goo blog サービス終了のお知らせ 

なら斬り開く?!

アジもホッケも、物事さえをも、斬り開く。

「暗いトンネル」が身体を守る。

2014年03月14日 | 音楽
「退屈を煮詰めた僕の十代も
       暗いトンネルのようだった二千年代も
 朝靄とネクタイ 満員電車を乗り継いで
       やっと辿りついた 今日」

       ローリングストーン / ASIAN KUNG-FU GENERATION


──────────────────────────────────

「暗いトンネル」という比喩がさ、もしかしたら
あんまり悪い意味でもなくって。よい意味のよう、
といいますか。
「暗いトンネル」が、ぼくの身体を守ってくれていた!
のかも? って思いはじめたのは‥‥

連続テレビ小説『あまちゃん』での震災が起きたシーンより、


  東京へと向かうユイちゃんを乗せた北三陸鉄道の列車は、
  地震によって、トンネルのなかで急停車する。

  しばらく時間が経ったのち、車掌・大吉っつあんは、
  外で何が起きているのか確かめてくる。と列車を出て、
  トンネル出口より射される光をたよりに、歩く。

  (♪ゴーストバスターズ と口ずさみながら。)

  外まで辿りついた大吉っつあんと、
  あとをついてきたユイちゃんが、そこで見た景色とは‥‥


列車は、トンネルの中に居たからこそ、守られた。

世の中にはさ、いろいろな
「暗いトンネル」があると思うのだけれど。もしかしたら
その「トンネル」という比喩のなかには、そのような
「守る」という力も、あるのかもしれないなぁ!

と感じてる。

たとえばね、じぶんなりに言ってしまいますとー。

本を読む、とか。音楽を聴く、とか。
映画を観る、マンガを読む、絵に触れる、落語で笑う。
などなどの、なんてゆーのー、「物語」?!

「トンネル」をくぐり抜ける。
かのごとく、ちゃんと身体ごと入れ込んで、
「物語」を鑑賞することが出来たなら‥‥

っていうよーなぁ、そんなとき、
とても重要になってくるのはーっ!!

現実に存在している、あらゆる種類の「物語」が、
よい物語なのか? 悪い物語なのか?
を見分けられる力。


2008年3月4日。

ぼくが一度このブログをやめる、っていうときにね、
このとき↑のこれ、いま読むと、めっちゃ恥ずかしい…)
村上春樹さんの『これだけは、村上さんに言っておこう』より
引用いたしました春樹さんのことば


  「良質な物語をたくさん読んでください、(‥‥)
   良質な物語は、
   間違った物語を見分ける能力を育てます。」


のことを、それからもずっと頭に秘めながら、
「♪やっと辿りついた 今日」
32歳になりましたぁ。どーもありがとう!!!!

2014年3月14日 @ 帰る家もないぜ 知られもしない

気分はどう? 

近未来

2014年03月10日 | 音楽
「あー教えて下さいよ 僕らの近未来を
       緑の地球はどうなるの
 なにかが爆発するかもしれないよ
       愛と平和だけ 捨てないでね」

       近未来 / 奥田民生


──────────────────────────────────

先週カーステでね、奥田民生さんの
ベストアルバム『記念ライダー1号』を聴いていたら。
やっぱり『近未来』よいなぁー! って思いました。

と申しましても。

じつはぁ、おれ、はじめはねー
『近未来』のこと、あまりぴんとは来ておりませんくて。
でも、それが! 震災後はじめて行われた、
民生さんの全国ツアー『おとしのレイら』のアンコールで、
『近未来』が演奏されて‥‥

(なんてこと言いながら、そのときのツアーはおれ
 参加していなかった。その年は、ユニコーンのコンサートと
 「ひとり股旅スペシャル@嚴島神社」の映画館生中継で、
 もう、おなかいっぱいになってしまっていたぁ。

 なので、セットリストを見て)

から、もうねぇ、とってもとっても
お気に入り!な1曲になりましたぁ。


♪むだな言葉など 僕等にいらないよ


そういえば、きのうの朝、
うぐいすがちょっと鳴いていた、ような??

お庭の鉢植えでは、クリスマスローズと
ハーデンベルギアのお花が咲いているし。

きょうも日本に、日は昇る。

そんなこんなのぉ!!

