思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

南相馬市から東京へボランティア(無料)引越し

2011年05月16日 | Weblog



弊社の被災地への取り組みとして、原発から30Km以内は無料にさせて頂いていますが、
本日、南相馬市から東京へお引越しをお手伝いしてきました。
見て聞いて、感じたことを箇条書きにしてみます。


●通行止めの箇所があり、東北道の二本松インターで降りましたが、周辺の田んぼには一切、稲は植えられていない。

●現地に向かう際、最短ルート[62号線]を選択したが、とても狭い砂利道の林道で余計に時間がかかった。
 正直、遭難するかと思うくらいの崖、そしてケモノ道でダメかな?と思うくらい不安でした。

●南相馬市内のコンビニは基本的に開いていたが、部分的に閉店していた。
 また、お客様の中にはテレビで見る防護服を着ていた人が多数いた。
 
●原発30キロ以内の小学校は、いまだ授業が始まっていないとお客様に聞いた。

●お引越しの際、多くのボランティアの方に手伝って頂いた。

●南相馬市の市街地はまだしも、沿岸部は写真の通り、回復作業はほぼ手付かずのまま(放射能の影響?)。
 
●市内の各お店(大型店含む)、ショップ(飲食店含む)は、半分以上は閉店していた。
 コンビニは開いたので、コンビニはインフラの一端として再認識した。

●山側ルートはとても狭く、わかりづらい。
 行き1回、帰り1回道を間違えUターン。

●東京都の公務員住宅には今日だけで90世帯、明日も90世帯の方がこちらから避難してくるとのこと。
 これから避難生活が始まることの重大さを再認識した。

以上のことより、
震災はまだまだ現在進行形であるということです。
きびしい現実を目の当たりにして、まだまだ応援活動は必要だと痛感する本日です。