思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

シリーズ「失敗しない引越し会社選び⑥ 」

2010年01月23日 | Weblog
シリーズで、失敗しない引越し会社選びをレポートしてきました。

そろそろネタが尽きそうですが、本日は結論の出ない話を書いてみます。

引越しは、無形のサービスであり商品ではありません。サービス業として、

1. 建物やお荷物に傷や損傷、紛失が無く運ぶことは当然で、

2. サービス業としての失礼の無い対応はもちろん、安心、丁寧な言葉使いでご満足頂けるように細心の注意を払い接し、

3. 結果としてサービスの対価である料金が「とても安い」と感じさせる。

これらに尽きると思います。





〇大手はあまりサービスに遜色が無く極端な差はありません。しかし注意すべき点はあります。

・営業がしつこい。

・スタッフにあたりハズレがある。

・破損等の万が一の際の対応が、マチマチ。

・高齢者のスタッフが多い大手もあり、不安。

・繁忙期はアルバイトや下請けが非常に多い。

・料金も格差が大きく、値下げ交渉するといきなり大きくお値引きするケースもあり、定価がないことによる企業姿勢が悪い大手も結構ある。


〇中堅の引越し会社は、私個人的にはおススメです。企業間競争が激しいこの業界。中途半端な企業は生き残り出来ません。

・スタッフにあたりハズレがある。

・破損等の万が一の際の対応が、マチマチ。

・繁忙期はアルバイトや下請けが来ることもある。

・料金は、大手に比べ比較的安く上がる。


〇小規模事業者は、親近感が売りだと思いますが、個人事業主で高齢(力不足や馴れ馴れしい、融通が利かない等)の確率が高く、微妙です。


以上の点を理解し、選択していくと失敗しない満足のいくお引越しができる可能性が高まると思います。

新生活のスタートは、引越し会社選びから初まると言っても過言ではありませんから。

失敗どころか、満足のいくお引越しが出来ることをお祈りします。

本日はこの辺で。

Twitterの衝撃

2010年01月22日 | Weblog
昨日


タイトル通りの本を買ってきました。

週間ダイヤモンドも一緒に。

共通するのはツイッターがテーマ。

以前から、興味と脅威を感じていましたが、具体的には知識がなく、今回で知識を得ようと思います。

ビジネスからメディアまで変えるという、本のサブタイトルに心が動きました。

週末に読むのが楽しみです。

シリーズ「失敗しない引越し会社選び⑤ 」

2010年01月19日 | Weblog
本日はシリーズ5回目です。

本日は、小規模引越し事業者をレポートします。小規模事業者の定義は、軽トラック1台から数台を有し主に小さいトラックで事業されている地域限定営業の10名以下の小規模企業(個人事業主含む)とさせて頂きます。





〇引越し専業は、まずありません。よってキャパシティ、対応、技術的にも多くは望めません。



〇会社に電話をしても携帯電話に転送されていたり、つながらないケースも普通にあります。
こんな事業者は、絶対やめた方がいいでしょう。



〇電話に出るのが事業主のケースも多く、人柄を感じられたらいろいろ相談してみてもいいと思います。値段や時間、その他のサービスでも気軽に応じてくれる可能性もあります。



〇破損、紛失、キズ等のトラブル対応には弱い事業者もあります。損害保険にも入っていない事業者もあるくらいです。事前に要確認です。



〇集客手段として、組合に所属して組合経由で受注しているケース(個人事業主)があります。この場合、組合側と温度差があり、受付時の細かい約束が反故のされるケースもあります。組合側と事業主は雇用関係には無いので強制力はありません。
よっておススメできません。



〇引越し以外の運送が主業務ですので、価格交渉はしやすいと思われます。



チラシをポストに入れる事業者について
ポストにはしょっちゅうチラシが入っていますが、注意事項を記してみます。
チラシのもっともらしいデザイン、雰囲気にだまされてはいけません。無視しましょう。

・〇〇引越し便と書いてあっても会社名、住所等が明記されていない。また会社情報が極端に少ない。こんなチラシはすぐゴミ箱へ捨てましょう。

・不用品回収と引越しをセットで大きく目立たせているチラシもゴミ箱へ捨てましょう。不用品回収業者が無許可で空いている時間に、片手間で引越しをしたりしています。法外な料金を請求されるケースが後を絶ちません。

