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平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

楽天とTBSはWIN-WINの関係か

2005年11月05日 23時40分57秒 | 人生のノウハウ
 ともに協力してなにかを成し遂げようとすることは、協力し合うもの同士がどちらにもメリットがなければならない。それがビジネスの世界ではWIN-WINの関係と呼ばれている。あるものの利益のためにだけ進める協力や統合は、決して成功しない。楽天とTBSが経営統合で揉めているが、この基本にそっていなければ、無理やり経営統合が成功しても、本当の成功とはいえないし、必ずや後に問題が生じるだろう。どちらかの利益だけに進める統合は協力とは言えない。それは、支配と服従の関係に過ぎない。楽天とTBSの争いの詳細はうかがい知ることはできないが、両者の争いに群がるハゲタカのような銀行、投資家、コンサルタント会社だけが儲かるだけの話のような気がしてならない。戦争で、争うものに兵器を売って儲ける武器製造企業と、企業の買収に資金やノウハウを伝授し利益をむさぼる企業とは、ある意味同じようなものだ。結局、損をするのは弱者である従業員、消費者ではないかと思ってしまう。一足す一が二よりも大きいことが、協力し合うということなのに、最近の企業買収、プロ野球界の揉め事を見ていると、なんだか経営者の頭の中を疑いたくなる。
 お前達も、何事にも協力し合うということは、一足す一が二より大きいということを忘れるな。


長嶋さんとバレンタイン監督の共通点

2005年11月04日 23時53分44秒 | 人生のノウハウ
 今日電車の中でいいモノを見つけたよ。それは、長嶋さんとバレンタイン監督の共通点だ。ふとみると、電車の中に、バレンタイン監督が出ている千葉県の年金かなにかのポスターが貼られていた。そこにあったのはあのバレンタイン監督の親しみのある笑顔だった。二人になにか共通なものを感じていたが、それがこれだとはっきりわかった。メジャーリーグ、日本プロ野球の監督は古今東西、大勢いるけれど、笑顔の素晴らしさで、この二人に並ぶ人はそうはいない。

行き詰ったときは常識を疑え

2005年11月03日 17時41分01秒 | 人生のノウハウ
 今日は、行き詰まりの打破の方法についてまとめてみようと思う。
 何事も進歩が止まり、行き詰ったとき、大きくステップアップするには、それまでの常識を疑うことが大切だ。これまで、何も考えず、当然のこととしてやっていること、誰もがやっていること、それらをもう一度、ゼロから考え直し、ほかのやり方、考え方がないか既成概念に捉われることなく見直すことだ。常識には、もともとはちゃんとした理由があるものだが、時間が経つにつれ、その理由が薄れてしまったり、時代にそぐわなくなったりしていることも多いものだ。もう一度考えてみることで、常識の大事な意味がわかることもあるし、逆にまったく無意味になっていることがわかることもある。
 例えば、ちょっと前の日本のプロ野球では、ツーストライクノーボールから、三球勝負ということは、野球の常識ではありえなかった。もし、三球勝負で打たれようものなら、解説者にぼろくそに言われたものだ。今では、三球勝負はまれではなくなったし、よく考えて見ると、必ず、ボールを投げるんだったら、三球目はまったく意味がない。万が一、ツーストライクから打たれることが投手の非常識としたら、ノーストライクスリーボールから打って凡打に終わるのもバッターの非常識になるが、いい球がきたらいつでも打つ体勢でいることこそがバッターの常識だろう。
 お前達も行き詰ったときは常識を疑い、常識を超えろ。ただ常識と違うだけで、何の効果もなく、ただの目立ちたがりの非常識や常識はずれは駄目だが、いままでの常識を覆すことは大きな進歩だ。常識はずれでなく常識を超えることが大事だ。


