妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

期待を持てる課題が出来た

2014-08-20 19:02:05 | 日記

サルスベリ(百日紅)約3か月間花を咲かせるのが名前の由来だそうです

施設への途中 点在する農家によく見かけます…1番大きな百日紅撮らせてもらいました

今日は3日毎の昼食介助日で12時丁度に妻のグループの食堂に到着。

 

今日は試したいことがあったのです。

3日前の訪問で帰りに いつも顔が合うとニコニコして話しかけてくる高齢の女性の

入所者さんが10メートルくらい先から車椅子で私の方へ向かってきました。

 

私は廊下の端を歩いていました。

その方は脇見をしないでまっすぐ正面を見て車椅子を走らせていた。

私が視界に入らなかったと思ったのです。

人の気配も感じなかったようだった。

 

帰り道 思ったのです・・・。

妻は思ってる以上に視界が狭く 食事介助の姿勢が正対でなく60度位横を向いているので

私が視界に入らない。

 

正対でないので気配も感じないのでは?

 

今日は正対して食べさせることにしました!!

 

いつも気になる私から顔をそむける行為 もしかして耳をそばだてて私の言葉に集注して

いるのかも・・・こんなことが思い浮かんだ~~。

ので、両目は瞑っているが左目の瞼を下げてみると瞳は正対している私に合っていた!

今までは左脇から左の瞼を下げると必ず左を向いていた。

 

耳も目も左脇にいる私に神経を集注していたと思うのです!!

 

右に顔をそらすことは一度もなかった。

今日の観察から・・・言われたことは分かるが表現が出来ないだけなのか?

周辺症状の一つの〇〇失行症か?

〇〇は適切な言葉が浮かびません。

 

今日の食事介助での発見!!

妻は前々から麺類が好物で3食麺でもよいくらいだった。

今日はソウメンが出ました。

「ソウメンだよ~~っ」と言って刻んだソーメンをスプーンで口に運ぶと これ以上開かない

くらいに口を開けたのです

おかげさまで完食

言ったことが理解できていると認めます。

 

しかし 表現出来ることは口を動かすことだけなのか?

口を動かすことで意思の疎通が図れるかも・・・課題が出来た