民生さんの、そのツアーのライブアルバム
『 Gray Ray & The Chain Gang Tour Live in Tokyo 2012 』
での『近未来』を聴きながら‥‥

2014年3月10日@LOVE&PEACE

SEA SONGS OF THE YEARS

2013年12月07日 | 音楽
「OK 行ってみよう
    ゆくえはどうかな
        あの大きな海が見守っている」

        マイカントリーロード / 奥田民生

──────────────────────────────────


奥田民生さんの NEWアルバム
『 O.T. Come Home 』を聴いてたらー。

民生さんの音楽で、
「海」がモチーフになっていたり、
そんな場面がでてきたりする曲って、

どれも素敵だなぁ、とおもいました。


──────────────────────────────────

「海辺を進む トドの群れ
        大量の音符の海辺
 春の空 丸い空
        無数に泳ぐ音の海」

        息するように / 奥田民生

──────────────────────────────────


『マイカントリーロード』のほかには、
『息するように』の
海のかんじ、かっこいい!!

とかさ。そして、

民生さんのいぜんの曲では
なにかなー? とおもって。
最初に思いついたのは、やっぱり『海へと』!!


──────────────────────────────────

「あなたも 私たちも おそらく
        誰もがみな
 体を いや心を 癒しに
        海に出かけて行くのでしょうね oh yeah」

        海へと / Puffy

──────────────────────────────────


というわけで、
彼は、海へと行くわけですが。


──────────────────────────────────

「熱い風 海の中道
        オーシャン・ビューの丘
 高い虹 海の中道
        ジェット機がくぐる」

        海の中道 / 井上陽水奥田民生

──────────────────────────────────


たどりついた先は、
福岡県の
海の中道海浜公園。

そこで彼は、なんと彼女に‥‥


──────────────────────────────────

「君はまるで海のよう
        はるかなる太平洋」

        マシマロ / 奥田民生

──────────────────────────────────


的な、プロポーズ!!


──────────────────────────────────

「僕等は
        海と青空に誓った」

        MOTHER / Puffy

──────────────────────────────────


母なる海にむかって、


──────────────────────────────────

「荒れる海原に 船を出せ」

        愛のために / 奥田民生

──────────────────────────────────


ふたりは出航を誓う。


──────────────────────────────────

「海の上を 海の上を
        毎日こいで こいで行く
 僕の腕や 君の胸は
        少しずつ膨らむ」

        愛のボート / 奥田民生

──────────────────────────────────


そんなこんなの、


──────────────────────────────────

「マーマレード色した二人のプールは
        ホームメイドバターの青い味がした
 さっきまで 何もなかった
        さっきまで 生きてよかった」

        カヌー / 奥田民生

──────────────────────────────────


あれやこれやで、


──────────────────────────────────

「ほうら
    目の前は透明の広い海だ
        その腕とその足で戦え」

        息子 / 奥田民生

──────────────────────────────────


こどもがうまれるが。。。


──────────────────────────────────

「陽炎の向こうから
    来いよ来いよと呼んでる
        刹那になってしまいなと呼んでいる」

        KYAISUIYOKUMASTER / 奥田民生

──────────────────────────────────


つぎの瞬間、
彼には魔がさしたっ!!