リスクに備える

2005年11月02日 22時29分08秒 | 人生のノウハウ
 何事も順調なときには、なにも考えなくてもすむものだ。ただ、同じ事を同じように繰り返すことが重要で、いつもと違ってはならない。しかし、ビジネスの世界では順調なときこそ、次の難問、課題、失敗に備え、準備しておくことが大切だ。苦しくなってから、どうしようと考えるようでは決してうまくいかないものだ。順調なときこそ次の不調に備えること、それができていれば慌てる事はない。
 堀江社長がよく想定内という言葉を使っているが、無意識のうちに、備えができているということをアピールして、自分達の自信を示す意味で使っているのだろう。ただし、本当に備えができているときは、そんな発言も必要ない。人は動揺しているときほど、それを隠そうとすると雄弁になる。そして本当に苦しいときは全く静かになるものだ。
お前達も、順調なときこそ、次の不調に備えなさい。そして、周りの人間や世の中の様子をよく見てごらん。苦しいときは、何事もはじめは騒々しく、そして本当の苦境に陥ったときは静かになるものだ。リスクを避けるためにはこの観察が役に立つ。

データ解析と人への気遣い

2005年11月01日 21時45分11秒 | 人生のノウハウ
 ビジネス、スポーツの世界では、感覚や感性だけに頼っていては、そうそう成功するものではない。常に実際のデータに基づき、それを解析し、法則、規則性、傾向を見つけ出し、物事にあたることが必要だ。データとは単なる数字ではなく、現実の表れである。ちゃんと調べれば、必ず、なにかのヒントが隠されているものだ。現実のデータとは生きたものであり、常に変化していく。だから、絶対的な勝利の方程式は存在しないし、例え、一時期通用しても、いつかは通用しなくなる。だからこそ、常にデータを見て、その変化に対応していかなければならない。
 ただし、忘れてはいけないことがある。それは、現実の場面では、データばかりに頼っていてはいけないということだ。現実では、人間の感情、気持ちが複雑に絡んでくるものなのだ。この感情、気持ちを無視してすべてデータに基づき処理しようとすると、いろいろな軋轢が生まれ、思わぬ失敗をするものだ。頭で考えるだけでなく、実際の現場での雰囲気を察し、一人ひとりの感情や気持ちを思いやることが大切だ。人間は機械とは違う。この人間の持つ感情や気持ちを気遣い、いい方向に向けることが大事なんだよ。これは難しいことで、平凡な父にはいまだにこれがうまくできないが、お前達には、データに基づいた冷静な判断力と、人の感情、気持ちが理解できる力を持って欲しいと思っているよ。
 平凡な父にも、これまでの人生でひとつわかったことがある。それは、人の気持ち、感情を理解するには相手の眼を見るということだ。希望、夢、やる気に溢れているものは眼が輝いている。そして、たまには、自分自身で鏡の中の自分の眼を見ることも必要だ。じっと鏡の中の自分の眼を見つめ、輝いているか見つめ直すことは大切だ。


ボビーマジックの秘密

2005年10月27日 22時58分59秒 | 人生のノウハウ
 今年のロッテの強さは、世の中ではボビーマジックと呼ばれている。実績のある有力選手が多くいるわけでもないが、マリンガン打線と呼ばれ、繋がりのいい攻撃をした。選手一人一人の実績、能力を考えると、ダイエーには到底及ばないし、西武、日本ハムと同じくらいだろう。実際、去年の成績は65勝65敗3分の四位だった。それが今年は、ペナントレースで二位の成績ながら、プレーオフを勝ち抜くと一挙に日本一となった。ビジネスの世界に例えてみると、中小企業が大企業に立ち向かって好業績を残したようなものだ。単に勢いがあっただけではなく、去年と比べると大きく成長している。ボビーマジックの秘密と一体なんだろう。世の中では、全員野球だ、投手力がつよい、選手の調子、体調管理がよく選手起用がうまいとか、いろいろ評価されているが、じっくり今年のデータを分析して調べてみようと思っている。ロッテの強さをデータから解析することで、ビジネスの成功法としても使えるじゃないかと思う。これから時間をかけじっくり強さの秘密を探り出そう。
 とりあえず、今年の対戦成績から、ロッテが負け越しているチームがどこかでなにかわかるかと思い調べて見たら、唯一ヤクルトに2勝4敗で負け越している。しかし、試合内容を見てみると一点差負けが二試合で、いい試合をしている。逆にロッテの4勝2敗でもおかしくない内容だ。これから暇をみて、強さの秘密をじっくり調べよう。楽しみにしておいてくれ。