・〇〇〇円~と表記しているケースが多く見受けられ、最安値を表記していますが絶対その料金で済むことはありません。こちらもゴミ箱行きです。

選ぶポイントは会社概要が詳しくきちんと説明されているといいですね。
代表者の名前、会社の取り組み、陸運局の許可番号、安さばかりでなく注意事項も表記されていると多少安心です。

先日、チラシに掲載されていた事業者の住所をたまたま通過したら、空き地でした。こんなケースはよくあるようです。
まずは、「その住所に所在があるか」この辺から確認しないといけないのかもしれません。怖い話です。チラシの業者を選ぶ場合は、特に細心の注意が必要ですね。ちなみに私なら選びません。

とは言っても、最大のチェックポイントは、チラシを見てホームページジがあるか無いかです。無ければ絶対やめましょう。ホームページがあってもしっかりと作りこんであるかは見極めて!悪徳業者の効果的な見極め方法はこの位しか見当たりませんので。

しかし、新聞の折込は比較的安心ですよ。







私の結論としては、1万円以下で、コワレモノもなく、タクシーでも積める位の荷物量でしたら考えてもいいかも知れません。



本日の私の偏見によるレポートは、ここまでにさせて頂きます。

シリーズ「失敗しない引越し会社選び④ 」

2010年01月18日 | Weblog
本日はシリーズ4回目。

前回に引き続き、今回は中堅どころの引越し会社を私の偏見でお話します。
中堅どころとは、全国ネットワークはないが、主要都市(地元)では知名度があり、社歴もトラック(軽トラック以外)も多少ある、こんな企業として定義してみます。






〇地元密着型で、リピーターが多い。
大手と比較しても、さほど違和感がなく、逆に地元に根付いて、教育もされていて大手よりも評判の高い企業もあります。口コミや評判も良いものも悪いものもあまり聞かれません。
悪い評判が無いということでは評価できますね。



〇上記とは逆に、手付金を要求したり、追加料金の請求、時間にだらしが無い、従業員の教育がなされていない企業も存在します。1回だけの利用が多く、リピーターは少ないのが特徴です。特徴として見積りや表示価格が、他社よりもはっきりと安い場合が多いかもしれません。



〇ホームページもしっかりとしているところが多く、一見大手と遜色なく見えます。
注意どころとしては、「損害保険に対応しているか」、「企業理念がはっきりとしているか」、「注意事項、引越し約款が明記されているか」等は当たり前ですが、私個人的にはホームページがわかりやすいか、おもてなしの心が感じられるか、交通安全(環境問題)に取り組んでいるか、この辺はチェックします。



〇「ユニフォームがあるか、また着用しているか、不潔ではないか」この辺にも注意してみたいですね。せっかくの新居ですし。
ユニフォームの無い会社は、社員でも私服(自前の作業着)ですので、当然教育までなされているとは考えられません。当然アルバイトも同様です。
ヒゲやピアス、茶髪、そして横柄な態度のスタッフがいる確率が高まります。
見極めは難しいのですが、ホームぺージをよく見たり、町を走っているトラックの運転手を見て判断するしかないかも知れません。候補に挙がった会社なら直接電話すると言う手もありますが。



〇受付に関してですが、フリーダイヤルの設置している会社は比較的安心です。お客様負担を軽減しようとする姿勢が感じられます。また、メールでも簡易見積り程度は、対応してくれるとなお安心だと思います。



〇電話口に出る、オペレーター(営業マン)は企業の顔です。一瞬でも不快感を覚たら、どんなに知名度があってもそんな会社は、最終的(現場含め)に絶対後悔します。やめた方がいいでしょう。万が一の破損時も良い対応が望めません。



〇キャンペーン(プレゼント)と称し、ダンボールや景品をチラつかせる企業もありますが、個人的にはどうかと思います。値下げなら、まだわかりますが。
引越しは、気持ちよく、問題なく、満足感を得られれば目的達成です。ダンボールも景品も目的ではありません。ましてや経費は企業負担です。結局、その分安かろう悪かろうになるか、実力で勝負できない理由があるかのどちらかに該当するのではないでしょうか。



〇見積り後、しつこく電話やメールをしてくる会社も要注意です。こちらはあえて説明は致しません。



〇ポストによくチラシが入っている会社に多いのですが、不用品回収をメインで謳ったり、「〇〇〇円~から引越OK」という言葉を使う会社はNGですね。引越し専業でなかったり、見積もったら(引越し終了後に)「すごい金額を請求された。」というトラブルケースがあります。〇〇円~と言う表記の「~」は、最終価格ではありません。



