先週土曜日18日
福島県広野町まで行ってきました。
要件は、関東までのボランティアお引越しのお手伝い。
2tトラック、私一人で伺いましたが今日も筋肉痛です。
さて、ここは福島第一原発から直線で約20kmということで、
多少緊張していたのですが、思ったより警戒されていませんでした。
しかし、10時の時報と共に役場の防災無線にて、
現在の放射能測定値を発表していたのが、すべてを物語っています。
ちなみにその時の濃度は、毎時0.4マイクロシーベルトでした。
この辺の事情は、下水道が地震で破損してから、今に至るまで修復されておらず、
広野町駅前の金物屋さん以外は、すべて避難所生活を強いられているとのことでした。
場所柄、沿岸部の道路や下水道の修復には業者さんが入って来ず、
いまだ復旧、復興には時間がかかるとのこと。
引越し屋さんも近寄らないエリアなのかなあとも思います。
広野町役場も仕事等でやむを得ない場合以外は自主避難を呼びかけています。
まだまだ先が見えないところに、震災(原発)問題の大きさを感じます。
写真は、常磐道の現在の終点「広野町」インターですが、
南相馬市(右)方面にはバリケードが設置され、進入できません。
この地の写真は数枚撮りましたので後日、
レントラ便サイトにアップ致します。