──────────────────────────────────

「全部おしまいだから さじかげんなしで行こう
        海の奥底深く 天国までしずもう
 ひとみとひとみ
        ただ見つめあって」

        海の中へ / 奥田民生

──────────────────────────────────


ゆらゆらと踊る手招きに、
彼は
ふらふらとちかづいていくー。


──────────────────────────────────

「サービスエリアに 黒い雲
    水溜まりが海になって
        ミステリアス プリーズ」

        2 CARS / 井上陽水奥田民生

──────────────────────────────────


うーん、うぅーん‥‥
とうなされながら。


──────────────────────────────────

「たかが 小波が うずをまいて
        ばらばら 旅の空 油のない船
 私も はなから たわいのない 
        旅の若僧 旅の若僧 旅の若僧」

        船に乗る / 奥田民生

──────────────────────────────────


はっ! と目がさめると、
ひとり船の上。

彼は、じぶんがたわいのない
旅の若僧だと気づく。


──────────────────────────────────

「雨は降る
        右に港 左には砂浜
 風はなく 鳥が鳴く のら犬が横切る
        この海の先は外国なのか」

        海猫 / 奥田民生


──────────────────────────────────


ぼーっと、海の先の先の
外国を、
こころに浮かべながら。


──────────────────────────────────

「アメリカ ジャマイカ インドネシア エチオピア
    山と 海と 飛び越え 鳴らせ
        彼方へ 飛ばせ」

        CUSTOM / 奥田民生

──────────────────────────────────


口ずさんだそのあやふやなハミングは、
そのまま、歌となり、
ギターとなり、叫びとなって。


──────────────────────────────────

「最高速だ 3倍速だ
    空と海を
        飛び越えて行け」

        イナビカリ/ 奥田民生

──────────────────────────────────


モーレツなスピードで、
海のうえを
ジグザグに駆け抜ける。


──────────────────────────────────

「森をぬけたら 山をこえたら
        遠く海が見えたら
 君と変えたら 君とこえたら
        君と海を見れたら」

        最強のこれから / 奥田民生

──────────────────────────────────


その想いは、森をぬけ、山をこえ、
海までたどりついたとき。
彼は、君のことをおもいだす。


──────────────────────────────────

「今から海を
    背にして君を めざして
        また歩いて」

        今から海を / 奥田民生

──────────────────────────────────

そして、
彼はそっと立ちあがり、
海を背にして歩きだす。


  ♪おぉー おー お お お おぉー


でもって!
なぜ、こんなことに
なってしまったかと言うと‥‥


──────────────────────────────────

「海の波の続きを見ていたら
        こうなった」

        さすらい / 奥田民生


──────────────────────────────────


海の波の続きを見ていたから、
こうなったのねー!

まんまと、胸のすきまに
入り込まれてしまったわ。

じゃ、またー。

愛憎について。(B'zを聴きながら…)

2013年10月12日 | 音楽
「大破綻の雰囲気が世界中を取り巻いて朝夕
      空騒ぎ
 西から東から警告が溢れて
      どっから手をつけよう?」

      愛と憎しみのハジマリ / B'z


──────────────────────────────────

B'z を聴きながら、
「愛憎」について考える。

といってもさ、
「愛憎」ってことばは
さいきんの覚え立てで。

でもなんかこう、
「愛」と「憎しみ」はセット!
とゆーか。

個人どうしの人間関係ってのは、
たぶん
「愛憎」のことで。

付き合いが
長ければ長いほど、

距離が
近ければ近いほど、

「愛憎」は、
どうしても
頭をもたげるの‥‥???


──────────────────────────────────

「新しさ追いかけ せっせゴミ出すMorning
   愛だと思うものが 金にすりかわるNight
      それでもLife goes on」

      MONSTER / B'z


──────────────────────────────────

それはもう、

『 LOVE PHANTOM 』的というか、
『 ZERO 』的というか、
『 MONSTER 』的というような。

どーしようもねぇ感じ?!

いつまで経っても
こんなもんだから、
どうにもこうにもならない。

「愛憎」が思い浮かんでしまったとき、
「愛憎」から逃げたなら、
「愛憎」はさらに膨れ上がる‥‥

‥‥あっ、そうそう!

ひさしぶりに
『 MONSTER 』聴いたら、
めっちゃカッコいいーっ!!!


──────────────────────────────────

「ボクのせいじゃないと
   口に出してしまったら
      そこから先には 道はない」

      Time Flies / B'z


──────────────────────────────────

『破れぬ夢を引きずって』の


   ♪自分のせいにできるのなら
    遅すぎる人なんていない


や、『 Time Flies 』の


   ♪自分のせいだと思えばいい
    そして自分を変えればいい


のように、
逃げないで、なんとか、考え抜く。
「愛憎」のなかをくぐり抜ける。

というやりかたは無いものか?!


   ♪愛したいの 消えたいの どうしたいの / SHINE


「排除する」方法や、
「いなくなる」方法は、
ひとつのアイデアなのかもしれんけど。

ほんとうの解決にはならん! 
と思いながら‥‥

B'z のシャッフルは続く。


──────────────────────────────────

「 love me ぴりぴりするなら
      すぐにムッとするのグッと耐えて
 I love you 愛をはきだして
      それでもカッときたなら baby, let's dance」

      love me, I love you / B'z


──────────────────────────────────

内田樹さん×名越康文さん×橋口いくよさん共著
『本当の大人の作法』という本のなかで、
内田さんは


  「『愛』の反対語は『敬意』だからね」(p.168)


