思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

敦盛

2010年01月30日 | Weblog
日経新聞の「私の履歴書」を読んで。

シリーズもので、今は元首相の細川護煕さんの手記ですが、現実離れしている細川さんを取り巻く過去の境遇の話が多く、その他の話もピンと来るものが全くありませんでした、昨日までは。

しかし、本日はピンと来ました。




「人間50年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」


ご存知の通り、織田信長が好んだ「敦盛」の舞いの一節ですが、この一節を細川さんは高校の頃から強く魅かれてたようです。


「一度きりの人生、ただ命のある限りは、存分にこの肉体と精神のすべてを発動せずにおくものか」

以下、日経本誌より抜粋

「平均寿命が延びたといっても、社会に出て活動できるのは、せいぜい50年かそこいらでしかない。この限られた、かけがえのない人生をどう生きるか。
そこがまさに問題の核心であって、そうであれば小さなことにくよくよするのではなく、何事も完全燃焼するつもりで思いきりよくやっていきたい。」

「そんな気持ちで今日までずっとやってきた」

「なにかをやり遂げようという熱い思いを持ち続けたら、どんな壁にぶち当たっても必ずその向こうに見えてくるものがある」と信じているそうです。



僭越ながら私も同感です。
私もいつの頃からか、時代劇(大河ドラマ)をみて「敦盛」のこの一節が好きでした。

やり遂げたい熱い思い(目標)は、人生の節目ごとに変わるかもしれませんが一生持ち続けたいと思った本日です。