妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護にまだまだ希望が持てます

2012-10-11 21:49:48 | 認知症介護

アキアカネの群舞が見られる季節になりました。

ここは私の団地から1㎞圏内です

春には この一帯で タラの芽 わらび ふき セリなど 山菜が簡単に採れます。

山菜採りは妻の一番の趣味だった。


この場所は家から歩いてこられます。

妻のお気に入りの場所だった。


この9年間は私も1度も山菜採りはしてません。

ほとんど妻と一緒だった。

ここでもキノコは採れますが この先何年間は放射能の影響で採れません。


ここの写真 妻に見せて話しかけてみようと思った。

今日は夕食介助の日だった。

いつもと同じに直ぐには私を認識できなかった。

無表情で空間の何処かに焦点を合わせている感じだった。


スプーンで口元に運ぶとなんでも食べる。

味覚は区別出来るようで 肉の生姜煮は好んで食べた。


食事時職員さんが・・・・・写真を持ってきました!!


「昨日施設で運動会があって その時の紅白まんじゅうを右手に持った写真を撮りました。」

と、2枚もらいました。

右手に持ってる写真1枚と、口元で持っている写真1枚で、食べたかは昨日は休みで分からないと言いました。


間違いなく症状が進む中で ひと時でも改善されたような動作が見られるのは一番の喜びです。


1週間前の動画 今回の写真 施設の皆さんの心遣いに胸を打たれます。