とおっしゃっていたけれど。
それはたぶん
人間どうしの「距離」のことで。

・(適切な)距離を取る。

・(耐え切れずに)距離を置く。

の違いとゆーか。


   ♪憎らしいもの うらやましいものたち
    許すことから はじめりゃいい / MONSTER


   ♪楽なことだけしたいのなら
    それなりにだれか笑わせて / Time Flies


   ♪Let's give it away けなしてないで
    たまにゃ海も山も人も誉めろよ / love me, I love you


という歌詞は、
適切な距離の取り方のことを
歌われている気もしてきた。


──────────────────────────────────

「言葉ひとつ足りないくらいで
      笑顔ひとつ忘れただけで
 ほんの少しのすれ違いだけで
      全部あきらめてしまうのか」

      HOME / B'z


──────────────────────────────────

『愛と憎しみのハジマリ』での


   ♪ときどきそれは愛じゃない‥‥
    愛に似てるけど愛じゃない


みたく、
「愛憎」ではない
「愛憎」をくぐり抜けたような「愛」、つまり


   ♪キレイな愛は綺麗なの? (『キレイな愛じゃなくても』)


うえーん‥‥。どーしたらいいのかはよく分からんけど、
(そのあとの)『 HOME 』を聴いてたら、なんか
涙がでてきた。。。

そして最後は『 Brotherhood 』!!


   ♪baby, We'll be alright…


ひとりきりじゃねぇ!!

『 1980 』

2013年09月26日 | 音楽
「雑誌の上の能面付けろ
      袋詰めのポーカーフェイス
 真四角でも飾り付けろ
      囃し立てろ 今日だけ」

      1980 / ASIAN KUNG-FU GENERATION


──────────────────────────────────

このまえアジカン好きの友だちと話してて。

「やっぱ『ランドマーク』いいよね。
 どの曲がいちばん好き??」のしつもんに、
「アネモネ(の咲く春に)!」と答えながら。

でも、なぜだか
それからさー
『 1980 』が脳内リピートしまくりで。

これ、たぶん『ランドマーク』発売したすぐあと、
その友だちと行ったカラオケで、
彼が『 1980 』を歌ったからかなぁー??

とおもいながら、いま『 1980 』聴いてます。

『 1980 』はね、じつは
『ランドマーク』のなかでは唯一、
さいしょちょっと苦手だった曲で。

そんなとき、友だちがカラオケで歌ったものだからさ、
驚きながらも「へぇー!いいじゃん」って
それから少しずつ気になりだした曲ですー。

と、、、

それにしても、発売から1年経つけど、
『ランドマーク』だいすきっ!!
まだまだクルマで聴きまくりだもんー。

これってさ、
ボーカルの後藤さんが
雑誌『 Talking Rock! 』8月号でお話されていた、

『ランドマーク』の曲ほとんどを
ヨーロッパ公演で歌わなかった理由として、


   「『ランドマーク』の曲たちは、
    日本へ向けたドメスティックな曲だから」


(資料がいま手元になくて、ことば↑はうろ覚えです。)

っていうのと、
なにか関係があるかもしれない。
とおもいました。

たぶん、さいきん
内田樹さんの『日本辺境論』を読んだから、
そうおもったと思うんだけれど。

『ランドマーク』は司馬遼太郎!

というかさ、
後藤さんがご自身のブログのなかで
『 1.2.3.4.5.6. baby 』の曲紹介をされたとき、


  「実はこの曲も
   「斜(7)めになって」
   「蜂(8)になって」
   「苦(9)しくなるなら」
   「遠(10)のいて」
   「一時(1)の曇り」......と
   日本語パートも数え歌を続行しています、地味に。
   これはどんな言葉に訳しても、日本語でないと理解できないですよね。

   例えば、村上春樹さんの小説が世界で評価されるのは、
   内容として、こういう英語にした場合に
   理解されないところがないというか、越境的というか、
   そもそも国境や言語の壁が
   内容として敷かれていなんだと俺は思うんですが、
   改めて、自分は日本人で、
   しかも内向きな表現をしているんだなと思うんです。
   こういうアルバム全体の言葉遊びを考えると。」


