妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日も昼食完食まずは一安心

2014-06-21 23:42:09 | 認知症介護

<12月に結実して冬を乗り切ってやっと色付いた…近くの道沿いにある琵琶>

特養に入居中の妻はアルツハイマー型認知症・要介護5・全介助・意思の疎通は出来ません

3日毎に食事介助に通ってます。

 

自宅から施設まで9,5㎞ すべて郊外を通ります。

木々の青さも益々色濃くなり 点在する民家の紫陽花・あやめ・サツキ・見事に咲き誇っています

妻が健常の時よくドライブしたコースです・・・

妻の入居している施設はこのコースにあります

浅からぬ因縁を感じます

毎回の事です・・・ 今日も完食出来るかな?…このことがいつも気掛かり・・・

 

定刻に妻のグループの食堂に入室。

今日は5人の入居者さん車椅子でテーブルを囲んでいた。

皆さん無言で食事を待っているが妻だけ目を瞑ったまゝ 両手を固く握ったまゝ身動きもせず

固まっていた。

 

声を掛けても手を握っても反応なし…

職員さんは私が来る前の表情とは違います「旦那さんを認識できてますよ!!」

と言ってくださいました

私はこの言葉信じますが たとえ私を認識出来なくてもアルツハイマー型認知症の最重度の

段階になれば私を認識できなくなると覚悟しています。

 

これがアルツハイマー型認知症なのだとようやく受け入れられるようになった。

それにしても治療しない 治療できない病気はほかにありません

この病気は介護のみが治療だと思います

今日も無事昼食完食!!