〇昔からNTTの電話帳(紙)に、小さくとも広告掲載している企業は、個人的に好感が持てます。電話だけしか載っていないものは別ですが。情報化社会の今、アナログにも力を入れているのは本気度を感じます。





ということで、中堅どころは私的にはおススメです(料金的にも)。

会社概要がしっかり書き込んであり、企業の想いが伝わってくるようだと、ハズレは無いと思います。とは言ってもかなり偏見が入っていますのであくまでも、参考程度にして下さい(笑)。



次回は、小規模引越し事業者をレポートします。





シリーズ「失敗しない引越し会社選び③ 」

2010年01月15日 | Weblog
本日は、繁忙期における大手引越し会社の特徴を、業界人の私の偏見で述べさせて頂きます。




まず大手(全国ネット)引越し企業。
上場企業も多く、比較的安定した売上げを保ち、有名なだけにそれだけで安心感を覚えます。しかし・・・



〇下請けトラック事業者を使用するケースが見受けられるため、サービス基準にムラが出ます。逆に下請けを中心に営業する商社的な大手企業もあり、一概に安心とは言えません。

〇上記の通り下請け企業を使う企業は、下請け企業の利益分も当然お客様負担になるので、割高になります。

〇大手だけに、広告費その他の維持費等の経費が中堅より大きく、やはり割高になります。

〇「企業は人なり」と言うことばもある通り、一定の教育は受けてはいるが当然担当により
、あたりとハズレが混在します。大手だからといって過度な期待は絶対禁物です、本当に。

〇直近に耳にした話で、引越し当日に「事前に申告していない荷物は積めない」と大手引越し会社のドライバーから杓子定規に断られ、困り果てたお客様が、引越し当日に当社のレントラ便にご依頼して来られたお客様がいます。お客様にお聞きしたところ、積めなかったのはお荷物はそれほど多くはなく、トラックも半分以上空いていたそうです。
事務方と現場の意思の疎通が出来ていない会社ですね。余談ですがこの会社は、全国規模でテレビCMもよく見かけますが、半年位前から経営危機に至っているという話を複数聞いています。

〇破損や紛失があった場合の対応は、比較的安心です。

〇心付け(チップ)は、あげてもあげなくても接客態度は変わりません。もらうとうれしいものですが、私なら引越し終了後、感謝の気持ちが芽生えた場合にのみ差し上げたいですね。

〇作業終了後のアンケートを目の前で書かされる場合がありますが、本人を目の前にして悪くは書けません。アンケート調査結果をホームページで公表しPRしている企業もありますが、あてにはなりません。

〇口コミサイトでは大手が多く登場してきますが、良い話は自作自演の可能性があります。話半分以下で受け取っていいと思います。仮に本当でもその優秀なスタッフが当たる可能性は皆無に近いと思います。
私でしたら、悪い書き込みが少ない会社を選びます。


〇大手だからと言って時間通りに来るかと言えば、NOです。全く関係ありません。
繁忙期は、無理やり受注し、連日深夜まで何件も掛け持ちで作業している為、想像以上に士気が下がり作業効率は上がりません。15時到着の予定があきらめかけた20時過ぎに到着したと言う話も珍しくありません。特に某社は有名です。


話は変わります。
近年引越し比較サイトが増えていますが、私個人的には絶対おススメできません。
理由は試してみて(業者側として)わかったのですが、アフィリエイト等のサクラが多く成約率は非常に低いのです。
当たり前ですよね、1件のお客様に10社前後が同時見積りする訳ですからその時点で成約率1割です。
見積もる側もそれを理解していますので、成約率を上げるため極端に低い料金で見積もります。
そうなると、どうなるか・・・
実際に見積りに来てもらうと、料金が跳ね上がります。場合によっては大幅な追加料金を請求されます。
また、実際に利用した方に何人もお聞きすることですが、とにかく企業側の営業がしつこいようです。「メールにて連絡希望」と書いたにも関わらず連日電話攻勢にあったとか、1ヶ月位電話が続いたというお話もあります。

トラブル防止のためにも、一括サイトの見積りだけで選ぶのはやめた方が無難です。
私でしたら、返信してきたメールの内容のみ見比べて、企業姿勢のみ確認し候補にする程度にします。





ということで本日はこの辺で。
次回は中堅の引越し企業の特徴を書いてみます。