今日はクリアランスでどうしてパイプを曲げているのかご案内します。私が最初にパイプ曲げに興味をもったのはサラリーマン時代、となりのスピードショップ久保さんで日産Ｒ３８１というレーシングカーのエキゾーストパイプを見た時からでした。当時は無垢棒を曲げそれにステンレスの１０×５ｍｍ程度の板をハンマーで叩いてアセチレンガスの手溶接で造り非常に見てくれの悪いものでした。何十人もの職人が何日も時間をかけて作られたものです。それに比べればワンオフでも汎用ベンダーを使えば随分楽にパイプも曲がるようになりました。１０ｍｍ程度の曲げは今でも砂をつめ焙り手曲げもします。まずはエンジンガードの曲げをごらんあれ。