商品も成熟期に入ると、ネーミングにこだわるものだ。最近のビール、発泡酒などのネーミングを見ると、本当に次から次へとよく考え出すものだと感心する。一番絞り、秋味、豊潤、端麗、生黒、極生、小麦、白麒麟、黒生、熟撰、富士山、スパードライ、新生スリー、本生ゴールド、本生オフタイム、本生アクアブルー、北海道生搾り、冬物語、ドラフトワン、スリムス、こんがり秋生、キレ味、炭濾過純生まで様々だ。容易にビールを連想させるものから、とてもビールの名前とは思えないものまである。言葉というものは不思議なもので、ネーミングひとつで商品が大ヒットすることはよくあることだ。言葉とは現実と概念,イメージの世界を結びつける人間の大発明だが、その中でもモノや人の名前は特別のものがある。名前やニックネームはその人をあらわし、象徴するものだが、人の成長とともに名前やニックネームのイメージも変わっていく。イチローなんて昔は古臭いありきたりの名前だったが、イチローとともに成長し、大きくそのイメージが変わっている。ゴジラも怪獣の名前だったが、松井選手のニックネームとなり、そのイメージが変化した。一流になるほど、その人の成長とともにその名前のイメージが高まっていくものだ。そういえば、女子マラソン界でも、Qちゃんの名前が復活を遂げた。
お前達も、決して自分の名前を汚してはならないぞ。将来、自らの成長により、自分の名前のイメージを少しでも高めていって欲しいものだよ。

お前達も、決して自分の名前を汚してはならないぞ。将来、自らの成長により、自分の名前のイメージを少しでも高めていって欲しいものだよ。