とおっしゃっていて、
「すごい! おもしろい!」とおもったのですが。

こういう、この感じが
『日本辺境論』で内田さんが書かれていた
司馬遼太郎さんと村上春樹さんの作品の違い、
というか。

誰が誰に宛てた物語か? というような。

そんなことを、
『ランドマーク』と『 1980 』を聴いて、
改めて感じました。

日本へ宛てて込められた
『ランドマーク』の愛と祈り(と皮肉も?!)に、
おれは癒されているんだよねー、たぶん。


‥‥っていうわけで、
さらっと書こうとおもっていたのが、
長くなりました。

だいすきだから、しょーがない。

読んでくれて、ありがとう! またね。

ステキな態度。

2013年09月19日 | 音楽
「幸せなら 態度でしめそうよ」

     幸せなら手をたたこう / 坂本九


──────────────────────────────────

なんねんか前に、
昔の歌もいろいろ聴いてみよう!とおもって
図書館で
坂本九さんのCDを借りてきて。

そのときね。

『幸せなら手をたたこう』を聴きながら、
この歌は知っていたけれど、
あらためて聴いた
その歌詞にすこし驚いた。


♪幸せなら 態度でしめそうよ


と歌われる「態度」ってことばはさ。
たとえば
「あいつは態度がわるい」とか、
「失礼な態度をとる奴だ」みたいに、

マイナスの使いかたをするイメージを
じぶんは持っていて。

それが
『幸せなら手をたたこう』だと、
なんとなく、説教の
「たのしいver.」のように使われていて。

これって、

「態度」ということばがもつ意味合いが、
いまとこの歌が歌われた当時とでは
すこし違ってきているのか。

それとも、
じぶんの感覚がどっかズレとるのか
よくわからんけど。

視点がひとつ増えた気がして、うれしくなった。


──────────────────────────────────


「オー ユー・ニーズ・タイミング
     アー ティカ ティカ ティ力 グッドタイミング
 トカ トカ トカ トカ この世で一番かんじんなのは
     ステキなタイミング」

     ステキなタイミング / 坂本九


──────────────────────────────────


じぶんは、
坂本九さんの歌だと、特に
『ステキなタイミング』がだいすき!

たのしくなってくるもんね。

なんかもう、こーなったらさ、
『ステキなタイミング』と『幸せなら手をたたこう』を
ぎゅーっとくっつけちゃって。

「ステキなタイミングで
 幸せを 態度でしめす。」

略して、
「ステキな態度。」
みたいな感じを目標にやっていきたい!

とおもいながら、歌う。


♪いえうぃーほー!

『 bouquet vol.5 』

2013年08月26日 | 音楽
豊橋市曙町の園芸店 garage にて、
ライブイベント『 bouquet vol.5 』
参加してきましたーっ。

すっごいたのしかったぁ。

ツバメ食堂さん(豊橋市前田南町)の「つむじパスタ」も、
喫茶 縣さん(浜松市中区)の「テンペバーガー」も、
ドリンクのジンジャエールも、 おいしかったし。

音楽は、おなじみ
このブログにも何度か書いた alaska highway 50 さん、
ライブペインティングもすごかった原田 章生さん、
新アルバムがカッコよかった botanicai life の方々と。

圧巻だったのは、
激しくてアフリカンな太鼓とダンスの
サブニュマ名古屋さんっ!!

演奏しながらの登場が、まずインパクト絶大で。
あとは、
音を響かせて、悪いものを寄せ付けない。
ってゆーの?
音楽の力ってすげぇ!って改めておもいながら、
ちょっと泣きそうになった‥‥。

そしてっ!
garage さん、リニューアルOPEN されてて、
さらにめっちゃ素晴らしい感じになっていた。

また、あそびにいこー。

人間は水である。

2013年06月21日 | 音楽
「雨が降りやんで
     少し乾いた道端に宿るイメージと
 舞い上がった名も無き正義が
     君の言葉を奪うのだろう」

     マシンガンと形容詞 / ASIAN KUNG-FU GENERATION


──────────────────────────────────

人間の身体の約60%は、水である。

というならば、
その残りの40%は
ちょっとおまけしてもらって。

「人間は水である。」
と、略しちゃっても
いいんじゃね??

ぼくも水だし、あなたも水だし。
あの人もこの人も水で。だから、
みんながみんな水であり。水に水を水は水!

その水と、あの水が、出合うとき。

水同士が衝突し、
水の流れは渦となり、
循環し、交流し、やがてひとつの水となって。

また、それぞれの水に戻っていく。


「水は… 完全に…… どこまでも自由」

ということばが
井上雄彦さんの漫画『バガボンド』35巻に
載っていたけど。

「水」だと仮定してしまった人間は、
水同様にどこまでも自由か??
といえば、そうじゃない。

水で出来てない、残り40%の部分があるからね。

その残り40%とは、なんなのか? って考えると
20%は、痛みを感じる感覚(=身体)。
20%は、嬉しいと思える感情(=こころ)。

つまり人間は、ただの水ではなくって、
感覚と感情を持った水である。
と言えるかな?!