何事も勢いは大切

2005年10月26日 22時19分41秒 | 人生のノウハウ
 日本シリーズがロッテの4連勝であっという間に終わった。ロッテのプレーオフからの勢いからすると、ひょっとしたら、ロッテの圧倒的勝利に終わるかもと思ったが、それが現実となった。やっぱり、阪神の二週間のブランクは大きかった。ロッテは第一戦で圧勝したことで、さらにその勢いが増した感じのシリーズだった。パリーグのプレーオフ制は、日本シリーズにまで影響を及ぼしている。このままの形では、日本シリーズの面白さが失われることが心配だ。来シーズンはなんとしても今の方式の見直しが必要だろう。
 確かにロッテは強かったが、4連勝で終わるほどの力の差はない。短期のシリーズでは流れというものが大事だということがよくわかる。何事も、流れをつくったら、一挙にそれに乗ることが大切なことは同じだね。自分で勢いをつけ、そのまま一挙に突き進むこと、それが人生の成功のためのひとつのコツでもある。
 今年の日本シリーズは、素直に、ロッテの勝利に拍手喝さいを送りたい。また、ロッテの選手とともに、バレンタイン監督の手腕に大きな賛辞を送ろう。試合後の挨拶で、たどたどしい日本語で話そうという姿勢、圧倒的勝利にもおごらないその謙虚さ、礼儀正しさに、日本人以上に麗しき日本人の心を見る思いがする。この監督の率いるチームにだったら負けても仕方ないかなと、ふと清々しささえ感じる。


誰のために頑張るか

2005年10月23日 17時01分28秒 | 人生のノウハウ
 何のため、誰のために頑張るか。それは人それぞれだが、若いときは自分のために頑張ることが何よりも優先されると思っていた。人のために頑張る、尽くすなんてことは偽善だと思っていたが、年齢を重ねた今は、人は自分のために頑張るなんてことは限界があると感じている。所詮、自分のために頑張ることは自分にしかわからないし、いつでも止めようと思えば止められる。友人、知人、家族、恋人など、自分以外の人間のためと思うからこそ人は頑張れる。頑張った結果、大切な人に喜ばれ、感謝されるからこそ、苦しいときに思いもしない力が発揮できるんだ。頑張らなきゃならないのは自分でも、結局、人は皆、誰かに喜んでもらい、誉めてもらいたいものなんだ。いくつになっても誉めてもらうことは人生の大きな目的のひとつだ。
 決してあきらめないと思うとき、心の中に浮かぶ顔が、そのときに一番大切な人だ。これからの人生、そんなに長くはないが、喜んだもらいたい人たちがいる。少しでいいから、その人たちと一緒に喜びを分かち合えるように頑張ろうと思う。


新たな一歩

2005年10月22日 23時43分24秒 | 人生のノウハウ
 このブログももう止めようかと思った。始めたときの意味がなくなってきたからだが、止めるのは簡単。やっぱり人生を少しだけ長く生きてきた者として、ここで止めるわけにはいかない。続けることそのものが、きっとなにかの意味を持つだろうということを信じて、明日から、また、新たなスタートをきろう。

企業買収なんて金持ちの醜い争いか

2005年10月20日 22時57分29秒 | 人生のノウハウ
 TBSの敵対的買収、横浜ベイスターズ球団の買収、阪神の株式上場など、またもや投資家やIT企業の金儲けの話題で、世の中が沸きあがっている。すべては企業の生存競争であり、一般大衆は単なる傍観者にすぎない。経済界の大物が意見を述べたり、評論家がいろいろ批評したり騒々しい限りだけれど、結局は、消費者である大衆にいかによいサービスを提供できるかだ。楽天とTBSが経営統合しようがしまいが、その結果が単なる誰かの金儲けに終わるだけの事だったら、マスコミが騒ぎ立てることだろうか。世の中にどのようなよい影響、悪い影響があるのかを調べ、報道するのなら良いが、単なる金持ちの争いを面白おかしく騒ぎ立てるだけなら、どんな意味があるのだろう。もっと地球の環境問題とか、日本の高齢化、少子化問題とか、もっとまじめに考えなければならないことはたくさんある。金持ちの争いを報じるくらいなら、日本シリーズの話題のほうが楽しいよ。いい加減に、報道番組も視点を変えてこれらの問題を見るべきじゃないのかな。一般大衆や世の中とどんな関係があるのか、どんな影響があるのかが大事だと思う。今日はほとほと嫌な気分。