「HELLO!ハロー」ブログ、引越しました。

~駒込と横須賀、Helloとchaoを結ぶ、おきらごくらく日記~

盲導犬の「育て親」が足りない!

2010-02-11 10:29:18 | ニュース

Photo_7生後2カ月の仔犬を10カ月前後家庭に預け入れ、

目一杯の愛情を受けながら、人間とのかかわり方を

学び、その後訓練所に戻って本格的な訓練を受ける、

その非常に重要なプロセスである担い手、里親、

パピーウォーカーが少ない事が問題になっている。

パピーウォーカーになるには、☆室内飼育が可能

☆留守が少ない ☆月5千円以上の経済負担が可能

など、さまざまな条件がある。共働きや集合住宅暮らし

の家庭が増える中、こうした条件が障壁になっている

のか、担い手はなかなか増えないという。

 

国内で盲導犬を希望する視覚障害者は推計で約7,800人。これに対し、実際に持つこと

ができているのは約1,045人(昨年3月現在)にとどまっている。ある盲導犬訓練所で、

年間25頭前後盲導犬を安定的に育成するには、育成過程でおおむね6~7割

不向きと判断されるため、70頭前後の子犬をパピーウォーカーに預ける必要があるが、

昨年実際に預けることができたのは50頭余り。しかも、条件を緩和したり、一時的に

職員自身が預かったりした結果だった。(2月5日WEBニュースより抜粋)

写真:預かってくれるパピーウォーカーを待つ子犬たち…大阪府千早赤阪村の日本ライトハウス盲導犬訓練所