そして、

その「感覚と感情を持った水」は、
やがて「文明と文化を築く水」となり、
ついには「マシンガンと形容詞を使う水」になる‥‥


なんつーことを、
昨日の夜、大雨の車中で
アジカンの『ランドマーク』聴きながら思った。


♪世界を撃ち抜く言葉を

wait and see

2013年05月25日 | 音楽
「愛情
   向かって左に欠乏
     だから君が必要
       冷たい態度で自分を守ってるつもりなの?」

       Wait & See ~リスク~ / 宇多田ヒカル


──────────────────────────────────

会うと辛い。

だからといって

会わなくても 辛い。

そして

「会わなくても 辛い」といいながら

その辛さに耐えられず 会ってしまうのは

もっと辛い。

話しても辛いし 話さなくても辛い。

電話しても辛いし 電話しなくても辛い。

なにをしても辛いし なにもしてなくても辛い。

ということは つまり極端にいうと

生きてても辛いし 生きてなくても辛い。

この世でも辛いし あの世でも辛い。

そんな人間関係があるとして

それを

「会うと嬉しいし 会わなくても嬉しい」

というものに 変える力をちょうだいよ

そのためには


♪Oh baby wait and see


癒せない傷なんてない!

Baby 何もかも

2013年05月06日 | 音楽
「見知らぬ夜に
     泣いているのか 眠っているのか
 離れていても お前のことは 全部知っておきたいのさ
     何もかも Baby」

     Baby 何もかも / 忌野清志郎


──────────────────────────────────

忌野清志郎さんの
『完全復活祭 日本武道館 2枚組ライブアルバム』に収録されている
『Baby 何もかも』が
いつ聴いても なんど聞いても
あまりに素敵すぎる!

曲の内容はねぇ、たぶん
ぼくにはまだまだ早くてさ。
こういうような歌を、
めっちゃかっこよく歌える
キヨシローさんのようになれたらいいなぁ!と思ったり。

そして!
前半のしんみりした感じから一転、
後半からの
わくわく楽しい盛り上がりの部分が、
もうどーにも大好き!


──────────────────────────────────

「何もかも Baby どんな事でも
     知りたい 知っておきたい
 泣いた事 笑った事 辛かった事 楽しい事
     Baby 何もかも Baby」

──────────────────────────────────

ずーっとループになってるこの部分をさ。

たとえば散歩中、ふと口ずさみ始めると
もういつまでも 何十分も
ずっとずーっと歌いつづけちゃって。
気がついたら、あれ?! 家に着いてた!!

みたいな。

ぐるぐると歌いつづけているうちに、
頭のなかのゴツゴツが
いつのまにやらスープになって、その湯気が
ふんわり空に舞い上がっていくような、そんな気がしてくるよ。

そしてーっ!!
キヨシローさんの歌がひと息ついての
後奏演奏中。チャボさんかな、伸ちゃんさんかな?


「ミスターキング 忌野清志郎ぉー!」

「ミスターゴッド 忌野清志郎ぉー!」

「完全復活ー!」


と叫ばれる声が、泣ける‥‥

バンドメンバーの方々も お客さんの方々も
みんなみんな、キヨシローさんのことが
大好き! 
っていう感じがさ、もう。。。

ぼくは、キヨシローさんの音楽を
CD やテレビでしか聞くことができなかったけど。
でも、キヨシローさんの音楽を
今でもこうして聴くことができるっ!ということに、感謝。

どーも、ありがとー!


でわでわ。GW 最終日!
よい1日になりますように。

今日はおでかけしてくるぜっ!

ベイベェー!

転がる岩、とリスペクト

2013年04月24日 | 音楽
「岩は転がって
     僕たちを何処かに連れて行くように
 固い地面を分けて
     命が芽生えた」

     転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION

──────────────────────────────────

THE FUTURE TIMES 』増刊号の、
佐野元春さんとゴッチの対談をよんで。
敬意とロックンロール!について考えながら、
まえに観たアジカンのライブのことを思い出した。

それはね。『マジックディスク』発売後の
『Tour 2010-2011 「VIBRATION OF THE MUSIC」』、
浜松 Live House 窓枠での公演で。
フジファブリックのダイちゃんがサポートされたツアーね)

ひさしぶりのライブハウスで、
すっごいたのしかったー! のだけど。

なにやら、ライブ中に
ひとりのお客さんが演者に
キツい野次を飛ばしていたみたいで。
(うしろで観てたからよくは分からんかった‥‥)

で、その野次はずっと続きながら。
アンコールの1曲目が終わったときだったかな。
ゴッチが MC で、

「ぼくらは、あなた達に対して
 リスペクトをもって演奏しているつもりですけど。
 そういうのは良くないんじゃないんか?」

みたいなことを(ちょっと強めに)話されて。

そのあとは、もうシーンとなって‥‥
という場面から演奏された、最後の曲
『転がる岩、君に朝が降る』が忘れられない。


そのさ、ゴッチの
「リスペクトをもって」の MC を聞いたあと。

俺も果たして、
演者の方に対して「リスペクト」をもって
音楽やライブを聴けていたのか?!

