだんだん狭くなってきて 行き止まりになり駐車場になっていた。

宇津峰神社だった

 

途中にツツジの名所があった・・・時期に訪れることはなかった

 

妻にとってついのすみかとなったこの施設・・・お気に入りの土地・・・奇遇だ

本人はこの上ない安心できる住処になったと思う。

 

いつも目を瞑っているのは 何の不安もなく積年の疲れを癒しているのかも?と思ったりした。

今日も、一度も目を開くことなく何の応えもなかったが完食。

一先ず安心!!


アルツハイマー病が一段と進行したのが分かる

2014-08-05 17:12:41 | アルツハイマー型認知症

<家の近くの道路脇…散歩コースにて>

妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助で特養に入居しています

意思の疎通が出来ない 声も発しない 目は瞑ったまゝ 食事はいまのところスプーン介助で口から

食べてます。

 

3日毎に昼食介助に通ってます。

今日12時に妻のグループの食堂に入ると 6人の入所者さん配膳を待っていた。

車椅子の利用者さんは妻を入れて3名

他の利用者さんは普通の椅子使用。

 

今日の昼食6人中妻のみミキサー食。

できあがりのおかず・・・焼き魚・野菜の煮物・つぶつぶのごはん 盛り付けも色も美味しそうに

見えるがミキサーにかけると見た目は食欲は失せてしまう。

 

妻は見ないで口に入れてもらうので 「これホッケのみそ焼きだよ…!」 

「これ切干大根と〇〇の煮物だよ…!」と声を掛けて口に入れるが、分っているのかどうか?

しかし、甘みのあるものは好んで食べているようだ。

 

今日のホッケのみそ焼き残さず食べた。

50分ほどかかって完食 お茶も残さなかった!!

3日前と今日、車椅子に座っている姿勢 右に少し傾いていた(気になる…)クッションで補正して

もらったが体力の衰えが目立ってきた。

車椅子使用と全介助になって6年半、意思の疎通が出来なくなって1年4か月 また、今年になって

から目を開かなくなった。

最近、急速にアルツハイマー病が進行しているのが分かる。

今日の面会記録

 


妻は夏バテ気味だが頑張っています

2014-08-02 22:50:03 | 認知症介護

<家の近くにあります。手入れの行き届いた畑で雑草1本ありません 名前を調べました

コキアと言ってホウキの材料だそうです>

 

今日の昼食介助

今日は日差しが強く施設に向かう時間帯は今夏1番の暑さに感じた。

12時丁度に妻のいる食堂に入ると、5人の入所者さんテーブルを囲んで配膳を待っていたが

妻だけ目を瞑って朦朧とした状態で、車椅子に座っている状態を保つのがやっとのように見えた。

 

意思の疎通が出来ない…目は瞑ったまゝ・・・声は発しない・・・声掛けに頷くこともしない

目を開いているならば、眼差しで少しは意思の疎通が出来るのに・・・。

 

出来ることは手を握って、表情を見ながら強弱をつけて語りかけることしか出来ない。

・・・・・・しかし、何の変化も見られない

 

いつも左手を強く握っていたのが今日は折りたたんだガーゼを握っていた。

ゆるく握っていて私には思い付かなかったアイディアです。

汗対策になるし気持ちが落ち着くと思う。

 

一番の心配事の食事は味噌汁を半分ほど残してほぼ完食

意識朦朧とした状態で私の期待に応えて完食出来て今日のところ一安心です。