てなことを考えた。


そーいうよーなさぁ、昔のことを
思い出しちゃったよ。。。

雨だねぇ。よい1日をすごしてね!


♪ローリング ローリング!!!

敬意とロックンロール!

2013年04月23日 | 音楽

「駆け出そう世界へ Say yeah!!!
     肉体の躍動だ Baby
 永遠を このフィーリングを
     ずっと忘れないでいて」

     今を生きて / ASIAN KUNG-FU GENERATION

──────────────────────────────────

先日もらってきました『 THE FUTURE TIMES 』増刊号の
佐野元春さんとアジカン後藤さんの対談よんで。
佐野さんも、後藤さんも、カッコいいっ!!

なんかもう、
おふたりとも「敬意」に満ち溢れていて。
「すごい!」の一言。。。

たとえばね。対談のなかで、
アナログとデジタルの音について
対話をされているときの、後藤さんから


「たとえばアメリカのインディロックファンの若い子は、
 最近ではアナログレコードでは飽きたらず、
 カセットで作品を買ったり、バンド側も
 そういうものをリリースしたり、揺り戻しみたいなのがあって。」


ということばを聞いた佐野さんが


「それがロックンロールだ!」


とおっしゃる場面があって。

そしてその先の
佐野さんがお話されることばがさ、もう感動して‥‥
その箇所を、ながくなりますが
引用いたします。


「五感を駆使して聴いたときに、
 メインストリームから出てくる工業製品的なCDサウンドよりも、むしろ
 自分たちがリハーサルスタジオで録った音のカセットテープのほうが
 ゴキゲンに聴こえるぜ!っていう感覚だよね。

 そこの差を嗅ぎ分けるか嗅ぎ分けないかが、
 僕は大事なことだと思っている。
 ロックンロール・サウンドを作るときにはね。

 だからそういう感覚のロックファン、
 そういう感受性を持ったリスナーもいるんだということを、
 僕たちレーベル、あるいは作る側は、
 絶対忘れてはいけない。

 僕は常に、自分より感受性が豊かな人たちが
 聴いてくれるんだと思って、ちょうどいいくらいなんだ。
 だから彼らが聴いてくれることに、
 いつも、いい意味での畏(おそ)れを抱いている。

 ″このへんでいいや″と手を打つことは、
 どうしてもできない。」


とおっしゃる佐野さん、
すごい…。

そういえば、後藤さんが
以前『 Vo.ゴッチの日記』で、


「佐野さんはいつ会っても格好良くて、優しくて、
 後輩の僕から見てもキュートで、素敵だなと思う。

 一切、上から目線の言葉がないというところも
 佐野さんの凄いところだと思う。
 こういう大人になりたいなといつも思う。」


と書かれていたけど。
その感じがどこか分かるような、
そんな気を受けました。

そしてそして。

この、ロックンロールと
「敬意」や「リスペクト」っていうことで、
ひとつ思い出したことがあるのだけど。

そのことは、また次回のブログで書きますねー!


yeah!!! yeah!!! yeah!!!

「難しい問題だよね」

2013年04月22日 | 音楽
Mr.Childrenの桜井和寿さんが、
NHK『佐野元春のザ・ソングライターズ』という
佐野元春さんの番組に出演されたときのこと。

番組では、毎回
佐野さんからゲストの方々へ
定型質問をするコーナーがありまして。

その、佐野さんからの
「嫌いな言葉は?」という質問に、
桜井さんは

「難しい問題だよね」

っていう言葉を挙げていらしたのが、
とても印象に残っています。

それを聞いたとき以来かな。
「難しい問題だよね」という言葉を、
なるべく言わないように、思わないように、
意識してるのだけど。
なかなかねぇ、うまくいかなかったり。
ときには、場をまちがえて
うっとうしがられたり。

どのくらいの加減で? というのが、
まだよくわかってないのよね。。。
これではあかん。

ま、やるっきゃないっす!


と、話は変わって。

「 RECORD STORE DAY 」の4月20日、
THE FUTURE TIMES 』増刊号もらってきましたぁ!



まずは少しだけ読みまして。
佐野元春さんとアジカン後藤さんの対談や、
サカナクション山口一郎さんのインタビューなどなど、
素晴らしい!

まだまだじっくり読むっす。

でわでわ。
冷える日つづくけど、
今週もどうぞ元気にね!

地球三兄弟のライブ DVD を予約した

2013年04月08日 | 音楽
「俺たちは兄弟
  いや そっちの兄弟じゃない
   そこは あんまりポイントじゃない」

   すっごい汗 / 地球三兄弟

──────────────────────────────────

5月29日に発売される
地球三兄弟のライブ DVD を、
もしも予約したならば。

まずは、
地球三兄弟のメンバーである
奥田民生さんと、真心ブラザーズのお二人。

サポートメンバーの
ソウル・フラワー・ユニオン 奥野真哉さん、
SAKEROCK 伊藤大地さんのお二方。

そして、収録当日の
ドッキリ企画として登場された
トータス松本さん。

ライブで演奏された曲の元を歌われた
Jimi Hendrixさん、The BeatlesBob Dylanさんと、
西城秀樹さん。

収録された会場の Zepp DiverCity TOKYO と、
特典映像として収録される
渋谷区文化総合センター大和田さくらホール

Ki/oon MusicSony Music Artists という
ふたつの会社さん方。

などなど、
もっと多くの関係者さんの方々が
音楽やコンサートに関わっておられて。


Amazon での予約には、
Apple のマックと、ブラウザは Opera で、
支払いは VISAサーラカード

発売日になったら、
ヤマト運輸さんなどの配送業者が
NEXCO 中日本などの交通路などをつかって。

トラックの運転手さんは、もしかしたら
セブン-イレブンキリンビバレッジの缶コーヒーを飲んだり、
週刊少年ジャンプ東スポを買ったり。

そのトラックには、
矢沢永吉さんのタオルや、
漫画『ワンピース』のグッズが置いてあったり。

いっぽうそのころ、運転手の奥さんは
JA で買い物をして、タカラスタンダードのキッチンで夕飯をつくり、
旦那さんの帰りを待つかもしれない。

そんなドラマがありながら。

DVD は、豊橋の自宅までぶじに届き。
父が包みをポストから持ってきてくれて。
母がそれを僕の部屋に置いてくれて。

それを見た僕はお礼を言い、商品を箱から取り出して、
DVD を Sony のプレーヤーに入れ、
映像が Aiwa のテレビデオに映し出される。

使う電気は、中部電力
リモコンの電池は、パナソニック

その3時間後、
僕は DVD を見終わる‥‥


‥‥という顛末を、

昨年98歳で他界した祖母と
僕の生まれるずっと前に死去されていた祖父、

僕が幼稚園のころ亡くなった母方の祖父母、
そして、たくさんのご先祖さまが見守っている。


っていう展開が、
あるような‥‥ないような‥‥。

そして、夜が明ける。

センスの感覚。

2013年04月04日 | 音楽
「富を得た者はそうでない者より
     満たされてるって思ってるの!?
 障害を持つ者はそうでない者より
     不自由だって誰が決めんの!?」

     擬態 / Mr.Children

──────────────────────────────────

そーいえば、と思ったのが。

おれ Mr.Children が大好きなんだけど。
ミスチルの歌ではじめて知ったことって、
たくさんあるなぁって。

たとえば、アルバム『 SENSE 』と
収録曲の『擬態』はさ。

よく「あのひと、センスいいね!」って言うときの
その「センス」って、
「感性」や「才能」のことを言うよーな
そんな気がしてたんだけど。

『擬態』聴いてからは、
『 SENSE 』ということばには
「感覚」っていう意味があることを知りました。


──────────────────────────────────

「目じゃないとこ
     耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ
 見落としてしまう
     何かに擬態したものばかり」

──────────────────────────────────


『 SENSE 』が発売されたとき。
1ヶ月前に発売日が発表されただけで、
その発売直前まで、ジャケットや曲目、
アルバムタイトルまでもがシークレットで。

発売されてからも
メンバーのインタビューすら一切なく。
コンサート訪れたときが
初めての顔合わせ、っていうような感じ!?

いま思えば、その感じのまるごとが
「『感覚』を研ぎすます」だったなぁ!
って感じてます。


きょうもよい1日になりますように。

桜もすこし散ってるのかな。
もーちょいだいじょぶかな。